地方の媒体でマスコミ露出を最大化する、効果的な手法とは

地方の媒体でマスコミ露出を最大化する、効果的な手法とは

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

皆さんの会社が、東京・首都圏以外の地方都市に、支店を作ったり、お店を出したり、イベントをしたりするとします。そんな時、どんな広報PRの手法が考えられるでしょうか。

その地域の地方紙やブロック紙、全国紙の支局、地元のフリーペーパー、ローカルテレビ局・ラジオ局をリストアップし、プレスリリースを送るのが普通のやり方でしょう。

地方の媒体は、いつも地元ネタを積極的に探していますので、リリースを送っただけでも取材になることもあります。しかし、プロのPRパーソンとしては、それだけではちょっと物足りないですね。

もっと確実に、より大きな成果を出すための効果的な方法を2つ、具体的にご紹介いたします。

現地に日帰り出張してメディアキャラバン

まず事前に、2、3件程度でいいので、現地の媒体(地元の地方紙やローカルテレビ局)にアポイントを取ります。

ただ、せっかく交通費をかけて遠方に行くのに、訪問件数が2,3件ではもったいないですよね。現地ではそれ以外に飛び込みでメディア訪問をしましょう。「今日、東京から来ていまして。今、御社のビルの前にいるのですが、5分程度、ご挨拶させて頂けませんか。」と、現地で電話すれば、会ってもらえることが多いです。プレスリリースを送って、東京から電話するだけより、直接会ってお願いする方が、取材になる確率は格段に上がります。

地方都市のマスコミ各社は市街地の中心部に集まっているので、日帰り出張でも効率よくやれば、この方法で6、7件は訪問できます。

役所の記者クラブで記者会見

地方都市の市役所や県庁には必ず記者クラブがあり、新聞記者等が常駐しています。彼らの主な仕事は、役所の発表を記事にすることです。

その担当窓口(持ち回りの幹事社等)に依頼をすれば、外部の一般企業でもその記者クラブのプレスルーム(記者会見場)で、記者会見をやらせてもらうことも可能です。そこには元々記者はいるので、マスコミを集めるのは難しくないし、プレスルームの利用料も安いですから、効率よく記者会見ができます。

地方での拠点開設や店舗の出店、地方での商品展開などをされる際には、ぜひチャレンジしてみてください。

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記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

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