2019/06/28

「いつ電話しても、新聞記者が不在で話ができない」と、悩むあなたに。

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社 ベンチャー広報の野澤です。

「新聞の記者や雑誌の編集者にアポ入れの電話をしているのですが、先方が不在だったり、忙しそうだったりで、なかなか直接話をすることができません。どうしたらいいでしょうか。」

当社のクライアントの広報担当者から、よくこのような相談を頂きます。

プレスリリースの一斉配信に頼ることなく、マスコミ関係者と個別にコンタクトを取る活動を始めると、おそらく最初にぶつかるのがこの課題です。

面識のない記者や編集者だと、携帯電話の番号もわかりませんし、会社に電話しても、なかなかつながらないですよね。

ここで
「やっぱりマスコミの人と直接話をするのはハードルが高いなー」
とあきらめてしまう広報担当者も多いのですが、それは単にやり方が下手なだけです。

ちょっとしたコツさえつかめば、飛躍的に成功率が高まります。

新聞、雑誌、テレビなど、媒体ごとにポイントが異なるので、今回は新聞にしぼって、具体的なノウハウをご紹介しましょう。

電話するタイミングはいつがいい?

結論からいうと、狙い目は17時~20時くらいの時間帯です。

新聞記者は日中、基本的には取材に出ており昼間はほとんど社内にいません。朝は出社せず、取材先に直行することも多々あります。

ただ、記者は基本的に、夕方には会社にもどります。なぜかというと、原稿を書くためです。

したがって、夕方以降は自分のデスクにいることが多い。

そこを狙って電話しましょう。

電話がつながったら、何を話すべき?

さて、運良く記者と電話がつながりました。
そのときに注意して欲しいことがひとつだけあります。

それは、あまり長電話をしないこと。

新聞記者は常に締切に向けて原稿を書いていますので、時として、非常に切羽詰まった状況だったりします。

それをふまえた上で、初めて電話する相手とは出来るだけ短い時間で、情報を伝えることを心がけましょう。

理想は1、2分。長くても3分以内にとどめてください。

え?3分では、自社の商品やサービスの説明をしきれないって?
ここ、非常に大事なところで、多くの広報担当者が間違った対応をしています。

記者に電話がつながると嬉しさのあまり、プレスリリースの内容を電話口で全て説明しようとする広報担当者がいますが、これは絶対やめた方がいいですよ。

記者から嫌われる可能性がかなり高いです。

面識のない記者に初めて電話する目的は何でしょうか?

それは、プレスリリースの内容を説明することではありません。
目的はあくまでも、記者にアポイントを取ることです。

これを決して間違えないように。

アポイントを取るのが目的なら、プレスリリースの要点だけを1分程度で簡潔に説明し、記者に興味付けをしたら、後は

「詳しくは一度お目にかかってご説明させてください」

と言って、アポイントの日時調整に入ればいいのです。
これなら、3分あればこと足ります。

「いやー、忙しくて会う時間ないんだよね」と記者に渋られたら、
「では、詳しい資料をお送りしますので」といって、
相手の名前、メールアドレス、直通の電話番号、FAX番号を聞きましょう。

最低限、そこまでできれば、ファースステップとしてはOKです。

記者の個人情報さえ収集できれば、継続的にコンタクトできますから、後はじっくり攻めればいいわけですね。

新聞記者に電話でコンタクトするコツ

  • 平日の17時~20時の時間帯を狙う。
  • 電話の目的はアポイントを取ること。話は手短かに。3分以内でまとめる。
  • アポが取れなければ、記者個人の連絡先を聞いて、長期戦に持ち込む。

野澤直人

 


 
 
 
以下、広報PRセミナーのご案内です。

 

「超実践型・広報PRゼミ」- 2019.7.30
ワンデー集中講座(交流会あり・軽食付)


 
 
スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報の野澤です。

「どうしたら日経新聞の記者と会えますか?」
「ワールドビジネスサテライトから取材される方法を教えてください」

スタートアップやベンチャー企業の広報活動支援をしていて、一番多く相談をいただくのが、この「メディアリレーションズ(新聞社やテレビ局、出版社などを中心としたマスメディアと良好な関係を築く活動)」に関する悩みです。

広報に関する必要な知識やスキルを身に付けたいと思えば、ネット検索で「広告と広報の違いとは」「広報としての心構え」「プレスリリースの書き方」など初歩的な情報は無料でいくらでも手に入ります。また、広報関連の書籍を二、三冊読めば、広報の基礎的な知識はそれなりに得られるでしょう。
しかし、メディアリレーションズはそう簡単にはいきません。

記者や編集者、TVディレクターの情報はインターネット上にはほとんどありませんし、仮に面談できたとしても取材・報道につなげるのは簡単なことではありません。広報を本気でやろうと思えば思うほど、一番難しいと感じるのはメディアリレーションズの部分ではないでしょうか。

そこで今回、「超実践講座」と題して、スタートアップ・ベンチャー企業限定で「媒体研究」×「攻略法」×「成功事例」というフレームワークで、メディアリレーションズのやり方を実践的に学ぶという、今までなかった画期的な講座を開催することにしました。

講座概要とあわせて、ここに至るまでの背景や想いをお伝えします。

 

スタートアップ・ベンチャー企業にとってメディアリレーションズが超重要なワケ

最近、広報PR界隈では「ストーリーテリングを大切にせよ」とよく言われます。

起業家、家入一真さんのツイートから一気に話題になりましたね。

こちらの記事「家入一真『社員数人でも広報・PRは入れろ』ツイートに込めた思いとは」では、ストーリーテリングは、ユーザー獲得においても、採用においても、文化づくりの社内広報としてもとても大事な役割だと書かれています。

