広報で使う画像や写真、ちゃんと用意してますか?
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広報で使う画像や写真、ちゃんと用意してますか?

広報活動をする上で、画像や写真はとても重要です。なぜかというと、メディアにとって使い勝手の良い画像や写真があると、報道されやすくなったり記事の扱いが大きくなるからです。

広報活動をするなら、あらかじめ写真撮影を行い、メディアから画像や写真の提供を求められたら、即対応できるように準備しておきましょう。どんなものを用意しておくべきかを解説します。

媒体別に解説

WEB媒体

記者やライターから「そもそも画像や写真がないと記事にできない」と言われることが多いです。ちょっと考えればわかることですが、WEB媒体の記事には必ず何点か写真が入りますよね。

つまり、WEB媒体での記事化には、その記事内容と関連する画像や写真が必須なわけです。

雑誌

特にライフスタイル誌や女性誌などで、商品が紹介される場合、商品写真は必須。その時の画像データは、印刷しても問題ない解像度のものを提供する必要があります。

新聞

記事化にあたり、画像や写真が必須ではありませんが、写真があると記事の扱いが大きくなるケースがあります。

どんな画像や写真を用意しておくべきか

これは商品サービスや事業内容によってちがいますが、以下のようなものをメディアから求められることが多いです。

・商品を白バックでブツ撮りした画像
・人物が商品を手にとっている画像
・サービスの流れを図に起こしたもの(無形サービスの場合)
・商品やサービスの利用シーンが伝わる画像
・代表の写真(顔写真、バストアップ、ウエストアップ)
・代表以外のスタッフ(役員、広報担当者、取材対象となったスタッフ)の写真
・プレスリリースに入れたグラフやデータの画像

画像データの解像度や型式にも注意

一般的には、メディアは以下のものを求めてきますので、これに合わせて写真画像を用意しましょう。

・写真の大きさは1枚あたり5MB程度。(サイズは大きい方がいいが、大きすぎるとダウンロードに時間がかかりすぎて嫌がられるので注意。)
・解像度は、WEB媒体の場合、71〜96dpi程度。新聞や雑誌などの印刷物の場合、350〜400dpi程度は必要。
・画像の形式は、JPGもしくはPNGが基本です。aiやeps、HEIFなどの形式は、メディアに嫌がられます(特別なソフトがないと開けないので)。

最後に

大企業の場合、自社のHP上に「プレスルーム」というページを作り、そこから画像や写真をダウンロードできるようにしている場合もあります。
※メルカリの例 https://about.mercari.com/press/press-kit/mercari/

ただ、取材件数がそれほど多くないスタートアップやベンチャー企業の場合、ここまでやる必要はないでしょう。もし、会社として公式の画像や写真をまだ用意してないなら、早めに準備しておくことをおすすめします。

商品や人物写真の撮影など、プロのカメラマンに頼んでも数万円程度ですから、自社のオフィシャル画像は、プロに頼んで撮影してもらってください。

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記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

記事の執筆者
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