2018/06/14

あなたの取材対応、本当にそれで大丈夫?

PR会社

PR会社 ベンチャー広報の野澤です。

広報担当者の仕事のひとつに「取材対応」があります。
取材前の準備、取材当日の立会い、取材後のフォロー、の3つが主な業務内容です。

広報PR関係のマニュアル本を読むと、だいたいこんなことが書いてあります。

取材前の準備

  • 取材を受ける媒体の最新号に目を通す。
  • 取材に来る相手(記者等)が過去に書いた記事を読む。
  • 取材に来る相手に提供する資料(会社のパンフやプレスリリース等)を準備する。
  • 取材で伝えるべきメッセージと、伝えてはいけない内容を整理して確認する。
  • 取材の想定問答をつくる。
  • 伝えるべきメッセージ内容や取材の想定問答について、取材対応者(自社の社長など)と打合せをする。

取材当日の立会い

  • 取材内容をメモする。必要があれば録音する。
  • 取材対応者(自社の社長など)の発言内容を注意深く聞く。
  • もし取材対応者(自社の社長など)が間違った発言をした場合には、すぐに訂正する。
  • 自社にとって有利な報道になるように、取材全体をコントロールする。

取材後のフォロー

  • 取材してくれた相手(記者等)に、お礼のメールを送る。
  • 追加資料や写真などを送付する。

これらは基本ですからきちんとやって頂きたいのですが、
実はこれだけでは、取材の対応としては不十分です。

とても大切な要素が抜けているのですが、
それが何か、お分かりになるでしょうか。
 
あなたの取材対応、本当にそれで大丈夫?

中小ベンチャー企業がマスコミから取材されるのはとても難しいです。

だから、
苦労して取材を実現できたら、それを次につなげたいですよね?

私は、
取材対応をするとき、頭の中では、
この記者に再び取材してもらうにはどうすればよいかを常に考えています。

そこで出てくる行動のひとつが、
取材立会い時に、相手の記者の担当分野や興味関心事について、深くヒアリングするということです。
(ただし、取材の邪魔にならないよう、さりげなく)

それがわかれば、今後、
その記者にどんな情報を提供すべきか明確になり、

次回以降、
別のネタで取材をしてもらえる可能性が高くなります。

取材の立会いをしていると、自社のアピールばかりに気をとられ、
「この取材を成功させる」という近視的なところに集中しがちですが、これではいけません。

広報担当者たるもの、

  • 今回の取材をきっかけに、その記者とどうやって仲良くなるか
  • そして、今後、どうしたら長く深いお付き合いできるのか

という、
中長期的な視点と戦略をもって、取材対応にのぞみましょう。
 
あなたの取材対応、本当にそれで大丈夫?
広報PRのマミュアル本にはあまり書かれていないのですが、
私はこの意識が本当に大切だと思います。

取材日がゴールではありません。
そこが、記者との長期的な関係づくりをするスタートなのです。

 


 
 
 
以下、広報PRセミナーのご案内です。

マスコミを知らずに広報するな
「媒体研究・報道分析」を学ぶ広報PR講座


 
 
こんにちは。ベンチャー広報の野澤です。

私がマスコミ関係者の方と話していると、「大企業の広報担当者に比べて、スタートアップやベンチャー企業の広報担当者はレベルが低いね」という指摘を受けることがあります。
 
 
スタートアップやベンチャー企業では社内に広報PRに詳しい人材がいないため、先輩・上司からの指導や教育もなく、素人同然の広報担当者が孤軍奮闘・・・スタートアップ広報あるあるですね。とはいえ、スタートアップの広報さんは勉強熱心な方も多いですし、書籍やセミナーを通じて広報PRのノウハウについて意欲的に習得されています。しかし、なかなか大企業の広報担当者とのレベルの差はうまりません。なぜでしょうか。

それは、スタートアップ・ベンチャー企業の広報担当者には、広報活動を行う上で絶対不可欠な「ある要素」が決定的に足りないからです。その要素とは「媒体研究・報道分析」のこと。
 
 
例えば、広報担当者と私の間でこんな会話が交わされます。

広報さん「朝日新聞から取材されたいんですよ。どうしたらいいですか」
野澤  「じゃあ当然、朝日新聞は定期購読して毎日熟読してますよね?」
広報さん「いや、実はあまりちゃんと読んだことなくて・・・」
 
 
こんな広報担当者の会社を取材したいと思う朝日新聞の記者がいるでしょうか?
このように相手の媒体をろくに調べもせず、一方的に電話やメールでコンタクトする広報担当者やPR会社のなんと多いこと!
 
 
そのような行為は、広報担当者にとってもマスコミにとっても「百害あって一利なし」です。

マスコミと適切なコミュニケーションをとるには、相手はどんな媒体なのか、編集部はどんな組織なのか、キーマンは誰なのかを情報収集した上で、過去に報道された記事や放送された内容を分析し、的確なコンタクト相手と関心事を把握する必要があります。
 
 
大企業では、新卒の社員が広報部に配属されると、徹底的に媒体研究のやり方をたたき込まれます。主要の新聞や雑誌を読み、記事をファイリング。自社の記事はもちろん、業界の動きや競合他社の記事も抜き出します。毎日2時間以上を媒体研究に費やす企業も珍しくありません。大企業の広報は媒体研究・報道分析を徹底的にやっています。
 
 
一方、スタートアップやベンチャー企業でこうした地道な作業に時間を割いている広報担当者は少数派でしょう。ここが、大企業とスタートアップ・ベンチャー企業の広報レベルの違いを生んでいる一因であることは間違いありません。
「マスコミを知らずに広報するなかれ」媒体研究と報道分析こそが、本質的な広報力の源泉なのです。
 
 
とはいえ、そもそも媒体研究・報道分析をやったこともないしやり方もわからない、という方も多いと思います。

そこで今回「媒体研究・報道分析」について、フレームワークを中心に具体的な進め方や必要なツールまで体系的に学べる講座を企画しました。ぜひこの機会にご参加ください。
 
 

広報PRセミナー 2019年6月25日(火) 14:00~

<セミナー概要>
日時: 2019年6月25日(火) 14:00~15:30(受付開始 13:30)
会場: 東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
   (東京メトロ永田町駅4番出口より徒歩3分)
定員: 先着30名
費用: 8,000円(税込) ※ただし、↓↓↓

※セミナー当日「逆襲の広報PR術」(野澤直人・著)をお持ちいただくと(Kindle版含む)、
 参加費は5,000円となります。

※セミナー会場での書籍の販売はございませんので、事前にご購入をお願いいたします。
※参加費は、当日受付にて現金でお支払いいただきます。
※領収書の宛名は、お申し込み時にご記入いただいた名義とさせていただきます。
 
 


 
<講師>
野澤直人
株式会社ベンチャー広報 代表取締役 野澤直人

20代でビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上の取材を経験。その後、当時無名だった某ベンチャー企業で広報部門をゼロから立ち上げ、同社在籍中の8年間で朝日新聞、週刊ダイヤモンド、ワールドビジネスサテライトをはじめ毎年100~140件のマスコミ露出を通じて同社のブランディングに貢献。その実績とノウハウをもとに、業界でも珍しい、中小ベンチャー企業専門のPR会社を設立。プレスリリースに頼らない画期的な手法で、多くの企業の広報活動を支援している。
 

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