2019/06/07

飲食店のマスコミ広報は特別な仕掛けが必要!

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報の野澤です。

名古屋で人気の某飲食店が東京進出をする際に、
広報PRをお手伝いさせていただいた時の話しです。

オープン前日に
メディア限定のお披露目会(オープニングレセプション)を実施したところ、
30名以上のマスコミ関係者に参加していただくことができました。

お陰様で
WEB媒体やテレビ番組で注目のお店として報道され、
その後もしばらくマスコミ露出が続きました。

大手チェーンを除けば、
外食は圧倒的に中小企業、個人事業主、独立開業が多い業界です。

私が尊敬する外食専門媒体の編集長にいわせると
「飲食こそベンチャーだ!」
ということになります。

同じ中小ベンチャー企業でも、
メーカー、流通、サービス業などの一般企業、と異なり、

外食関連企業(特に店舗のPR)のマスコミ広報は
ちょっと特殊で、独特のノウハウが必要です。

今回はそのあたりについて紹介したいと思います。

浅く広くたくさんのマスコミ関係者に情報を流す

中小ベンチャー企業が不特定多数のマスコミ関係者にプレスリリースを一斉配信する手法について、私は基本的に否定的な立場ですが、飲食店の場合は例外と考えています。

「飲食ネタ」というのは取材の間口が広く、
比較的多くのマスコミが興味を持つからです。

飲食店の場合、私の経験上、
リリース一斉配信のみでマスコミから取材依頼が来る確率は、中小ベンチャーの一般企業に比べると格段に高いのです。

飲食店を広報PRする場合には、メール、FAX、郵送など多くの手段を使って、なるべくたくさんのマスコミに情報を発信しましょう。

プレスリリースはビジュアル重視で

一般企業の場合、
文字が中心でそこに写真や図表が数点入れて、
モノクロ(白黒)でリリースを作る場合が多いですが、
飲食店の場合は違います。

飲食店のプレスリリースはビジュアル重視。

店舗の外観や内装、ドリンクや一押しメニューの写真をふんだんに使い、
フルカラーで作ります。

文章の説明よりも視覚に訴えた方が効果的です。

オープニングレセプションを活用する

お店が新規オープンするタイミングで広報PR活動をする飲食店が多いと思いますが、その場合、オープン前にメディア限定のお披露目会(=オープニングレセプション)を開催することをおすすめします。

要は、
マスコミ関係者をお店に招待して無料でドリンクや食事を楽しんでもらう、というイベントです。

100%ではありませんが、
レセプションに来た媒体は一定の確率で記事を書いてくれます。

また、
レセプションでお店が盛り上がっている様子は、通行人や近隣の方から目立ちますから、正式オープン前の良い宣伝にもなります。

マスコミ関係者の他に、
飲食ブロガーを招待するのもいいですね。

先ほど、
飲食店の場合はプレスリリースを不特定多数にばらまくのが有効、と書きましたが、レセプションをフックにすることで、さらに反応率を高めることができます。

つまり、
プレスリリースにレセプションの招待状をつけて、

「参加希望の方は、FAX・メール・電話でお申し込みください」

とやるわけです。

ある程度ニュース性のある飲食店であれば、
リリースを送っただけで、20~30人のマスコミ関係者をレセプションに集客できます。

飲食店はテレビ取材が取りやすい

飲食店の広報PRをやってみるとわかるのですが、一般企業にくらべて、圧倒的にテレビ取材が入りやすいです。

テレビの制作関係者に言わせると、
「飲食ネタは視聴率が取りやすい」とのこと。

飲食店の広報PRをやるなら、
積極的にテレビを狙っていきましょう。

取材を増やしたいならランチをやる。

飲食店をなるべくたくさんのマスコミに取り上げてもらうために、必要なことは何でしょう?

