人財確保と広報PRの関係

PR会社 ベンチャー広報の野澤です。

やはり、企業を支えるのは人財ですよね。
経営者であれば、日々実感していると思います。

一方で、
人財不足でお悩みの経営者様も少なくないはずです。

世間で名の知れた大企業や一部上場企業であれば、「社員が採用できない」と悩むことは少ないかもしれませんが、中小ベンチャー企業ではそうはいきませんよね。

今回は、「人財確保と広報PRの関係」についてお伝えしたいと思います。

まずは事例から。

以前、私が広報を担当していた海外留学事業を営むベンチャー企業の話です。

その会社のビジネスモデルは労働集約型だったため、売上を伸ばすためには、社員を増やしていかなければならず、人材採用は大きな経営課題でした。

とはいえ、
売上数億円、社員数20〜30名の無名の未上場会社でしたから、普通に考えたら、優秀な人材の確保は困難な状況でした… が、

新卒採用で会社説明会を開けば、200名の会場がいつも満員。

最盛期にはワンシーズンで、
リクナビからの応募が20,000人を超えるほどでした。外資系コンサル会社や大手旅行会社に行くような優秀な学生を毎年10人以上獲得し、結果、彼らが原動力となり、会社の売上は毎年倍増ペースで伸びていったのです。

これは、まさに広報PRの力でした。

当時この会社は、

  • 単なる商品サービスの紹介、にとどまらず、
  • 社長インタビュー
  • 会社のユニークな制度
  • 活躍している社員 など

さまざまな切り口で、
年間100回以上マスコミで報道されていました。

「されていた」と表現しましたが、もちろん、こちらから仕掛けていた結果です。

これによって、

  • 会社の認知度アップ
  • イメージアップ

が図られ、新卒学生から中途採用まで、大量の応募につながったのです。

優秀な学生は、大手企業を含め複数の会社から内定をもらいますから、中小ベンチャー企業は内定を出しても、入社してもらうのがまたひと苦労です… が、

多くのマスコミに取り上げられる注目のベンチャー企業であれば、話は別です。大手企業の内定をけって、ぜひとも入社したい、という学生が出てきます。

とはいえ、油断は禁物です。

学生本人がベンチャー企業に入りたいといっても、

「そんなわけのわからない小さな会社ではなく、安定した大手企業に行きなさい!」と、中小ベンチャー企業への入社を拒むご両親が現れます…(ご両親なら、当然の行動ですが…)

やはりそこでも、マスコミ露出の実績が決定打となります。

朝日新聞や読売新聞などの全国紙や、日経新聞、大手ビジネス紙まで、さまざまなマスコミに報道された記事をご両親に見せると、「そういう会社なら、まあ… いいんじゃないか… 」ということで、入社決定!となるわけです。

私は、こうした自らの経験より、中小ベンチャー企業が優秀な人材を採用するには、マスコミ広報が大きな武器になると実感しています。少子化問題の悪化を踏まえれば、中小ベンチャー企業にとって、人財確保は経営課題の核心となっていくでしょう。

広報PRというと、なんとなくマーケティング活動の一環という印象がありますが、実はそれだけではないのです。人財確保という切り口であれば、中小ベンチャー企業こそ、広報PRに注力すべきなのです。


 
以下、広報PRセミナーのご案内です。

6/21『逆襲の広報PR術』増刷記念・広報PRセミナー

 
こんにちは。ベンチャー広報の野澤です。

拙著『【小さな会社】逆襲の広報PR術』の増刷を記念して、
朝日新聞・斉藤泰生氏、プロトスター株式会社 COO・山口豪志氏をゲストに迎えトークイベントを開催します。

朝日新聞の記者とデスク、AERA記者と豊富な取材経験をもつ斉藤氏からはマスコミの立場から、ランサーズの広報として活躍後、現在、多くのスタートアップ支援に関わる山口氏からは事業戦略の視点から、「ベンチャー企業・スタートアップの広報」について大いに語って頂きます。

美味しいランチとコーヒーをご提供しますので、リラックスした雰囲気の中でお楽しみください。

なお、野澤の著書、山口氏の著書をお持ちの方は割引で参加可能です。

<トークイベントの内容(予定)>

  • マスコミが取材したくなるプレスリリースとは
  • 中小ベンチャー企業が朝日新聞やAERAから取材されるのに必要なこと
  • マスコミから見た「こんな広報担当者は嫌だ!」
  • 朝日新聞の記者とデスクの仕事内容のちがいは?
  • 朝日新聞とAERA(雑誌)の編集体制を比較する
  • ランサーズがなぜ広報で大成功できたのか
  • スタートアップが広報活動に取り組む意味とその効果
  • 広報を事業戦略に直結させる方法
  • 広報未経験の人材を短期間で一人前の広報パーソンにするには
  • ゼロから広報部門立ち上げる時のポイント

<セミナー概要>
日時:2018年6月21日(木)12:00~13:30(受付開始 11:30)
会場:東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID(東京メトロ永田町駅4番出口より徒歩3分)
定員:先着50名
費用:8,000円(税込)※ランチ・コーヒー付き

  • 参加費用は、セミナー当日、受付にて現金でお支払いいただきます。
  • 領収書の宛名は、お申込時にご指定いただきます。変更がある場合は、当日受付にて承ります。
  • 野澤の著書(『【小さな会社】逆襲の広報PR術』)をご持参頂くと3,000円割引
  • 山口氏の著書(『0 to 100 会社を育てる戦略地図』)をご持参頂くと3,000円割引
  • 双方の書籍をご持参頂くと6,000円割引

<スペシャルゲスト>
朝日新聞社 企画事業本部 事業開発部長 斉藤泰生氏
1990年、朝日新聞社入社。長崎、静岡勤務を経て東京本社編集局に配属。厚生労働省で労働分野を担当したほか、消費者問題や家族、教育などをテーマに長く生活部記者を務める。週刊誌「AERA」では事件、経済、風俗など執筆、表紙も担当する。生活部デスクとして東日本大震災の報道に携わった後、事業部門に移り、総合通販「朝日新聞SHOP」を立ち上げるなど、新規事業開発に取り組んでいる。

プロトスター株式会社 代表取締役COO 山口豪志氏
茨城大学 理学部卒。2006年からクックパッド株式会社にて、広告事業・マーケティング事業の創成期より参加、2009年の同社IPOにトップセールスとして貢献。2012年より3人目の社員としてランサーズ株式会社に参画し、ビジネス開発部部長として大手企業との事業提携・協業、広告企画の販売開始などを実行。その後、社長室広報チームリーダーにて、クラウドソーシング業界の普及啓蒙活動に尽力。2015年5月に株式会社54を創業。常時約30社のスタートアップ企業のアドバイザーとして事業戦略策定、BtoBアライアンス支援、広報部門立ち上げ等のコンサルティングを行う。2017年7月よりプロトスター社へ参画。著書『0 to 100 会社を育てる戦略地図』(ポプラ社)

<モデレーター>
株式会社ベンチャー広報 代表取締役 野澤直人
 

20代でビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上の取材を経験。その後、当時無名だった某ベンチャー企業で広報部門をゼロから立ち上げ、同社在籍中の8年間で朝日新聞、週刊ダイヤモンド、ワールドビジネスサテライトをはじめ毎年100~140件のマスコミ露出を通じて同社のブランディングに貢献。その実績とノウハウをもとに、業界でも珍しい、中小ベンチャー企業専門のPR会社を設立。プレスリリースに頼らない画期的な手法で、多くの企業の広報活動を支援している。

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