これを見て、「早速ストーリーテリングしよう!」そう考えた方もいらっしゃると思います。ただし、これはあくまでも「伝える内容」の話。広報担当者は、その「伝え方」をしっかりと考えて実行しなければなりません。

伝える手段として真っ先に挙げられるのがプレスリリースですが、プレスリリースを一方的に送っているだけでは、ストーリーは伝えられないのが実際のところ。なぜなら、マスコミ関係者は、スタートアップ・ベンチャー企業のプレスリリースはほとんど読まないからです。マスコミに自社のストーリーを報道してもらいたいのであれば、オフライン(対面)でのコミュニケーションは不可欠。結局のところ、ストーリーを伝えるにしてもメディアリレーションズが超重要なのです。

メディアリレーションズは気合と根性だけでは無理

そのオフラインでの接点を持つために、広報担当者はメディアプロモート(マスコミ関係者へのコンタクト)をしていくわけですが、そのメディアプロモートのレベルの低さと酷さに、時々私は唖然とします。どのくらい酷いかというと「ワールドビジネスサテライトに出たい」と広報担当者自身が言っているにも関わらず「じゃあ毎日その番組を視聴してますよね?」と確認すると「実はあまり見たことないんですよ…自宅にテレビがないもので(テへ)」と平気で発言するレベル。これではワールドビジネスサテライトのディクレターに相手にされないのも当たり前です。

これは極端な例ですが、プロモートする相手の媒体をしっかり研究せず、一方的に電話やメールでコンタクトする広報担当者やPR会社のなんと多いこと!
そのような行為は、マスコミの方の迷惑になるので絶対にやめましょう。

私はかつて雑誌の編集者としてマスコミ側にいた人間なので、マスコミ関係者の気持ちがよくわかります。彼らのところには毎日、企業の広報担当者やPR会社のプロモーターから的外れな迷惑電話がいっぱいかかってきますから、広報担当者やPR会社にウンザリしているマスコミ関係者が多いのも事実。「どうしても会ってください!」なんていう気合と根性では、メディアリレーションズはできません。

メディアプロモートをするにあたっては、どんな媒体なのか、編集部はどんな組織なのか、キーマンは誰なのかを情報収集した上で、過去に報道された記事や放送された内容を分析し、的確なコンタクト相手と関心事を把握する必要があります。

正しいメディアリレーションズ、つまり良好な関係構築は、マスメディアと企業の双方にとってメリットがありますし、情報が届けられる社会においても良い働きをします。以前マスコミで働いていた者として、現在は広報PRを支援する立場の人間として、メディアリレーションズに関する課題を解決したいと考え、この講座を開催することにしました。
 
これまでベンチャー広報が培ってきたメディアリレーションズの手法やノウハウをベースに、媒体研究の仕方や攻略方法を成功事例とともに「超」実践的に学んで頂く講座です。

ズバリ!
スタートアップ・ベンチャー企業なら絶対に外せない3媒体、「日本経済新聞」「テレビ東京・ワールドビジネスサテライト(WBS)」「Yahoo!ニュース」にしぼり、各媒体の攻略法を具体的に学んで頂きます。

講座内容は以下の通り。
 

「超実践型・広報PRゼミ」ワンデー集中講座 2019.7.30

14:30 受付開始
15:00 講座開始:講師紹介、講座ガイダンス、参加者自己紹介:30分
15:30 「日本経済新聞」の媒体研究&攻略法&成功事例::50分
16:20 休憩
16:30「ワールドビジネスサテライト」の媒体研究&攻略法&成功事例:50分
17:30 「Yahoo!ニュース」の媒体研究&攻略法&成功事例:50分
18:30 交流会:60分
19:30 交流会終了

※スケジュールは予定です。予告なく変更されることがあります。

この講座ではかなりデリケートな情報を扱うため、少人数制でオフラインのみ、完全クローズドで行います。(※この講座で聞いた内容は絶対に他人に話さないでください。この講座の資料は絶対に他人にシェアしないでください。)

ベンチャー広報が過去10年間で蓄積した知見と成功事例を元に、どのようにメディアプロモートすれば取材になりやすいのかを解説し、クローズドだからできるメディアの最新情報も共有します。

この「超実践型・広報PRゼミ」は、講座の期間中だけでなく終了後も一緒にディスカッションしたり、メディア研究したり、マスコミ担当者の方を紹介し合ったり…お互いに持っている経験や知識をシェアし、教え合い、学び合う、質の高いコミュニティにしたいと考えています。
 

講師プロフィール


株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献する。

2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。 2014年より名証セントレックス上場のIT企業・株式会社ガイアックスの執行役を兼務。
 

講座日程および要項

【講座日程】
日程:2019年7月30日
時間:15:00~18:30(交流会は18:30から1時間程度)
場所:Nagatacho GRiD[永田町グリッド]

【受講対象者】
・スタートアップ・ベンチャー企業の広報担当者・経営者
・IPOに向けて広報体制づくりが必要な企業の広報担当者・経営者
・起業家あるいは起業準備中の方
・大企業の新規事業開発担当

【ご注意】
・同業者の方(PR会社の関係者、フリーランスのPRマン)の参加はご遠慮ください。

【定員】
10名
※先着順/定員になり次第募集終了。
※申込みが5名未満の場合には開催しない場合があります。

【受講料】
8万円(消費税別)

【お申し込みフロー】
申込時にpeatixにて一括支払い