2019/11/20

こんな広報はマスコミから嫌われる!
広報マンが守るべき最低限のマナーとは!?

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報の野澤です。

広報の仕事をしていると、マスコミ関係の方に取材のお願いをすることがしばしばあります。

ちなみに、皆さん、取材の依頼をする前に、相手の媒体にちゃんと目を通していますか?

上述、意外に出来ていない広報マンが多いのが現実です。それ自体大変失礼なことですし、それに感づかれたら、間違いなく相手(マスコミ)から嫌われます。また、これは、ダメ広報と優秀な広報を分ける重要なポイントのひとつでもあるのです。

本日は、私が以前、雑誌の編集者として、マスコミで仕事をしていたときのエピソードをご紹介させていただきます。

当時の編集部には、企業の広報担当者やPR会社から取材依頼の電話がかかって来ることがよくありました。中には、私の作っている雑誌向きではない情報(プレスリリース)をゴリ押ししてくる広報マンもけっこういました、、、そんな時、私はよくこんな質問を相手にしたものです。「失礼ですが、そちら様は『○○○○』(私が制作している雑誌名)を読まれたことありますか?」

そうすると、何と驚くべきことに、10人中8人くらいは、「すみません、まだ拝読したことがなく・・・」とお答えになるわけです。(私の担当していた雑誌がマイナーな媒体だからというのもありますが)

皆さん、どう思われますか?
では、逆に、優秀な広報マンの場合はどうでしょうか。

彼は最初に、電話口でこういいます。
「貴誌を、いつも楽しく拝見しています。」

マスコミで報道や制作にたずさわる人間はこの一言にとても弱いのです。広報やPR会社の方からこう言われると、ついついガードが下がってしまいがちです。

さらに、彼はこう続けてきます。
「貴誌の△△△△というコーナーでぜひご紹介頂きたい情報があるのですが、、、」
「今、1分だけご説明させて頂けないでしょうか、、、」

こう言われたら、忙しくても話を聞かないわけにはいきません。あとは、その情報(ネタ)次第で、取材するか否かを決めるだけです。

・・・・・・・・

ここで皆さまに簡単な質問です。

記者、編集者、ディレクターなど、マスコミの中でも制作に関わるメンバーにとって、お客様とは誰でしょうか?

それは、新聞や雑誌を読んでくれる読者であり、番組を見てくれる視聴者です。

「あなたの作った新聞・雑誌・番組を、私はいつもみています。」
というのは、イコール、
「私は(広報マンであると同時に)あなたのお客様ですよ。」
という意味なのです。

だからこそ、
「『○○○○』さん(媒体名・番組名)をいつも楽しく拝見しています」
のフレーズが効くんですよね。これはまさにマスコミとの心理戦といえるでしょう。

マスコミ関係者にコンタクトする前に、相手の媒体に目を通し、内容を熟知しておくのは、最低限のマナーです。

そして、
それは同時に、広報PRで成果を出すための有効な戦術でもあるのです。

野澤直人

 

 

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※一部変更になる場合があります。

講師プロフィール:石田章洋氏

放送作家 兼 PRアドバイザー(ビジネス書著者としても活躍中)
石田 章洋(いしだ あきひろ)氏
1963年岡山県生まれ。放送作家。日本脚本家連盟員。日本放送協会会員。

テレビ朝日アスク放送作家教室講師・市川森一藤本義一記念東京作家大学講師。30年にわたり各キー局のバラエティ番組・情報番組・クイズ番組・報道番組など、様々なジャンルのテレビ番組の企画構成を担当。

主な担当番組は「世界ふしぎ発見!(TBS)」「TVチャンピオン(テレビ東京)」等。手がけた番組の合計視聴率は5万%超え。構成を担当した「世界ふしぎ発見!~エディ・タウンゼント 青コーナーの履歴書」が第45回コロンバス国際フィルム&ビデオ・フェスティバルで優秀作品賞を受賞するなど番組の企画構成に高い評価を得ている。

主な著書は、『企画は、ひと言。』(日本能率協会マネジメントセンター)『スルーされない技術』(かんき出版)『ビジネスエリートは、なぜ落語を聴くのか?』(日本能率協会マネジメントセンター)『インクルージョン思考』(大和書房)『一瞬で心をつかむ文章術』(明日香出版社)『おもしろい伝え方の公式』(日本能率協会マネジメントセンター)等、10冊以上を執筆。

2019年より、長年かけて培った放送作家の経験と人脈を活かした"PRアドバイザー"としても活動中。企業や店舗、商品やサービスの知名度改善および売上向上のための"テレビ取材獲得ノウハウ"に強みを持つ。

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スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。