PR会社の広報PR通信「ベンチャー広報スタイル」

広報PRに関するコラム、最新Newsを配信しております。
引き続き、PR会社ベンチャー広報を宜しくお願い申し上げます。

株式会社ベンチャー広報 代表取締役 野澤直人


「逆襲の広報PR術」(野澤直人・著)

株式会社ベンチャー広報・代表の野澤直人が自身初となる書籍「逆襲の広報PR術」を出版いたしました。
中小ベンチャー企業・スタートアップの経営者様、広報担当者にオススメの一冊です。

amazon にてご購入いただけます。

一流の広報マンに求められる「質問力」とは!?

PR会社 ベンチャー広報の野澤です。

広報PRにたずさわる人間には、高いコミュニケーション能力が求められます。

ただ、
これを単に、「話すのが得意」「プレゼン上手」と、一次元的に理解してはいけません。

広報活動の現場で、
記者相手に、自社商品の魅力をこれでもかとまくしたてる広報マンがいますが、実は相手からするとうんざりなんです(これは、私が以前、編集者をしていたときの実感です)。トークが上手なのは良いことですが、それだけの広報マンは、はっきり言って二流です。

一流の広報マンは、
それに加えて、高い「質問力」を持っています。「聴く力」「ヒアリング力」といってもいいでしょう。

メディアキャラバンやマスコミ関係者との会食でも、しゃべりすぎは禁物です。自分がしゃべるのは面会時間の3割くらいにおさえて、7割は、相手にしゃべらせるべきです。

では、
質問して相手にしゃべらせる目的は何か。

それはズバリ、
「情報収集」です。

広報活動はマスコミとの「情報戦」ですから、相手の正確な情報を多数持っている広報マンが有利です。情報収集には、例えば、こんな質問が有効でしょう。

  • 「ご担当の分野はなんですか」
  • 「最近注目されている取材テーマは?」
  • 「担当されている連載コーナーはありますか」

↑ 質問の目的:
相手の興味関心を把握して、今後、適切な情報提供を行うため

  • 「いつも何時頃に出社されるのですか」
  • 「記事を書かれるのはいつも何時くらいですか」
  • 「連絡はメールがいいですか?それとも携帯電話がいいですか?」

↑ 質問の目的:
相手の行動パターンを把握して、適切なタイミングと手段でコンタクトするため

  • 「プレスリリースってご覧になりますか」
  • 「どんなプレスリリースなら取材したくなりますか」
  • 「プレスリリースをお送りするなら、FAXとメール、どちらがいいですか」

↑ 質問の目的:
プレスリリースに対する相手の考え方や対応方針を理解するため

  • 「以前は、どんな部署にいらっしゃったのですか」
  • 「今の部署に配属されて、どのくらいたつのですか」
  • 「御社の記者さんのキャリアパスって、どんな感じなのですか」

↑ 質問の目的:
相手の記者の経歴や、異動の時期などを確認するため

  • 「今の部署には、記者の方は何人くらいいらっしゃるのですか」
  • 「企画会議はどのくらいの頻度でいつやっているのですか」
  • 「取材するかどうかの決定権をもっているかたはどなたですか?デスク?編集長?」

↑ 質問の目的:
所属部署の組織体制や意思決定の仕組みを把握するため

これらの情報を把握すれば、
今後、相手とのコミュニケーションがぐっと取りやすくなります。この情報こそが広報マン個人にとっての財産なのです。

一流の広報マンになるために、
ぜひ「質問力」を磨いてください。

執筆者
nozawa2
株式会社ベンチャー広報 代表取締役 野澤直人
20代でビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上の取材を経験。その後、当時無名だった某ベンチャー企業で広報部門をゼロから立ち上げ、同社在籍中の8年間で朝日新聞、週刊ダイヤモンド、ワールドビジネスサテライトをはじめ毎年100~140件のマスコミ露出を通じて同社のブランディングに貢献。その実績とノウハウをもとに、業界でも珍しい、中小ベンチャー企業専門のPR会社を設立。プレスリリースに頼らない画期的な手法で、多くの企業の広報活動を支援している。