雑誌にアプローチする上で重要なこと

ベンチャー企業・スタートアップのためのPR会社 ベンチャー広報の野澤です。

マスコミは、
大企業とベンチャー企業、どちらの味方でしょうか。

マスコミ、特に報道にたずさわる新聞記者などにとって、権力監視は重要な役割です。

そのため、
大企業=権力という考え方があり、大企業に対しては辛口の批判的な報道をすることも多くあります。

逆に、
中小企業やベンチャー企業、NPO団体など、限られた資金や人材で社会に貢献しようとがんばっている人たちに対しては、応援したいという気持ちが、マスコミの方たちの中にあります。

以前、
あるNPO団体の関係者の方から広報PRに関する相談を受けました。

社会的意義が高く、ユニークな取組みをしているにもかかわらず、なかなかマスコミに取材してもらえない、とのこと。プレスリリースを一斉配信するだけという、私からするとあまり効果的でない広報活動しかしていなかったので、正しいやり方を簡単にアドバイスさせて頂いたところ、その後「取材をしてもらえた」と嬉しいご報告がありました。

ということで、
今回のテーマに入りたいと思います。

雑誌にアプローチする上で重要なこと(2つ)、についてご紹介させていただきます。

早い時期にアプローチする

週刊紙であれば、発売日の1,2ヵ月前、月刊誌であれば3ヵ月くらい前には編集部内で特集の企画内容を決定し、取材活動に入ります。ですので、例えば月刊誌に夏休み(8月)のイベント情報を売り込むなら、5月くらいには、編集部にコンタクトしていないといけません。
今の時期(1月)なら、月刊誌向けには4月、5月の特集企画用の情報を提供する必要があります。

特集企画にあった情報を提供する

雑誌というのはストレートニュースをそのまま記事化することは少なく、なんらかの特集企画で誌面をつくります。例えば、女性誌の定番企画としては、

  • ファッション
  • 恋愛
  • ダイエット
  • 占い
  • グルメ
  • 旅行

などがありますが、仮に、ダイエット関連の商品を掲載して欲しいなら、当たり前ですが、媒体側がダイエット特集をするタイミングに合わせて情報提供をすべきです。

・・・と、
ここまでは広報PRのノウハウ本でもよく書かれていることですね。さて、ここからが本題です。

では、
各雑誌がいつどんな特集企画をするかを事前に知るにはどうすればいいのでしょうか?

具体的なノウハウを3つご紹介します。
特に3つ目のやり方は知らない方も多いと思いますが、かなり効果的です。

  • 編集者に直接聞く

    知り合いの編集者がいる媒体にはこの方法をとりましょう。

    また、
    メディアキャラバンなどで雑誌の編集者に会ったときには、初対面でも必ず「今はどんな特集の準備をしているんですか」と、さりげなく情報収集しておくことも忘れずに。

  • 過去1年分のバックナンバーから推測する

    雑誌というのは春夏秋冬の季節ごとに、どんな特集をやるのかおおよそ決まっています。バックナンバーの第一特集の企画タイトルを過去3年分ならべてみれば、傾向はおおよそわかるはずです。雑誌のホームページにバックナンバーや各号の目次が掲載されていることも多いので、情報収集はそれほど難しくありません。

    ※例)『an・an』のホームページ http://magazineworld.jp/anan/back/

  • 各媒体の広告部が発信している情報を入手する

    雑誌は広告収入なしには成り立たちませんから、積極的に広告の営業活動をしています。広告担当者がクライアントに広告の営業をする際、「○月号ではこんな特集企画をやるので、広告を出しませんか」という具合に、編集部で予定している今後の特集企画を引き合いに出しながら営業するのが基本です。

    つまり、
    各媒体の広告部の担当者に聞けば、これから編集部でどんな特集企画を予定しているかが、かなり正確にわかるのです。

    各媒体の広告部では「今後の特集予定」のような資料を作成していて、それを広告代理店に配布して、広告営業を委託しています。ですから、広告代理店ルートでその資料を入手するのも良い方法です。

  • また、
    出版社や各媒体のホームページには、広告関連の情報が掲載されたコーナーがあり、そこに今後の特集予定が出ていることもあります。
    ※例)マガジンハウス社のホームページ https://ad-mag.jp/timeline/

以上の方法を駆使して、ぜひ効果的な広報活動をしてください。
特集企画にあった情報提供は、媒体の編集者からも喜ばれます。

ぜひお試しください。

野澤直人


 
以下、広報PRセミナーのご案内です。

2019/4/22 広報PRセミナー
『TV制作者が思わず声をかけたくなる広報の仕掛け作り』

 
こんにちは。ベンチャー広報の長崎です。

広報担当者の方に質問します。
「テレビ番組から取材されたい」場合、どういったアクションを行っていますか?

