料金が安くても、ちゃんと成果を出してくれるPR会社の見つけ方

PR会社 ベンチャー広報の野澤です。

私がお客様から広報PRの相談を受ける中で、よくこんな話を聞きます。
「以前、PR会社に広報支援をお願いしたのだけど、期待はずれだった」
「PR会社に高いお金を払ったのに、あまりマスコミに露出しなかった」

上場しているPR会社や、料金の高いPR会社なら良い仕事をしてくれるだろうと思われる方が多いのですが、実はそうではありません。

中小ベンチャー企業にとっての、
良いPR会社の見つけ方を私独自の視点でご紹介します。

1.料金で選ぶ

一般的にPR会社はホームページなどでサービス料金を開示していません。しかし大手や、名の知れたPR会社では、だいたい相場は決まっています。

業務委託(PR戦略策定からプレスリリース作成、メディアコンタクト、取材獲得など、広報業務を全て依頼する)の場合、月額60万円~100万円で1年契約が多いです。

しかし、
中小ベンチャー企業では、広報にそこまで予算を割けないことが多いと思います。もっと安く、例えば60万円以下で依頼したいのなら、中小企業に特化したPR会社やフリーランスの広報マンを探すしかありません。

小規模なPR会社や広報のフリーランスの場合、大手PR会社と同じサービス内容を、半額以下で請け負ってくれる場合が多々あります。
「中小企業+広報」とか「フリーランス+広報」でネット検索すれば、色々な会社や個人が見つかりますので、探してみてください。

ただし、
これらの会社や個人は、大手PR会社に比べるとサービス品質のばらつきも大きいですから、その点には注意が必要です。

2.そのPR会社の得意分野を見極める

「ファッション業界専門」「IT企業特化」など、自社の業界に専門特化したPR会社があるのであれば、そこに依頼するのが良いと思います。
ただ、そううまくいかない場合も多いです。例えば、私が以前、海外留学の会社の広報担当者としてPR会社を探した時には、当然、「海外留学会社専門のPR会社」なんてないですから、困りました。結局、業界に特化していない一般的なPR会社をあたることになります。

そうしたケースで重要なのは、そのPR会社が、どんな業界でどのような実績があるのかを確認することです。
自社事業に近しい業界でのPR実績があれば、ある程度安心できます。

候補となるPR会社が複数あるなら、この点だけを電話でヒアリングしていけば、それだけで、見積りをとるべきPR会社を絞り込むことができるでしょう。

3.契約前に担当者をチェックする

「高いお金を払って大手有名PR会社に依頼したのに、2年目の新人が担当者になって、全然成果がでなかった」
というのは、実はよく聞く話です。

広報PRのサービス品質は、担当者に大きく依存します。

つまり、
「どの会社に頼むか」よりも「誰に頼むか」が重要なのです。

社員数名の小規模なPR会社の場合は、社長が全部面倒をみてくれるからいいのです。しかし会社の規模が大きくなってくるとそうはいきません。その目安は社員30名以上でしょうか。

必ず、
契約前に担当者が誰かを確認しましょう。そして、担当者のプロフィールを聞いてください。(広報経験は何年で、過去にどんなクライアントを担当したか、など)

大手PR会社の場合、
「うちは医薬品業界で多数のクライアントがいます」といいながら、窓口担当者はその業界でのPR経験があまりない、という場合もあるからです。

PR会社を規模や知名度だけで選ぶのは危険です。
どこの会社に頼むかもそうですが、広報PR業務の場合、実際に仕事をお願いする「人」との相性がより重要になります。

ぜひ、
皆さんの会社にあったPR会社、フリーランスを探してみてください。

執筆者
nozawa2
株式会社ベンチャー広報 代表取締役 野澤直人
20代でビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上の取材を経験。その後、当時無名だった某ベンチャー企業で広報部門をゼロから立ち上げ、同社在籍中の8年間で朝日新聞、週刊ダイヤモンド、ワールドビジネスサテライトをはじめ毎年100~140件のマスコミ露出を通じて同社のブランディングに貢献。その実績とノウハウをもとに、業界でも珍しい、中小ベンチャー企業専門のPR会社を設立。プレスリリースに頼らない画期的な手法で、多くの企業の広報活動を支援している。