株式会社パンフォーユー 代表取締役 矢野健太さま

株式会社パンフォーユー

代表取締役 矢野 健太さま

全国どこかのパン屋さんから、お店自慢の焼きたてパンが届く定期便「パンスク」をはじめ、パン屋さんと消費者をつなぐプラットフォームサービスを展開する株式会社パンフォーユー(以下、パンフォーユー)。

2017年の創業以来、地域のパン屋さんが抱えるあらゆる課題を独自の冷凍技術とITで解決し、パン業界のDXを推進しています。
ベンチャー広報では、広報PRの戦略設計~実行まで一気通貫でご支援しています。

広報活動で得られた成果や、弊社のサービスについてパンフォーユー 代表取締役の矢野さまにお話を伺いました。

冷凍パンのおいしさを伝えたい

弊社では、パンを「作る人」「売る人」「食べる人」三方良しのプラットフォームサービスを提供しています。具体的には、全国のパン屋さんからご自宅に冷凍パンが届く「パンスク」、オフィス向けの福利厚生サービス「パンフォーユーオフィス」、事業者向けのパンプラットフォーム「パンフォーユーBiz」といった事業を行っています。

最初は、私自身がプレスリリースを書くなどして広報PRを行っていました。本格的に取り組もうと思ったのは、ある個人投資家からのアドバイスがきっかけでした。
パンのオーダーメイド事業を行う中で、ネット上での認知度はあるものの、その先につながらない、また、そもそも冷凍パンのおいしさが伝わっていないという課題がありました。当時は、冷凍技術が発達しているとはいえ、多くの人が冷凍パンより焼き立てのパンの方がおいしい、という認識を持っていたのではないかと思います。

「冷凍パンのおいしさを知って、手に取っていただくためにもPRをした方がいい」というのが個人投資家からのアドバイスでした。「冷凍パンは焼き立てに劣る」という世間の認知を飛び越えたいと、相談したのがベンチャー広報です。

金額以上の学びがあった
ベンチャー広報のことは、個人投資家からの紹介で知りました。広報PRをした方がいい、と勧めてくださった個人投資家です。その方自身がスタートアップ企業に所属されていて、ベンチャー広報の支援を受けていらっしゃいました。

はじめに申し込んだのは創業1年目、サービスを開始して半年経たないぐらいの時期だったと思います。月に1度、PRノウハウを実践的に教えていただけるサービス(ベンチャ―広報注 ※現在は提供していないサービスです)を契約して、私自身どこまで広報を覚えられるかも含めてサポートいただきました。

私は過去に広告代理店での勤務経験があったため、PR会社のサービスや料金相場は知っていました。その中でも、ベンチャー広報にはお支払いする金額以上のことを学ばせていただいたなという印象が強くあります。

その時は、弊社が提供していたサービスの終了のタイミングで、PR支援の契約は解約せざるを得なかったのですが、個人宅向けの「パンスク」のサービス開始をきっかけに再度ご相談しました。

個人宅向けサービスも、広告だけでグロースしないとわかっていたので、広報PRを頑張らなければなというタイミングで、最初にお世話になったときの「とにかく動いてもらった」という印象が非常に残っていたので、強い信頼がありました。

PRで感じた、売上・採用・資金調達の変化

ベンチャー広報に広報PRを業務委託でお願いするようになって以降、1年以上広報PRのみで情報発信を続けてきました。認知度が上がってきたタイミングで広告を展開し、さらなる認知度向上に向けて動いています。

メディア露出が増えて変わったことは、3つあります。

1つは、純粋にお客様が増えたこと。パンの商品情報だけでなく、どういった思いでこのサービスが始まったのかを知っていただいた上で買っていただけるようになりました。

2つ目は採用面です。丁寧に取材していただく機会を設けていただいたおかげで、私自身の思いや、弊社が目指しているところを認知した上で、弊社で働きたいと言っていただけることが増えました。

3つ目は資金調達です。投資を検討する前の段階からすでに弊社のことを知っていただいているので、説明などのやり取りがスムーズに進みました。これだけ多くの方が気にかけてくださっているのか、と、起業当初との違いを感じています。

ビジネス系メディアで取り上げていただく機会があると、提携するパン屋さんの開拓がしやすくなるなど、ビジネスを展開する上でも多くの利点があります。
本当に、皆さんいろいろな記事を読んでくださっています。私から「こういう会社です」とお話する前から知ってくださっていて、応援していただけるのは大変ありがたいことです。それぐらい、出た記事の本数も多いという証拠でもありますね。広報の影響力の大きさや、サービスの認知度の高まりを感じています。

今の広報体制は、社内の担当者が1名です。マーケティング業務も兼任しているので、マスコミ広報については、ベンチャー広報に戦略設計や企画から、メディア関係者へのリレーションなどの実務までお願いしています。

会社目線とメディア目線を包括した 圧倒的なコミット力

ベンチャー広報と広報PRについてお話する際、あえてマーケットを見ず、プロダクトアウトの形で話をすることもあります。メディア目線に寄りすぎてしまうと、会社の方向性がブレてしまう可能性があるからです。

でも、その中で弊社がどう見られたいか、逆にどう見られたくないかという思いを汲み取っていただきつつ、メディア目線の切り口からいろいろな取材を取ってきてくださいます。事業とメディアのニーズやトレンドを理解していただいた上で情報の使い方や見せ方を提案し、伴走してくださいます。とてもありがたいです。これだけ多くの広報PRが成功しているのは、弊社のことをよく理解していただいた上でネタ作りができているからだと思います。

PRをお願いする中で気をつけているのは、私の代弁者としていろいろなことを話せるようにしてもらう、ということです。
日々の事業の進捗はもちろん、最近考えていることなど、メディアの方とお話する際にどんな話題を持っているとスムーズに話が進むかを考えて、なるべく共有するように意識しています。

広報は、広告と違って会社のメッセージをコントロールできない側面があります。ズレが生じないように、弊社のメッセージを常に共有し続けるのは、常に意識していることですね。
また、些細なことかもしれませんが、弊社の思いがメディアに正しく伝わるよう、言い方や言い回しについても都度アドバイスをいただいています。そういった細かいところまで心を配ってくださるのもありがたい限りです。

PRの成果もあって、事業は軌道に乗り始めています。これからもお客様の期待に応えられるよう、引き続き事業に真摯に向き合っていきたいです。まだまだ業界が気づいていない課題もたくさんあると思うので、視野を広く持ち、市場の動きを見定めながら次の展開も積極的にしていきたいと思っています。

広報PRは事業成長の神風的存在

よく、ベンチャー企業が大きく伸びる要素は2つあると言われていて、一つが大規模なアライアンス、もう一つが広報PR。この2つしか神風はないと思っています。
アライアンスももちろん頑張りますが、広報PRもないと絶対に事業は伸びないので。

十分な技術と力があって、広告だけでグロースできる、あるいは寧ろ知られないほうがいい、でも利益があげられるといった企業であれば、広報PRする必要はないかもしれません。
しかし、そうでない企業の方が多いですよね。そういった意味で、広報PRは欠かせないと思います。いわゆる2歩早いビジネスを少しでも、テンポよく進めたいと思うのであれば絶対に広報PRは必要です。