2019/08/21

マスコミ人から注目される「非常識なプレスリリース」とは?

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報の野澤です。

「良いプレスリリースとは何か」
と聞かれたら、皆さんはなんと答えますか?

私が以前勤務していたPR会社に、プレスリリースにとてもこだわる先輩がいました。

リリースの書き方の基本に忠実で、文章や日本語は美しく、もちろん、誤字脱字なんてひとつもない完璧なリリースを作ります。

まさに、「プレスリリース職人」です。

ただし、残念なことに、その先輩が何日もかけて作成したリリースをマスコミに送っても、ほとんど取材が入らないのです。

そんな先輩を見て、失礼ながら私はいつも心の中で
「それって、意味がないのでは、」
と思っておりました。

大企業の広報出身者にありがちな話ですが(その先輩も大企業の広報出身でした)、リリースを書くこと自体が仕事になって自己満足してしまう人、結構多いです。

私は、プレスリリースを書いて送るのは、あくまで取材獲得のためのひとつの手段にすぎないと思っています。何十時間もかけてリリースを書いて、取材が1件もとれないなんて、私に言わせれば、それこそナンセンス。

極端に言えば、プレスリリースなんて書く必要ないんです。

リリースなしでも、記者や編集者に電話一本で取材がとれれば、そっちの方が絶対効率がいいですから。

ちなみに、
「良いプレスリリースとは何か」
と聞かれたら、私はこう答えます。
「結果的に、取材の入ったプレスリリースが良いリリースです」

私は以前、雑誌の編集者として、毎日何十枚、時には日に百枚以上のプレスリリースに目を通し、その中から取材に値する情報はないかをいつも探していました。

その経験から言えるのは、
「ありきたりのプレスリリースは読まれない」
ということです。

世の中には、基本に忠実で決まりきった書き方のプレスリリースがあふれています。
しかし、私は、リリースはもっと個性的であっていいと思います。

次に紹介するリリースはアイデアとユーモアがあったので、つい感心して読んでしまいました。

私が編集者時代に受け取った”非常識なプレスリリース”

  • プレスリリースの内容が全て4コマ漫画で書かれている!
    しかも絵がけっこう下手。
  • プレスリリースが全部手書き。しかも細かい文字でびっしりと書かれてる!
    読みづらいけど、書いた人の熱い思いが伝わってきます。
  • プレスリリースに広報担当者の顔写真がデカデカと載っている!
    その写真は女性で、しかも美人。

私は、プレスリリースの書き方にルールはないと思います。固定観念にとらわれず、自由な発想でプレスリリースを書いてみてください。きっとマスコミ人の心に刺さると思いますよ。

野澤直人

 


 
 
 
以下、広報PRセミナーのご案内です。

 

新聞のデジタル化に対応した広報できてますか
ネット時代に全国紙記者から選ばれる広報担当とは


 
 
インターネットが出現して以来、メディア環境は大きく変化しています。デジタル時代だからネット媒体向けのWEBPRだけをやっておけばいい?紙媒体は時代遅れ?もしそう思っているならあまりに短絡的と言わざるを得ません。

デジタル時代といえども、いや、デジタル時代だからこそ実は「新聞」が重要なのです。新聞の報道はWEBやテレビなど他の媒体に波及しやすいという特徴があります。テレビ報道・情報番組の要=情報源は新聞です。テレビキャスターや報道記者も、毎日の取材源として全国紙の新聞をかかさずチェックしています。報道関係者にとっても、PRパーソンにとっても新聞がすべての基本なのです。これは今も昔も変わりません。

最近、新聞関係者の方から「DF」(ディーエフ)という言葉をよく聞きます。Digital First(デジタルファースト)の頭文字をとったものです。ここ数年、新聞各社とも、紙面よりも電子版にスクープを報道させる傾向が増えています。朝刊のスクープが、既に前日の夕方から深夜に電子版ですでに報道されていることがあります。これがデジタルファーストです。
このように、全国紙の新聞(朝日、読売、毎日、産経、日経)は今、大きな変革期をむかえています。私たちPRパーソンは、こうしたメディアの変化を敏感とらえ、それに合わせた広報活動をしなければなりません。

そこで今回、朝日新聞社様にご協力頂き、デジタル時代における新聞報道や組織の変化、取材になるプレスリリースのポイント、記者とのコミュニケーション・企画提案のやり方などについて講演をお願いしました。ぜひこの機会に、朝日新聞の最新情報をキャッチアップすると同時に、ご自身の全国紙の新聞に対する広報活動について見直してみてはいかがでしょうか。

<講師プロフィール>
朝日新聞 円山史氏
2010年に朝日新聞へ入社。名古屋本社報道センター→津総局→北海道報道センターと転勤し、2016年に東京社会部へ。名古屋、津では高校野球や警察、札幌では警察や行政取材を担当。東京社会部では、荒川、葛飾、足立区など東京東部エリアの取材や、教育関係の取材を担った。特に教育関係では、取材対象は学校や大学、研究機関、民間企業にNPOと幅広かった。2019年5月から人材戦略本部付。

<セミナーコンテンツ>

  • 朝日新聞本紙と朝日新聞デジタルの編集体制について
  • デジタル時代の新聞の読み方・使い方
  • 新聞報道がテレビ報道に波及した事例とその仕組み
  • 記者からみた「上手いプレスリリース」とは
  • プレスリリースが記事になった事例をもとにポイントを解説
  • 記者は取材先はどうやって探している?
  • 広報の上手な企業の事例について(記者とのコミュニケーションの取り方など)
  • 新聞は経済面や社会面だけではない。●●面、●●面を狙え
  • 知ってますか?記者、デスク、編集委員、論説委員の違い
  • 広報担当が知っておくべき新聞社内の専門用語

新聞のデジタル化に対応した広報できてますか
ネット時代に全国紙記者から選ばれる広報担当とは

<セミナー概要>
日時: 2019年9月12日(木)14:00~15:30(受付開始 13:30)
会場: 東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
   (東京メトロ永田町駅4番出口より徒歩3分)
定員: 先着30名
特典:朝日新聞デジタル2ヶ月分の購読
料金: 8,000円(税込)

※セミナー当日「逆襲の広報PR術」(野澤直人・著)をお持ちいただいた方(Kindle版含む)は、5,000円(税込)で参加できます。
※セミナー会場での書籍の販売はございませんので、事前にご購入をお願いいたします。
※料金には朝日新聞デジタル2ヶ月分の購読料が含まれています。
※参加費は、当日受付にて現金でお支払いいただきます。
※領収書の宛名は、お申し込み時にご記入いただいた名義とさせていただきます。
 

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