2018/11/19

PR会社は中小ベンチャー企業を客だと思っていない!?

PR会社

PR会社 ベンチャー広報の野澤です。

私は中小ベンチャー企業の広報担当の方に対して、広報活動はできるだけPR会社に外注せず自社で内製化することをおすすめしていますが、それは自分自身の苦い経験がもとになっています。

某ベンチャー企業に入社し、
ゼロから広報部門の立ち上げを任されたときのことです。

当時、
広報の経験が全くなかった私は、外部のPR会社サポートしてもらいたいと考え、いくつかのPR会社さんに声をかけて、ご提案と見積りをお願いすることにしました。

私が驚いたのは、その費用の高さです。

ほとんどの会社の見積りが月額60万円以上、高い会社だと月額100万円以上で、

しかも、
年間契約が条件なので、年間の費用が700~1200万円くらいかかることになります。

当時、
私がいた会社の年商はやっと2億円に手が届くかどうかという企業規模だったので、広報PRにそんな予算をかける余裕はありません。

また、
提案された内容もベンチャー企業のニーズとはかけ離れた大企業向けのものだったのです。

そこで、
私はPR会社への業務委託をあきらめ、ゼロから全て自分一人で広報業務を行うことにしました。

私は前職で雑誌の編集者=マスコミ側にいた経験があったので、なんとか短期間で広報の仕事を身につけることができましたが、もしそうでなかったら、成果を出すまでかなり時間がかかっただろうと思います。

もうひとつ、印象に残っているエピソードがあります。

以前、
私がPR会社の社員だった時に個人的に親交のあるベンチャー企業の社長からお仕事の相談を受けたときのことです。

当時、
そのベンチャー企業はまだ創業して間もなく資金的にも余裕がなかったため、月額30万円の3ヵ月契約でなんとかお願いできないか、という依頼でした。

その社長にとって、それは決して安い金額ではなかったはずです。

この案件について社内に持ち帰って相談したところ、当時の上司はこう言いました。

「そんな安い仕事は受ける必要ないから。受注するなら月額60万円以上にして。」

私は本当にがっかりしました。

でもそのPR会社が特別なわけではありません。

世の中にある名の知れたPR会社は、
基本的に上場している大手企業がクライアントであり、お金のない中小ベンチャー企業は客だと思っていない、と言っても過言ではないのです。

中小ベンチャー企業を応援するPR会社がないなら自分で作るしかない、ということで、私は今の会社を立ち上げました。

コンサルティングだけでなく、
無料セミナーや個別相談などを通じて、中小ベンチャー企業の広報活動を支援しています。

マスコミ広報は大企業のためのものと思われがちですが、本当にそうでしょうか。

サイバーエージェントの藤田晋社長が、ブログでこんなことを書いているのを見かけたことがあります。

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(一部抜粋)

1999年、創業1年くらいの時に、
東洋経済のベンチャークラブという
雑誌で「注目の起業家100人」と
いうような特集で1番に取り上げて
もらって、そこから勢いづいた経験があります。

それを見た他メディアから更に取材が
増えて、人材採用や資金調達、営業活動、
他社との提携などにも好影響が出ました。

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やはり、
大企業に比べて資金力や信用力に劣る中小ベンチャー企業こそ、広報PRを活用して会社を伸ばすべきだと思います。

野澤直人

 


 
 
 
以下、広報PRセミナーのご案内です。

マスコミを知らずに広報するな
「媒体研究・報道分析」を学ぶ広報PR講座


 
 
こんにちは。ベンチャー広報の野澤です。

私がマスコミ関係者の方と話していると、「大企業の広報担当者に比べて、スタートアップやベンチャー企業の広報担当者はレベルが低いね」という指摘を受けることがあります。
 
