2019/05/22

経営陣のインタビュー取材を成功させるコツとは

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報の野澤です。

広報担当者であれば、
取材や各種イベントなどで経営陣とコミュニケーションを取る機会は多いでしょう。

中でも、
社長は、広報PRにおいて、最も強力なコンテンツです。

社長のコメントを上手く誘導し、取材をアレンジすることで、狙い通りの記事を獲得することができ、結果、企業や商品のPRが大成功、というケースも、少なくありません。

本コラムでは、
経営陣への取材を例に、より効果的な記事を獲得するためのコツをお伝えします。

ご自身で直接広報を担当されているという経営陣の方にも、参考にしていただければ幸甚です。

まずは企業理念、ビジョン、事業内容、経営計画などについて深く理解しましょう

広報は、
社外の人(主にメディア)に自社を紹介するのが仕事です。

基本的なことですが、
そもそも自社がどんな思いを持ってどんな事業をしているのか、

そして、
何を目指しているのかについて深く理解することが大切です。

商品やサービスはもちろんのこと、企業理念やビジョンなど自社が大事にしていること、会社概要や事業内容といったスペック、経営計画・事業計画を正しく理解しましょう。

アプローチ・取材前には、しっかりと広報戦略や開示内容について摺合せしましょう

次に、
取材やアプローチなど具体的な施策に入る前に、経営陣と広報戦略について摺合せをしましょう。

トピックは、
経営計画・事業計画の中で広報が担う役割、広報戦略、現状のステータスなどで充分です。

いざ取材となれば、
一般的なメディアの性質、今回取材されるメディアの特徴、記者の経歴や過去記事、取材主旨、想定質問などを伝えた上で、今回目指す記事イメージとそこから逆算した回答内容を摺合せます。

開示範囲を明確にするために、
Q&A(想定質問と回答)を作っておくとよりスムーズです。

経営陣と広報がこの部分をしっかりと共有している企業はおしなべてとてもイメージコントロールが上手く、誰に聞いてもコメントに整合が取れているのでメディアから見た時にも好印象です。

取材中~取材後もスピーカーのフォローを忘れずに

基本的に、
取材にオフレコは存在しません。

一度口にした言葉はすべて取材の素材となるので、記事化・オンエア化される可能性があることをスピーカーにしっかりと認識してもらってください。

取材に慣れていないと、
記者独特の切り込み方に経営陣が戸惑ってしまうケースもあります。

良い精神状態で臨んでもらうためにも和やかな空気になるように進行させ、スピーカーの言葉が過ぎたところや足りないところは適切にフォローしておきましょう。

そして、これは大事なことですが、
オンエア・掲載されるまで尺や記事サイズ、論調が分からないこと、重大ニュース等でオンエアや記事がなくなる可能性があることもしっかりと伝えておきましょう。

誤解を受けないためにも、仕事内容について積極的に経営陣の理解を求めてください

あるあるですが、
経営陣の取材後に広報が言われがちな台詞に
「あんなに取材に時間を割いたのに、ちょっとしか映らなかった。がっかりだ」
があります。

せっかく志を持って頑張って広報活動をしているのに、単純な摺合せ不足のせいで広報の力不足だと誤解されるなんて、非常にもったいないと思いませんか。

広報はとてもやりがいがある、楽しい仕事です。

だからこそ、
自身のモチベーションを維持するためにも、経営陣にもしっかりと「広報」をPRしましょう。

野澤直人

 


 
 
 
以下、広報PRセミナーのご案内です。

マスコミを知らずに広報するな
「媒体研究・報道分析」を学ぶ広報PR講座


 
 
こんにちは。ベンチャー広報の野澤です。

私がマスコミ関係者の方と話していると、「大企業の広報担当者に比べて、スタートアップやベンチャー企業の広報担当者はレベルが低いね」という指摘を受けることがあります。
 