 
広報の方は、
報道分析を行って、番組の絞り込みも行っているでしょう。

次のステップとして、
おそらく多くの方が、取り上げてほしい番組宛てに、プレスリリースや資料をFAX、郵送、メールで送るといったアクションをされていると思います。

しかし、ご存知でしょうか。

番組の内容を決定する会議ではあなたが送ったプレスリリースは、そのままテーブルに置いてあることはまずありません。

では、リリースはどこへ行ってしまったのでしょうか。

リリースを送った後、自社の情報がどのように扱われ、番組で取り上げられていくのか、この流れまでご存知の方はそう多くないと思います。

しかし、リリースなど会議のために集められた情報は、形を変えて会議に登場し、ネタが厳選され取材・放送されています。

では、
形が変わったリリースは、誰が・いつ・どのような資料を作って、会議に上がったのでしょうか。
そして、どのようにして取材することが決まったのか、ご存じでしょうか。

普段私達はなかなか知ることがありませんが、放送に至るまで沢山の人を通り過ぎ、日々テレビに映し出されているのです。

そして、その特性や流れを理解することは、
『TV制作者が思わず声をかけたくなる広報の仕掛け作り』にもつながり、取材される可能性が高まります。

そこで今回は、
このテレビの仕組みに非常に深く精通しているスペシャルゲストをお迎えしました。

今回のスペシャルゲストは、
現役放送作家・須平敦宣氏。

  • 「めざましテレビ」
  • 「みんなのニュース」
  • 「白熱ライブビビット」
  • 「徹子の部屋」
  • 「ありえへん∞世界」などを手がけ、

業界歴は20年以上、
過去担当した番組は700番組を超え、
情報番組からバラエティー番組まで幅広く担当されています。

テレビ業界の中心にいる放送作家の視点で、テレビの考え方・情報の集め方、プレスリリースの行方、企画はどのように決まっていくのか、思わず目を止めるプレスリリースはどんなものか、効果的なアプローチ方など、メディア側からみた取り上げたくなる広報PRについて、トークセッション形式でお届けします。
 

『TV制作者が思わず声をかけたくなる広報の仕掛け作り』

 〜 現役放送作家がTVの裏側、キーマンを教えます 〜

 
<セミナー概要>
日時: 2019年4月22日(月) 14:00~15:30(受付開始 13:30)
会場: 東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
   (東京メトロ永田町駅4番出口より徒歩3分)
定員: 先着50名
料金: 8000円(税込)

※セミナー当日「逆襲の広報PR術」(野澤直人・著)をお持ちいただいた方(Kindle版含む)は3,000円割引となり、5,000円で参加できます。
※セミナー会場での書籍の販売はございませんので、事前にご購入をお願いいたします。
※参加費は、当日受付にて現金でお支払いいただきます。
※領収書の宛名は、お申し込み時にご記入いただいた名義とさせていただきます。

<スペシャルゲスト・プロフィール>
須平敦宣(すびらあつのり)放送作家

三重県出身。早稲田大学を卒業後、放送作家事務所「オフィスぼくら」に所属。情報番組、バラエティ−、ドキュメンタリーなどこれまで手がけたテレビ番組は700本を超える。
現在、多数の番組制作に携わる一方、25年以上に渡りテレビ界で培ってきた「人が面白がるものを生み出す」という放送作家ならではの発想術を活かした「おもしろコンサルティング」としての活動を開始。各種企業、飲食業、大学広報、イベント事業、地方行政など様々なプロジェクトで活躍している。

<ファシリテーター>
株式会社ベンチャー広報 長崎範子

PR業界歴11年。ベンチャー広報入社8年目。これまで調理器具、幼児教育、介護、ビジネススクール、防犯機器、インバウンドビジネス等、幅広く広報PRを担当。PRを学びたい企業に向けてコンサルティング業務も行う。スタートアップ〜中堅企業の、企業成長のための機動力となるスピード感のある広報PRを得意としている。これまで数多くのTV取材を獲得しており、短期間でも狙った結果を残す広報活動に定評がある。多くの企業の広報活動を支援している。

 
 

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