2019/07/29

マスコミ露出実績をHPで公開するリスクとは。

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報の野澤です。

今回は、
「マスコミ露出実績をHPで公開するリスクとは。」
について、一段深いお話をしたいと思います。

まず確認ですが、
自社のマスコミ掲載実績を公開するメリットは大きくわけて以下の2つです。

  • 「マスコミから取材されている会社」ということで、信用力、ブランド力があがる
  • その掲載実績をみた他のマスコミから、さらに多くの取材が入る

一見、いい事ずくめのようですが、実はこのマスコミ取材実績の公開にはリスクが存在します。

それは、
「この情報は競合他社も見ている(見る可能性がある)」
ということです。

私が、海外留学会社の広報を始めた時の実体験をご紹介しましょう。

当時、私の勤める会社は業界4番手くらいのポジションでした。
それまで広報活動をしてこなかったので、自社のマスコミ露出はほぼゼロでした。

一方、当時業界NO.1だった競合のR社は広報体制も整っており、過去数年間、多くの記事がマスコミで報道されています。

そこで私はこんな作戦を実行しました。

R社が過去に紹介された新聞や雑誌を調べて、それらの媒体に片っ端から、自社の取材をお願いする。

当時、R社のホームページには、「マスコミ掲載実績」として、どの媒体にいつ自社の記事が掲載されたかが、一覧表で公開されていましたので、私はそのリストにある媒体に、上から順番にコンタクトしてゆきました。

これらは全て過去に海外留学の記事を掲載した媒体であり、さらに、そういった記事を書いた記者に直接連絡するわけですから、当然ながら、留学会社の広報である私の話をよく聞いてくれます。

結果、そこから効率良く、多くの取材を獲得することができました。

このように、自社のマスコミ取材実績をホームページで掲載することは、もちろんメリットはありますが、
「その情報を競合他社に利用される」
という可能性もあり、ここが意外な盲点になっています。

私が知る限り、ここに気がついている広報担当者はほとんどいません。

ある程度経験をつんだ広報パーソンであるなら、このあたりのリスクもふまえた上で、マスコミ報道の二次利用を考えたいですね。

野澤直人

 


 
 
 
以下、広報PRセミナーのご案内です。

 

新聞のデジタル化に対応した広報できてますか
ネット時代に全国紙記者から選ばれる広報担当とは


 
 
インターネットが出現して以来、メディア環境は大きく変化しています。デジタル時代だからネット媒体向けのWEBPRだけをやっておけばいい?紙媒体は時代遅れ?もしそう思っているならあまりに短絡的と言わざるを得ません。

デジタル時代といえども、いや、デジタル時代だからこそ実は「新聞」が重要なのです。新聞の報道はWEBやテレビなど他の媒体に波及しやすいという特徴があります。テレビ報道・情報番組の要=情報源は新聞です。テレビキャスターや報道記者も、毎日の取材源として全国紙の新聞をかかさずチェックしています。報道関係者にとっても、PRパーソンにとっても新聞がすべての基本なのです。これは今も昔も変わりません。

最近、新聞関係者の方から「DF」(ディーエフ)という言葉をよく聞きます。Digital First(デジタルファースト)の頭文字をとったものです。ここ数年、新聞各社とも、紙面よりも電子版にスクープを報道させる傾向が増えています。朝刊のスクープが、既に前日の夕方から深夜に電子版ですでに報道されていることがあります。これがデジタルファーストです。
このように、全国紙の新聞(朝日、読売、毎日、産経、日経)は今、大きな変革期をむかえています。私たちPRパーソンは、こうしたメディアの変化を敏感とらえ、それに合わせた広報活動をしなければなりません。

そこで今回、朝日新聞社様にご協力頂き、デジタル時代における新聞報道や組織の変化、取材になるプレスリリースのポイント、記者とのコミュニケーション・企画提案のやり方などについて講演をお願いしました。ぜひこの機会に、朝日新聞の最新情報をキャッチアップすると同時に、ご自身の全国紙の新聞に対する広報活動について見直してみてはいかがでしょうか。

<講師プロフィール>
朝日新聞 円山史氏
2010年に朝日新聞へ入社。名古屋本社報道センター→津総局→北海道報道センターと転勤し、2016年に東京社会部へ。名古屋、津では高校野球や警察、札幌では警察や行政取材を担当。東京社会部では、荒川、葛飾、足立区など東京東部エリアの取材や、教育関係の取材を担った。特に教育関係では、取材対象は学校や大学、研究機関、民間企業にNPOと幅広かった。2019年5月から人材戦略本部付。

<セミナーコンテンツ>

  • 朝日新聞本紙と朝日新聞デジタルの編集体制について
  • デジタル時代の新聞の読み方・使い方
  • 新聞報道がテレビ報道に波及した事例とその仕組み
  • 記者からみた「上手いプレスリリース」とは
  • プレスリリースが記事になった事例をもとにポイントを解説
  • 記者は取材先はどうやって探している?
  • 広報の上手な企業の事例について(記者とのコミュニケーションの取り方など)
  • 新聞は経済面や社会面だけではない。●●面、●●面を狙え
  • 知ってますか?記者、デスク、編集委員、論説委員の違い
  • 広報担当が知っておくべき新聞社内の専門用語

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ネット時代に全国紙記者から選ばれる広報担当とは

<セミナー概要>
日時: 2019年9月12日(木)14:00~15:30(受付開始 13:30)
会場: 東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
   (東京メトロ永田町駅4番出口より徒歩3分)
定員: 先着30名
特典:朝日新聞デジタル2ヶ月分の購読
料金: 8,000円(税込)

※セミナー当日「逆襲の広報PR術」(野澤直人・著)をお持ちいただいた方(Kindle版含む)は、5,000円(税込)で参加できます。
※セミナー会場での書籍の販売はございませんので、事前にご購入をお願いいたします。
※料金には朝日新聞デジタル2ヶ月分の購読料が含まれています。
※参加費は、当日受付にて現金でお支払いいただきます。
※領収書の宛名は、お申し込み時にご記入いただいた名義とさせていただきます。
 

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