PR会社の広報PR通信「ベンチャー広報スタイル」

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株式会社ベンチャー広報 代表取締役 野澤直人


「逆襲の広報PR術」(野澤直人・著)

株式会社ベンチャー広報・代表の野澤直人が自身初となる書籍「逆襲の広報PR術」を出版いたしました。
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マスコミに取材されるプレスリリースを書くには「報道分析」が不可欠

PRの仕事にはプレスリリースがつきものですが、「良いプレスリリース」とは、どんなリリースなのか立ち止まって考えてみたことはありますか?

私はずばり、それがきっかけで取材になり、記事掲載につながったプレスリリースが「良いプレスリリース」なのだと思います。逆を言うと、取材に繋がらないプレスリリースはPR上あまり価値がありません。マスコミ関係者の手元には、日々、十数件~100件以上のプレスリリースが届けられます。

その中から自社のプレスリリースに注目してもらい、「この会社(あるいは商品だったり、サービス)を取材してみようかな」と思わせるのは、並大抵のことではありません。

ではどうしたらいいのでしょうか?先に私は「記事掲載につながったプレスリリースが、良いリリースだ」と書きました。つまり、プレスリリースの正解の要素というのは、すべて過去の記事、過去のテレビ番組の放送内容にあるわけです。

私はいつも、プレスリリースを作成する前に、その会社が属する業界やライバル企業、商品であれば類似商品や競合商品について、過去にどんな報道がなされているかを徹底的に調査分析します。これを私は「報道分析」と呼んでいます。

例えば、「ウイスキー」を例にとってみましょう。ウイスキーやその分野の有名ブランドについて、報道分析をすると、こんな過去記事が出てきます。

・香り選び知性くすぐる――世界観・重ね方、専門店で深掘り(オフナビ)(2016/02/27  日本経済新聞 夕刊)

・家飲みスタイル最前線特集――卸・小売りに聞く売れ筋のトレンド、成城石井商品部酒販課課長東海林慶氏、ウイスキーが急伸。(2015/09/30 日経MJ)

・ハイボールに乾杯! その飲み方が文化になる(2016/02/28 朝日新聞)

・原酒不足のおそれ 国産ウイスキー あえて値上げの動き (2016/02/21 NHK総合)

・輸入ウイスキー 若者に人気 20~30歳代 購入拡大 (2016/01/14  東京読売新聞)

これらの記事に出てくるキーワード(「家飲み」「若者に人気」「飲み方が文化に」など)を使って、同じような切り口でプレスリリースを書けば、取材される可能性は高くなります。なぜなら、もうそういう記事が過去に出ているわけですから。他の媒体の記者・編集者も同様のテーマや切り口に興味をもつ可能性は高いですよね。

結論、

マスコミに取材されるプレスリリースを書くには「報道分析」が不可欠なのです。

 

執筆者

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株式会社ベンチャー広報 代表取締役 野澤直人
20代でビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上の取材を経験。その後、当時無名だった某ベンチャー企業で広報部門をゼロから立ち上げ、同社在籍中の8年間で朝日新聞、週刊ダイヤモンド、ワールドビジネスサテライトをはじめ毎年100~140件のマスコミ露出を通じて同社のブランディングに貢献。その実績とノウハウをもとに、業界でも珍しい、中小ベンチャー企業専門のPR会社を設立。プレスリリースに頼らない画期的な手法で、多くの企業の広報活動を支援している。