ベンチャーの強みを活かせば、大企業以上に戦える!?

ベンチャーの強みを活かせば、大企業以上に戦える!?

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

中小ベンチャー企業の社長様や広報担当の方々とお話していると、こんな嘆きを聞くことがたまにあります。

「うちは、大企業と違って知名度もブランド力もがないから、、、」
「規模の小さいうちみたいな会社は広報に不利ですね、、、」
「無名のベンチャー企業は、マスコミは相手にしてくれないから、、、」

私は、声を大にして言いたい!

「そんなことないですよ!」

確かに、大企業と比べて、不利な点があります。しかし、中小ベンチャー企業にも有利な点はたくさんあります。

その1つは、効率的なコミュニケーションと意思決定のスピード感、です。

大企業の場合、広報活動に多くの関係者が関わります。

例えば、こんな感じです。
※矢印は指示命令系統や情報の流れです。

企業のマーケティング責任者
↓↑
企業の広報担当者
↓↑
大手広告代理店
↓↑
大手PR会社
↓↑
下請けの中小PR会社
↓↑
マスコミ

大企業では、広報業務はまず大手広告代理店に発注されます。そして、その大手広告代理店は、大手PR会社に業務を外注します。大手PR会社は戦略だけを担当し、広報の実務は、下請けの中小PR会社にやらせます。その中小PR会社が、実際にマスコミへのコンタクトを行います。

これを聞いただけで、ゲッソリしますね。

これだけの伝言ゲームをしながら、広報活動を進めるので、当然、スピードは遅くなります。誤解やミスも発生します。無論、コミュニケーションコストが膨大にかかります。ひと言でいうと、非効率です。

一方、中小ベンチャーの場合にはこうなります。

企業の社長
↓↑
企業の広報担当者、もしくは中小PR会社
↓↑
マスコミ

関係者が少ないので、何をするにしても、とにかくスピードが圧倒的に違います。この強みを活かせば、社長を中心に戦略を考えたら即行動。マスコミからのフィードバックを受けながら常に改善がなされ、成果に直結する広報活動が可能なのです。これは大企業には絶対マネできません。

広報活動では、中小ベンチャー企業は、自らの強みを自覚すれば、大企業以上に戦えるのです。

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記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

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