  • 流行の食材を使ったオリジナルメニューを作る
  • 目新しい業態として打ち出す
  • 「海外から初上陸!」「東京に初進出!」などの話題性で押す

いずれも正解ですが、
これらは誰でも思いつくことで、普通ですね。

意外と見落としがちな重要なポイントが「ランチをやること」です。

レストランや居酒屋だと夕方から夜だけの営業でランチをしないことも多いですが、マスコミ取材を増やしたいのなら、絶対にランチをやるべきです。

情報誌やテレビ番組で「ランチ特集」というのは意外に多い。
夜の営業しかしないと、この枠で取材を受ける可能性がなくなります。

これはもったいないです。

ぜひ、
お店のウリになるようなユニークなランチメニューを考えてみてください。

飲食店の広報のコツ、おわかりいただけたでしょうか。

野澤直人

 


 
 
 
以下、広報PRセミナーのご案内です。

 

新聞のデジタル化に対応した広報できてますか
ネット時代に全国紙記者から選ばれる広報担当とは


 
 
インターネットが出現して以来、メディア環境は大きく変化しています。デジタル時代だからネット媒体向けのWEBPRだけをやっておけばいい?紙媒体は時代遅れ?もしそう思っているならあまりに短絡的と言わざるを得ません。

デジタル時代といえども、いや、デジタル時代だからこそ実は「新聞」が重要なのです。新聞の報道はWEBやテレビなど他の媒体に波及しやすいという特徴があります。テレビ報道・情報番組の要=情報源は新聞です。テレビキャスターや報道記者も、毎日の取材源として全国紙の新聞をかかさずチェックしています。報道関係者にとっても、PRパーソンにとっても新聞がすべての基本なのです。これは今も昔も変わりません。

最近、新聞関係者の方から「DF」(ディーエフ)という言葉をよく聞きます。Digital First(デジタルファースト)の頭文字をとったものです。ここ数年、新聞各社とも、紙面よりも電子版にスクープを報道させる傾向が増えています。朝刊のスクープが、既に前日の夕方から深夜に電子版ですでに報道されていることがあります。これがデジタルファーストです。
このように、全国紙の新聞(朝日、読売、毎日、産経、日経)は今、大きな変革期をむかえています。私たちPRパーソンは、こうしたメディアの変化を敏感とらえ、それに合わせた広報活動をしなければなりません。

そこで今回、朝日新聞社様にご協力頂き、デジタル時代における新聞報道や組織の変化、取材になるプレスリリースのポイント、記者とのコミュニケーション・企画提案のやり方などについて講演をお願いしました。ぜひこの機会に、朝日新聞の最新情報をキャッチアップすると同時に、ご自身の全国紙の新聞に対する広報活動について見直してみてはいかがでしょうか。

<講師プロフィール>
朝日新聞 円山史氏
2010年に朝日新聞へ入社。名古屋本社報道センター→津総局→北海道報道センターと転勤し、2016年に東京社会部へ。名古屋、津では高校野球や警察、札幌では警察や行政取材を担当。東京社会部では、荒川、葛飾、足立区など東京東部エリアの取材や、教育関係の取材を担った。特に教育関係では、取材対象は学校や大学、研究機関、民間企業にNPOと幅広かった。2019年5月から人材戦略本部付。

<セミナーコンテンツ>

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  • 記者からみた「上手いプレスリリース」とは
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  • 記者は取材先はどうやって探している?
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  • 新聞は経済面や社会面だけではない。●●面、●●面を狙え
  • 知ってますか?記者、デスク、編集委員、論説委員の違い
  • 広報担当が知っておくべき新聞社内の専門用語

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<セミナー概要>
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会場: 東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
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定員: 先着30名
特典:朝日新聞デジタル2ヶ月分の購読
料金: 8,000円(税込)

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※セミナー会場での書籍の販売はございませんので、事前にご購入をお願いいたします。
※料金には朝日新聞デジタル2ヶ月分の購読料が含まれています。
※参加費は、当日受付にて現金でお支払いいただきます。
※領収書の宛名は、お申し込み時にご記入いただいた名義とさせていただきます。
 

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