新井さんインタビュー

新井 裕子 氏

中小企業ならではの広報活動を迷いなく実践

株式会社温故知新で、広報を担当されている新井裕子さん。これまで、国内外のホテルに勤務されてきました。営業やコンシェルジュを経験した後、広報の担当になったという新井さん。広報未経験ながらも、ここまで独自のやり方で走り続けてきた、と振り返ります。そんな新井さんが「ゼロイチ広報」を選んだきっかけや、入会後の感想について、伺いました。

かけもち1人広報からスタート

弊社は、「宿は地域のショーケース」となるホテルをプロデュースしている会社です。スモールラグジュアリーなホテルや旅館など、2022年現在で6施設を運営しています。広報担当は4名です。

広報業務以外にも、それぞれがSNSやマーケティング、またや海外に向けたPRと営業なども行っています。「ゼロイチ広報」に入会した理由は、やはり「学びたい」という思いが強かったからです。

私は、これまで国内外のホテルで20年以上勤務してきました。広報担当になったのは、10年ほど前のことです。広報だけでなく、営業企画やマーケティング全般、ブランディングなど、かけもちでスタートでした。

広報担当者は他にいなく、全くのゼロからのスタートでした。その時参考にしたのは、海外勤務時代のPRチーム。どんな戦略と活動計画を立て、日々業務をしていたか思い出しながら、自分なりに戦略や活動計画作って、どうしたら取材して貰えるかを日々模索しながらトライ&エラーを繰り返しながら、業務を行ってきました。

その後、現在の会社に転職し、今に至ります。海外流+自己流の広報活動を続ける中、きっとお作法やマナーなどがあるのだろうな、とは常々思っていました。そんな中で出会ったのが、「ゼロイチ広報」です。

きっかけは、野澤さんの本でした。直ぐに実践できる役立つ情報量で、その本は付箋とメモだらけです。その後オンラインサロンの存在を知り、コンテンツが充実していて、さらにスタッフのフォローアップ体制に感動しました。そこで、「広報のプロに、改めてお作法を学びたい」と思い、迷いは一切なく入会を決意しました。

勉強会だけでなく、個別コンサルもあるということだったので、自分の引き出しを増やすチャンスも得られるのではないか、とも思いました。

「Slack」による相互コミュニケーション

「ゼロイチ広報」には、個別コンサルや勉強会など、さまざまなコンテンツがあります。どのコンテンツも情報量が多く、役に立つものばかりで、とても満足しています。

個別コンサルでは、自分がやろうとしていることに対して、「こういうやり方もあるよ」と肉付けしていただいたり、「これをやったほうがいいよ」とアドバイスをいただけたりします。相談相手がいるのは、とても心強いです。

さまざまなコンテンツの中でも、私が特に嬉しく活用しているサービスがメンバー限定のコミュニティの「Slack」です。他のメンバーや、運営の方とも気軽にコミュニケーションを取ることができます。

一般的なサロンの場合、動画配信やオンライン講義が中心になることも多いですよね。それだと、参加者側と運営側の相互のコミュニケーションが取りにくい点もあると思います。でも、「ゼロイチ広報」では「Slack」で気軽にやりとりができるんです。

「質問コーナー」もあります。メンバーからの相談や、それに対するアドバイスが投稿されていています。他のメンバーの悩みは自分に当てはまることも多いので、とても参考になっています。そういった、他のメンバーのQ&Aを読むたび、「質問してくれてありがとう」とその質問者に感謝しています。

同じような悩みや疑問が解決できるので、自分にとってもプラスになっています。私も、「Slack」に「これで取材してもらった」成功事例や失敗談や反省点など投稿することがあります。そのたびにメンバーや運営の方々が反応してくださいます。レスポンスがあると嬉しいですよね。

また、メンバーが投稿する成功事例の中には、普段自分が追えていない世の中の傾向や、テレビで取り上げられている企画内容など、多方面の情報が満載です。メンバー間のやりとりからも、日々、学ばせていただいています。

他のメンバーの投稿に刺激を受け、背中を押されることもあります。「Slack」でのコミュニケーションは、個別コンサルとはまた違った学びを得ることができていると感じています。

大企業とは違う、中小企業ならではの広報戦略

広報のノウハウを探すと、ネット上にもさまざまな情報が出てくると思います。でも、その情報って、大企業向けのものがほとんどだと思いませんか?なんとなく、この情報は中小企業やスタートアップには当てはまらないのではないか、と思うこともありました。

「ゼロイチ広報」に入会してから、「大企業とそれ以外の広報は全く別物だ」と明確に教えていただきました。今まで疑問に思っていたことが腑に落ちて、頭の中がスッキリしました。それ以降、大企業のやり方をマネして「あれもこれもやろう」ではなくて、「中小企業だからこそ、これをやろう」と、やるべきことが明確に見えてきました。的確な判断ができるようになったと思います。

取材実績も獲得することができました。企画して、取材企画書やリリースを書いて、実際に取材していただけたときは、とても嬉しかったです。入会後、確実に成果が出てきているのを実感しています。

丁寧なケアと、みんなで解決していく仕組みが魅力

新井 裕子 氏これほどまで親身にケアをしていただけるサロンは、他にはないと思っています。「今度、オンラインで勉強会をやりますよ」とか、「質問があればどうぞ」と声掛けしてくれるなど、きめ細かなコミュニケーションやフォローアップがありがたいです。

いろいろな勉強会はもちろん、「Slack」を活用した学びは、新たな発見も多いです。単純に聞くだけではなく、みんなで解決していける仕組みがあることも、「ゼロイチ広報」で学ぶ魅力だと思っています。

「ゼロイチ広報」でインプットやアウトプットをして、そこから実際に結果を出した時の喜びと充実感は格別です。1人広報の方、掛け持ち広報の方、中小企業の方など、いろいろな立場で広報に関わるみなさんにおすすめしたいです。

株式会社温故知新
新井 裕子 氏