8月26日（火）広報が知っておくべき、平時から取り組める危機管理広報の準備
いざという時に備える！実践「ポジションペーパー」の重要性
危機管理広報の勉強会では、事業会社で数々の危機管理を経験されてきた高場経営広報舎 代表 高場正能様をお招きし、実務経験者だからこそ話せる「広報が知っておくべき、平時から取り組める危機管理広報の準備」を深掘りしました！
第一部のレクチャー編では、
・「危機管理広報＝炎上を消す魔法」ではなく、「被害と信頼の減り方を最小限に抑える減災作業」ということ
・起きる前に管理する【リスク･マネジメント】
・起きてしまった危機的事態を早急に収拾する【クライシス･マネジメント】は別次元
ということをインプット。
また有事にはメディア対応も一変し、日頃のリレーションとは異なる社会部などの記者が中心となるため、投げかけられる質問の具体例や情報集約のポイントを細かく解説。
初動の遅れは情報不足ではなく、「書く型」が無いことが原因であることが多いです。この「書く型」こそ、事実・不明点・ネクストアクションを整理し、社長の迅速な意思決定を助ける「ポジションペーパー」といわれる状況メモ。ポジション・ペーパーはすべての危機対応の土台となる最重要アイテムであることを学びました！
有事の混乱を回避するためには、ポジションペーパーで「言語化する」「決める」「徹底する」という3つの引き出しを広報が持っていることが重要。刻一刻と変化する状況を的確にまとめ、経営者の意思決定を後押しし、その内容を社内外に徹底することが不可欠であると学びました🧐
第二部のグループワークでは、実際の危機事例を基にしたストーリーから「ポジションペーパー作成」を実践！
参加者の皆さんはまず個人で作成し、その後グループで活発にブレスト。初めて書くことに挑戦することから生まれた疑問を積極的に解消していました👏
普段からの準備がいざという時の結果を大きく左右すると実感する場となりました。とても充実した内容で、勉強会で使用した資料やポジションペーパーのサンプルなども提供いただき、非常に実践的な学びの場となりました！
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました！
今回の勉強会はゼロイチ広報サロン内でアーカイブをご覧いただけます💁♂️
