金井 美咲輝 氏
勉強会が突破口に。未経験から築いた記者とのリレーション
主に金融機関や士業、自治体などを対象に、補助金申請支援のDX事業を展開する、株式会社Staywayの広報担当・金井美咲輝さん。
広報経験ゼロからの挑戦は、不安と試行錯誤の連続でした。そんな中で出会ったのが「ゼロイチ広報」。3年間の在籍を通じて、着実にメディアとの関係を築き、キャリアの基盤を固めてきました。
未経験から広報を任され、専門職としてのキャリアを切り拓こうとしている金井さんに、その歩みを伺いました。

一人で実務を担う広報体制のなかで
現在、金井さんはプレスリリースの作成や記者とのリレーション構築をはじめ、銀行・事業会社へのサービス事例を記事化し、オウンドメディアに掲載するなど、幅広い業務を担っています。
「主に私が実務を担当しており、5名体制のチームで動いています。代表自らチームに入り、戦略を共に立てるベテラン広報の方や、マーケティング・営業との橋渡し役を担うメンバーと連携しながら進めています。広報は経営に直結する重要な役割だという共通認識のもとで動いているので、心強い環境だと感じています。」
経験ゼロで広報担当に。支えになった「ゼロイチ広報」との出会い
金井さんが広報に携わり始めたのは、大学時代からインターンとして在籍していた会社での事業転換のタイミングでした。
社会人2年目にサービスがベータ版として立ち上がり、その流れで広報を任されます。
経験も知識もゼロの状態で、会社からは「記者との関係構築」を期待され、大きな緊張感を抱いたといいます。
「サービスが立ち上がった頃に広報を任され、ほぼ同時期にゼロイチ広報に入会しました。
実は当時、業務委託で広報を担当していた方がゼロイチに加入していて、その紹介で私も入ったんです。広報を始める時に、代表から“まずはメディア掲載に向けた記者とのリレーション構築を頑張ってほしい”と言われて。もちろんつながりはゼロでしたから、とにかくまずは記者とリレーションを構築しなきゃ、という思いでした。」
勉強会が“突破口”に——記者との関係構築
ゼロイチ広報でまず助けになったのが、勉強会を通じた記者との接点でした。
「勉強会で登壇した記者の方に連絡をすると、返事をいただけることが多いんです。“ゼロイチ広報の勉強会でお話を聞きました”と伝えると、高確率でレスが返ってくる。これがすごくありがたくて。ひとりで突然アプローチしてもなかなか相手にされないことが多いのですが、勉強会経由だと真剣に向き合ってもらえる。記者発表会(※)でも多くの方と出会え、本当にゼロからメディアリレーションの基盤を築くことができたと感じています。」
※ゼロイチ広報主催 合同記者発表会
会員さんそれぞれの人脈を生かし、新しくメディア関係者とのネットワーク作りをすることを目的とした合同の記者発表会。

ゼロからの縁が、今も続き、広がっていく
ゼロイチ広報を通じて築いたつながりは、一過性ではなく継続的な関係へと発展しています。
「ゼロイチ広報を通じて知り合った記者さんとは、3年経った今もやりとりが続いています。実際に取材いただいたこともあり、定期的に近況を共有しています。記者発表会にも毎年招待させていただいているんですけど、毎年来てくださっているんですよ。なので記者発表会は定期的にご挨拶する機会にもなっています。」
さらに、ゼロイチ内でつながった広報仲間から記者を紹介され、メディア掲載につながったことも。学びの場が成果に直結するケースも少なくありませんでした。
孤独を支える“個別コンサル”と真面目なコミュニティ
「ひとり広報として壁にぶつかった時、個別コンサルがとても役立ちました。実務で迷った時に相談でき、その場で答え合わせができる安心感があります。勉強会やアーカイブ動画も知識のインプットにすごく役立っています。」
支えになったサービスについて振り返りながら、金井さんはコミュニティの雰囲気についてもこう語ります。
「会員さんは勉強熱心で業務に対して真摯に取り組まれている方が多い印象です。他のコミュニティとは一線を画し、和やかな雰囲気でありながらしっかり学べる場だと思っています。新しく入っても溶け込みやすい環境なのがありがたいです。」
「ゼロからイチ」だけで終わらない
3年もの間、継続してゼロイチ広報に在籍している理由を聞きました。
「代表をはじめ弊社メンバー全員が、広報の役割に対する理解を持っているおかげで続けられていると思っています。ゼロイチのサービスは、何年いても着実にノウハウが積める環境だと思います。文字通り“ゼロからイチ”を作るのに特化されているサービス内容だと思いますけど、それだけで終わらず次のステップへ進むための学びも得られる点が大きいです。勉強会や記者発表会を通じて、常にPRの知識や記者とのリレーションをアップデートできる環境があるので、会社としても続けやすいです。」
また、会費1万円の価値についてもこう語ります。
「コンテンツは充実しているし、他のコミュニティと比較してもゼロイチのように学びに特化したコミュニティは少ない。そう考えると十分に価値のある金額だと思います。」
広報を“専門職”として生きていく

今後のキャリア展望について伺うと、金井さんはこう答えます。
「会社が上場を目指しているので、まずはそこに広報としてしっかり貢献したいと思っています。また、将来的にはもっとキャリアを積んで、広報を専門にプロとして食べていける人材になりたい。」
未経験から広報を任され、ゼロイチ広報を支えに着実に歩みを進めてきた金井さん。
「ゼロからイチ」を経て、その先のキャリアを切り拓いていく姿は、多くの広報担当者にとって心強い道しるべとなるはずです。
株式会社Stayway
金井 美咲輝 氏