 
スタートアップやベンチャー企業では社内に広報PRに詳しい人材がいないため、先輩・上司からの指導や教育もなく、素人同然の広報担当者が孤軍奮闘・・・スタートアップ広報あるあるですね。とはいえ、スタートアップの広報さんは勉強熱心な方も多いですし、書籍やセミナーを通じて広報PRのノウハウについて意欲的に習得されています。しかし、なかなか大企業の広報担当者とのレベルの差はうまりません。なぜでしょうか。

それは、スタートアップ・ベンチャー企業の広報担当者には、広報活動を行う上で絶対不可欠な「ある要素」が決定的に足りないからです。その要素とは「媒体研究・報道分析」のこと。
 
 
例えば、広報担当者と私の間でこんな会話が交わされます。

広報さん「朝日新聞から取材されたいんですよ。どうしたらいいですか」
野澤  「じゃあ当然、朝日新聞は定期購読して毎日熟読してますよね?」
広報さん「いや、実はあまりちゃんと読んだことなくて・・・」
 
 
こんな広報担当者の会社を取材したいと思う朝日新聞の記者がいるでしょうか?
このように相手の媒体をろくに調べもせず、一方的に電話やメールでコンタクトする広報担当者やPR会社のなんと多いこと!
 
 
そのような行為は、広報担当者にとってもマスコミにとっても「百害あって一利なし」です。

マスコミと適切なコミュニケーションをとるには、相手はどんな媒体なのか、編集部はどんな組織なのか、キーマンは誰なのかを情報収集した上で、過去に報道された記事や放送された内容を分析し、的確なコンタクト相手と関心事を把握する必要があります。
 
 
大企業では、新卒の社員が広報部に配属されると、徹底的に媒体研究のやり方をたたき込まれます。主要の新聞や雑誌を読み、記事をファイリング。自社の記事はもちろん、業界の動きや競合他社の記事も抜き出します。毎日2時間以上を媒体研究に費やす企業も珍しくありません。大企業の広報は媒体研究・報道分析を徹底的にやっています。
 
 
一方、スタートアップやベンチャー企業でこうした地道な作業に時間を割いている広報担当者は少数派でしょう。ここが、大企業とスタートアップ・ベンチャー企業の広報レベルの違いを生んでいる一因であることは間違いありません。
「マスコミを知らずに広報するなかれ」媒体研究と報道分析こそが、本質的な広報力の源泉なのです。
 
 
とはいえ、そもそも媒体研究・報道分析をやったこともないしやり方もわからない、という方も多いと思います。

そこで今回「媒体研究・報道分析」について、フレームワークを中心に具体的な進め方や必要なツールまで体系的に学べる講座を企画しました。ぜひこの機会にご参加ください。
 
 

広報PRセミナー 2019年6月25日(火) 14:00~

<セミナー概要>
日時: 2019年6月25日(火) 14:00~15:30(受付開始 13:30)
会場: 東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
   (東京メトロ永田町駅4番出口より徒歩3分)
定員: 先着30名
費用: 8,000円(税込) ※ただし、↓↓↓

※セミナー当日「逆襲の広報PR術」(野澤直人・著)をお持ちいただくと(Kindle版含む)、
 参加費は5,000円となります。

※セミナー会場での書籍の販売はございませんので、事前にご購入をお願いいたします。
※参加費は、当日受付にて現金でお支払いいただきます。
※領収書の宛名は、お申し込み時にご記入いただいた名義とさせていただきます。
 
 


 
<講師>
野澤直人
株式会社ベンチャー広報 代表取締役 野澤直人

20代でビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上の取材を経験。その後、当時無名だった某ベンチャー企業で広報部門をゼロから立ち上げ、同社在籍中の8年間で朝日新聞、週刊ダイヤモンド、ワールドビジネスサテライトをはじめ毎年100~140件のマスコミ露出を通じて同社のブランディングに貢献。その実績とノウハウをもとに、業界でも珍しい、中小ベンチャー企業専門のPR会社を設立。プレスリリースに頼らない画期的な手法で、多くの企業の広報活動を支援している。
 

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