プレスリリースを書く方法は… 「真似るが勝ち」

プレスリリースを書く方法は… 「真似るが勝ち」

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

プレスリリースは、あくまで取材獲得の手段であり、それを書くこと自体は目的ではありません。

これが私の信条です。

リリースを書くために多くの時間と手間を費やすのは、ナンセンスだと思っています。取材やマスコミ露出という成果をより多く出したいなら、リリースを書く時間を、マスコミ関係者とのコミュニケーションに使うべきです。とはいえ、プレスリリースを書くことも、取材獲得の一手段には間違いはありません。

そこで今回は、特に広報PRの初心者の方におすすめの、『爆速』で、しかも『高品質』なプレスリリースを書く、ゲリラ的な方法をご紹介します。

『爆速』×『高品質』なプレスリリースを書く方法

それはズバリ、他社のプレスリリースを真似ることです。

例えば、あなたが健康食品のプレスリリースを作成したい、と考えている設定とします。その場合、まず最初に「プレスリリース 健康食品」でネット検索してください。

そうすると、健康食品を扱う企業のプレスリリースが山ほど出てきます。

それら複数のリリースを見比べながら、まず、全体の構成要素(タイトル、リード、本文、社会背景、商品画像、価格、成分データ等)をチェックして、それを骨格に自社のリリースを書きましょう。

ゼロベースからリリースを書くことに比べれば、これをするだけで、作業時間は半分以下になります。その上で、タイトルの付け方、ストーリーの作り方、マスコミへの訴求ポイント、画像の見せ方等々、他社のリリースの良いところを自社のリリースにどんどん取り込んでください。これだけで、あなたが書いたリリースは、平均点以上になります。

そして最後に、あなた独自のアイデア・工夫をいれて、プレスリリースを仕上げましょう。

このオリジナリティを入れる作業こそ、本当の付加価値であり、時間をかけるべき工程なのです。逆に言えば、それ以外のルーティンには極力時間をかけてはいけません。

この方法なら、通常の半分以下の時間で、品質の高いプレスリリースを作成することが可能なのです。

ぜひ試してみてください。

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記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

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