塚原 琢也 氏
未経験からの広報立ち上げ。壁にぶつかり、見つけた“指針”
システムソフトウェア開発やコンサルティング等をおこなっているIT FORCE株式会社で広報担当をしている塚原琢也さん。企業広報としての職務を中心に、情報システムなどのコーポレート業務も兼任しています。
そんな環境でも熱心に広報活動に取り組んでいる塚原さんは、ゼロイチ広報はひとり広報での行き詰まり感を払拭してくれるサービスだと話します。

未経験での広報立ち上げへの挑戦と行き詰まり
前職で突然「広報をやってみないか」と声をかけられたのが、私の広報キャリアの始まりでした。
長年法人営業として働いてきた私にとって、広報はまったくの未経験。社内にノウハウを持った人もおらず、何をすればいいかもわからない。とにかく自分で調べ、試行錯誤を重ねながら広報の立ち上げに奮闘していました。
当時の私は、プレスリリースを書いて一斉配信することくらいしか“広報らしい仕事”を知りませんでした。がむしゃらに動きながらも、心のどこかで「本当にこれで良いのか」と不安を抱えていたのを覚えています。
そんな時に出会ったのが、野澤直人さんの著書『逆襲の広報PR術』でした。
「プレスリリースの一斉配信はするな」。
この言葉に衝撃を受け、自分がやっていたことを根本から見直すきっかけになりました。「広報はこうあるべき」という思い込みが崩れ、広報の本質を学び直そうと決意しました。
広報観が変わった 「プレスリリースは送るな!」
書籍を通じて広報観が一変したものの、現場での実践は簡単ではありませんでした。
「自分のやり方は正しいのか」
「他社ではどう進めているのか」
不安と向き合いながら試行錯誤を重ねていたとき、「ゼロイチ広報」の存在を知りました。『逆襲の広報PR術』を執筆した野澤さんが主宰しているオンラインサロンだと知り、「ここなら確実に学べる」と確信し、迷わず入会を決めました。
月額1万円という費用に一瞬だけ迷いもありましたが、「この先、自分の広報力を伸ばせるなら十分に価値がある」と感じ、すぐに申し込みました。
迷いが「確信」に変わる──個別コンサルという心強い支え
ゼロイチ広報に入会して、最も助けられたのが月1回の個別コンサルです。1人広報として孤独に業務を進めていると、自分の施策が正しいのかどうか判断に迷うことも多くあります。
そんな中で、広報のプロと直接施策をすり合わせられるこの場は、まさに“答え合わせ”ができる時間でした。実際に、アドバイスをもとに施策を修正することで、業務がスムーズに進むようになり、徐々に成果にもつながっていきました。

メディア露出ゼロからテレビ取材へ。前職で得た確かな手応え
ゼロイチ広報で得た知見をもとに、前職ではメディア露出ゼロの状態から、テレビの生中継を含む20件以上の取材獲得に成功しました。その後、会社の方針が変わったことで、いったんゼロイチ広報を退会しましたが、その後、再び転機が訪れます。
IT FORCEでの広報担当に。再びゼロイチ広報が必要になった
現在所属しているIT FORCE株式会社で企業広報の専任担当となりました。
新しい業界、公共・福祉領域の自社製品、新しい広報課題──前職の経験だけではカバーしきれない領域に直面しました。特に、会社として掲げているのが「テレビ取材の獲得」という明確な目標。
『ガイアの夜明け』『カンブリア宮殿』のようなビジネス番組への露出を目指していく中で、「もう一度、広報の“道しるべ”が必要だ」と強く感じ、ゼロイチ広報に再入会することを決意しました。
ゼロイチ広報で得た知見が、BtoB企業での成果に直結
IT FORCEでは、プレスリリース作成やメディアアプローチ、Webサイト更新に加えて、入札関連業務や情報セキュリティまで、幅広い業務を担っています。
BtoB企業であり、上長はいるものの広報実務を担当しているのは私1人。社内に相談相手がいない中で、自分の施策を定期的に確認できるゼロイチ広報の個別コンサルは、まさに“広報の上司”のような存在です。
入社当初は、年間の取材件数が1件、掲載4件ほどでしたが、現在は取材4件、掲載20件超と、確実に成果につながってきています。「BtoB企業は広報が難しい」と言われる中で、ゼロイチ広報で得た知識とサポートが、大きな武器になっています。
動画・勉強会で得た“視点”が、行動を変える
ゼロイチ広報は、動画コンテンツや勉強会も非常に充実しています。中でも印象的だったのが、「テレビ局のリサーチャーにどうアプローチするか」という内容でした。そもそも“リサーチャー”という存在に意識が向いていなかった私にとって、大きな視野の転換となりました。
平日日中にリアルタイムで勉強会に参加するのが難しいこともありますが、アーカイブ動画で自分のペースで学べる点も非常に助かっています。Slackでの他社事例やタイムリーな情報共有も実践に役立ち、ひとり広報としての引き出しが増えていることを実感しています。
テレビ取材という大きな目標に向けて、これからもゼロイチ広報と
現在、IT FORCEで目指しているのは、会社の取り組みがテレビで紹介されること。
いきなり全国放送のビジネス番組に出るのは簡単なことではありませんが、まずは専門媒体やWebメディアでの露出を重ね、信頼と実績を積み上げていく──その道筋を描けているのは、ゼロイチ広報で得た学びがあるからです。
これからも、ゼロイチ広報とともにスキルを磨き、会社への貢献と自身の成長の両方を目指していきたいと思っています。もし今、ひとり広報として悩んでいる方がいれば、ぜひ一度、ゼロイチ広報を活用してみてください。
私自身がそうだったように、「やって良かった」と思える日が、きっと来るはずです。
IT FORCE株式会社
塚原琢也 氏