2019/03/25

STEP1 : 報道分析【広報PRの5ステップ】

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報の野澤です。

『広報PRの5ステップ』のSTEP1、『報道分析』についてご紹介いたします。

自社に興味関心があるマスコミ関係者を探し出す

効果的な広報活動を行う上で重要なことは、

『誰に情報を伝えるか』

ということです。

マスコミ関係者であれば誰でもいいかというと、それは違います。

例えば、
金融を担当している記者に、化粧品の新製品情報を提供しても、全く興味を持たないでしょう。例えばあなたがIT企業の広報担当者なら、その分野を担当しているマスコミ関係者をまず探すところから始めるべきです。

海外留学会社の広報をしていた時の面白いエピソードをご紹介いたします。

その会社は、
新サービスを開発したため、販売を開始することになりました。

広報担当の私に課せられたミッションは、

『この新サービスを日本経済新聞に報道してもらうこと』

でした。

駆け出し広報マンだった私は、
広報のノウハウ本を読んで見よう見まねでプレスリリースを書き、日本経済新聞社の編集局にFAXで送ってみましたが、

全く反応なし。

どうしたら取材が取れるか真剣に考えた結果、

当時の私は一つの仮説にたどりつきまました。

「もし、日経新聞の編集部に海外留学担当の記者がいれば、今回の新商品に必ず興味を持ってもらえるはずだ。」

新聞社には多数の記者がいますが、それぞれ何らかの担当分野を持ち、そこを中心に取材活動を行なっています。

ただ問題は、
どうやって海外留学担当の記者を探すかです。

当然ながら、
どの記者が何の分野を担当しているかなんて、世の中どこにも公開されていません。

そこで私は、
過去の日経新聞を1年分、すみからすみまで目を通しました。

すると、
海外留学の記事がいくつか掲載されているではありませんか。

もちろん自社の記事ではなく、
競合他社や業界動向などに関する記事です。

その中には署名記事(注:記事の最後にそれを書いた記者の名前が記載されている記事)もあります。

これらを集めて分析すると、
非常に面白いことがわかりました。

なんと、
海外留学について記事を書いている記者は、

全て同じ名前の記者だったのです!

この人が海外留学担当の記者に違いないと私は確信し、その記者宛に恐る恐る電話をかけてみました。

その時のやり取りはこんな感じです。


私:
「A(※フルネーム)記者、いらっしゃいますでしょうか。」

記者A:
「はい。私がAですが。どのようなご用件ですか?」

私:
「実はAさんが以前書かれた海外留学の記事を拝見して、お電話しました。」

記者A:
「私の書いた記事を読んで頂いたのですね。ありがとうございます。」

私:
「実は私、海外留学の会社で広報をしているものなのですが、この度、新しいサービスを開始する予定でして。もし、Aさんにご興味頂けるようでしたら、情報提供したいのです。」

記者A:
「なるほど。私の担当は学習塾なのですが、海外留学も私の取材の守備範囲です。その新サービス、どんな内容か簡単に教えてもらえますか。」


このように話が進み、その後取材が成立。

数日後、
日経新聞本誌朝刊にその新サービスの記事が大きく掲載されました。

『海外留学の話題は、海外留学を担当している記者に情報を提供すれば、取材になりやすい。』

聞けば当たり前のことですが、
これを意識して広報活動を行なっているPRマンは実は多くありません。

まずは、
過去のマスコミ報道を調査分析して、皆さんの会社や商品サービスに興味を持ってくれそうなマスコミ関係者をリストアップすることから始めましょう。

野澤直人
 

 


 
 
 
以下、広報PRセミナーのご案内です。

 

2019/6/5 広報PRセミナー
『さんまのス―パ―からくりTV』『金スマ』を手掛けた
元TBSプロデューサーが語る「広報PRのアイデア発想法」

 
広報担当者には、マスコミにとってニュース性のある企画や斬新なアイデアを出す能力が求められます。

そのベースとなるのは、マスコミ、広告、ネット媒体、SNS等についての最先端の知識と、メディアリテラシー(メディアに関する深く広い教養)です。

そこで今回は、メディアに関する最先端の教養を学びながら、広報担当者としての「企画力」「アイデア力」「発想力」を鍛えるためのセミナーを企画しました。

「さんまのスーパーからくりテレビ」「金スマ(中居正広の金曜日の妻たち)」など、TBSの人気バラエティ番組を手掛けた元TBSプロデューサー 角田陽一郎氏”に、「広報PRアイデア発想法」をテーマに講演して頂きます。

<セミナーコンテンツ>

  • 最前線で活躍するメディア人が語る「次世代のメディア論」
  • これからは広告ではなく「告広」の時代
  • 広報担当者が知っておくべき「テレビ番組の0次利用」とは
  • 企画や広報やPRが不発におわる理由
  • 元TBSプロデューサーが語る人気情報番組の攻略法
  • マスコミ視点で語る「マスコミへの実践的アプローチ」
  • 無名企業の作るパンツが世界中の著名人やセレブに愛される大ヒット商品になったワケ

<講師プロフィール>

バラエティプロデューサー
角田 陽一郎

1994年にTBSテレビに入社。元TVプロデューサー、ディレクターとして「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「EXILE魂」など、主にバラエティ番組の企画制作をしながら、2009年ネット動画配信会社を設立。映画監督、音楽フェスティバル開催、アプリ制作、舞台演出など多種多様なメディアビジネスをプロデュース。2016年12月31日付でTBS退社。2017年1月より「オトナに!」(TOKYO MX)、「イク天~イクぜ、バンド天国」(BS-TBS)などプロデュース。
 
 

『さんまのス―パ―からくりTV』『金スマ』を手掛けた
元TBSプロデューサーが語る「広報PRのアイデア発想法」

<セミナー概要>
日時: 2019年6月5日(水)14:00~15:30(受付開始 13:30)
会場: 東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
   (東京メトロ永田町駅4番出口より徒歩3分)
定員: 先着30名
料金: 8,000円(税込)

※セミナー当日「逆襲の広報PR術」(野澤直人・著)をお持ちいただいた方(Kindle版含む)は、5,000円で参加できます。
※セミナー会場での書籍の販売はございませんので、事前にご購入をお願いいたします。
※参加費は、当日受付にて現金でお支払いいただきます。
※領収書の宛名は、お申し込み時にご記入いただいた名義とさせていただきます。
 
 

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