 
スタートアップやベンチャー企業では社内に広報PRに詳しい人材がいないため、先輩・上司からの指導や教育もなく、素人同然の広報担当者が孤軍奮闘・・・スタートアップ広報あるあるですね。とはいえ、スタートアップの広報さんは勉強熱心な方も多いですし、書籍やセミナーを通じて広報PRのノウハウについて意欲的に習得されています。しかし、なかなか大企業の広報担当者とのレベルの差はうまりません。なぜでしょうか。

それは、スタートアップ・ベンチャー企業の広報担当者には、広報活動を行う上で絶対不可欠な「ある要素」が決定的に足りないからです。その要素とは「媒体研究・報道分析」のこと。
 
 
例えば、広報担当者と私の間でこんな会話が交わされます。

広報さん「朝日新聞から取材されたいんですよ。どうしたらいいですか」
野澤  「じゃあ当然、朝日新聞は定期購読して毎日熟読してますよね?」
広報さん「いや、実はあまりちゃんと読んだことなくて・・・」
 
 
こんな広報担当者の会社を取材したいと思う朝日新聞の記者がいるでしょうか?
このように相手の媒体をろくに調べもせず、一方的に電話やメールでコンタクトする広報担当者やPR会社のなんと多いこと!
 
 
そのような行為は、広報担当者にとってもマスコミにとっても「百害あって一利なし」です。

マスコミと適切なコミュニケーションをとるには、相手はどんな媒体なのか、編集部はどんな組織なのか、キーマンは誰なのかを情報収集した上で、過去に報道された記事や放送された内容を分析し、的確なコンタクト相手と関心事を把握する必要があります。
 
 
大企業では、新卒の社員が広報部に配属されると、徹底的に媒体研究のやり方をたたき込まれます。主要の新聞や雑誌を読み、記事をファイリング。自社の記事はもちろん、業界の動きや競合他社の記事も抜き出します。毎日2時間以上を媒体研究に費やす企業も珍しくありません。大企業の広報は媒体研究・報道分析を徹底的にやっています。
 
 
一方、スタートアップやベンチャー企業でこうした地道な作業に時間を割いている広報担当者は少数派でしょう。ここが、大企業とスタートアップ・ベンチャー企業の広報レベルの違いを生んでいる一因であることは間違いありません。
「マスコミを知らずに広報するなかれ」媒体研究と報道分析こそが、本質的な広報力の源泉なのです。
 
 
とはいえ、そもそも媒体研究・報道分析をやったこともないしやり方もわからない、という方も多いと思います。

そこで今回「媒体研究・報道分析」について、フレームワークを中心に具体的な進め方や必要なツールまで体系的に学べる講座を企画しました。ぜひこの機会にご参加ください。
 
 

広報PRセミナー 2019年6月25日(火) 14:00~

<セミナー概要>
日時: 2019年6月25日(火) 14:00~15:30(受付開始 13:30)
会場: 東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
   (東京メトロ永田町駅4番出口より徒歩3分)
定員: 先着30名
費用: 8,000円(税込) ※ただし、↓↓↓

※セミナー当日「逆襲の広報PR術」(野澤直人・著)をお持ちいただくと(Kindle版含む)、
 参加費は5,000円となります。

※セミナー会場での書籍の販売はございませんので、事前にご購入をお願いいたします。
※参加費は、当日受付にて現金でお支払いいただきます。
※領収書の宛名は、お申し込み時にご記入いただいた名義とさせていただきます。
 
 


 
<講師>
野澤直人
株式会社ベンチャー広報 代表取締役 野澤直人

20代でビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上の取材を経験。その後、当時無名だった某ベンチャー企業で広報部門をゼロから立ち上げ、同社在籍中の8年間で朝日新聞、週刊ダイヤモンド、ワールドビジネスサテライトをはじめ毎年100~140件のマスコミ露出を通じて同社のブランディングに貢献。その実績とノウハウをもとに、業界でも珍しい、中小ベンチャー企業専門のPR会社を設立。プレスリリースに頼らない画期的な手法で、多くの企業の広報活動を支援している。
 

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