大林さんインタビュー

大林 大輔 氏

「ゼロイチ広報」での学びと出会いは広報活動の基盤

今回お話を伺うのは、株式会社NATTY SWANKYホールディングスの大林大輔さん。会社設立以来初の広報担当として、社外広報、SNSでの配信を主に行っています。2011年に開業した「肉汁餃子のダンダダン」は、餃子をメインメニューとした居酒屋スタイルが大ヒット。10年間で100店舗を達成するなど、大躍進を続けています。毎日の広報活動の全ては、「ゼロイチ広報」から学んだと語る大林さん。「ゼロイチ広報」の魅力について、お話を伺いました。

今までなかった、広報担当のポジション

私が担当になるまで、弊社には広報の部署がありませんでした。当時のメディア露出は年に1、2回ほど。依頼に応じて、その都度取材を受けるスタンスでした。ほとんどメディアリレーションをやってこなかったんです。そこで、今後は広報業務に力を入れていこうということで、私が担当になりました。しかし、過去には広報活動の例がありません。広報戦略はどう立てるのか、どうやって実施するのか、プレスリリースには何を書けばいいのか。もちろん、ノウハウもありませんでした。まずは社内での協力体制を整えつつ、同時にメディアの方々との関係も築いていく必要がありました。当時はメディアリストもありませんでしたから、一から作成していましたね。

ゼロイチ広報との出会いについてですが、もともとIR担当者のためのオンラインのコミュニティに参加していました。当時はIR担当でしたが、将来的には広報として活動したいという目標もありましたので、同じように広報担当者のコミュニティもあるのではないかとインターネットで検索しました。そこで目に留まったのが、ゼロイチ広報です。一刻も早く仲間を作って、広報として成長したいと思い、「ゼロイチ広報」への入会を決めました。

月額1万円を、どう捉えるか

「ゼロイチ広報」に入会した理由は、2つあります。値段と、内容です。まず、月額1万円という値段。個人としては決して安くはない値段です。オンラインサロンというと、高くても月額5千円ほどの価格帯が多いかと思います。その中で月額1万円というのは、個人としては悩みどころでした。

しかし、1万円だからこそ、しっかりしたコンテンツを提供してくれるのではないかと期待する気持ちも湧いてきました。裏を返せば、それだけのきちんとしたコミュニティやサービスがあるということ。1万円という値段設定が、その証明になっているのではないかと思ったんです。ホームページを見てみると、期待通り、それぞれのコンテンツが分かりやすく、詳細に説明されていました。充実した内容だからこそ、この値段設定なんだと納得できましたし、それが決め手になりました。

広報同士、抱えている悩みは意外と同じ

勉強会で学ぶ内容は、広報のスキルアップに確実に繋がっています。例えば、各メディアに関する勉強会。一人の記者の方とは面識があっても、その方が所属するメディアの全体像や、部署の特徴などは分からないことも多いですよね。勉強会では、ここはこんな会社ですよとか、編集部ではこんな活動をしています、といったレクチャーがあるんです。新卒研修のようなイメージですね。それぞれの特徴を知っておくと、広報戦略にも活かせますし、メディアとの関係性も築けます。実際にそのメディアの方とお会いしてお話した時に、「うちのことよくここまで調べてきましたね」とお褒めの言葉をいただいたこともありました。勉強会で学んだことが、実際の広報活動に活きていると実感した瞬間でした。

会員になると、過去の勉強会やセミナーの動画も視聴できます。教科書替わりにして、復習に利用したり、学び直したりできます。豊富なコンテンツは、私にとってまさに宝箱のような存在です。

また、会員同士の横の繋がりも、魅力の1つです。会員限定のチャットツール(Slack)は、貴重な情報交換の場です。フェイスブックのコミュニティとはまた違う、もう一歩踏み込んだコミュニケーションを取ることができます。広報同士でコミュニケーションをとっていると、意外と、広報として悩んでいる内容って一緒だったりするんですよね。どの会社もそうなんだな、よく似た環境にいるんだな、と悩みを共有できるので、精神的な支えにもなっています。一人で悩む必要はないんです。「ゼロイチ広報」というコミュニティを活用すれば、広報のリアルな声を聞くことができます。得られるものは非常に多いです。

大切なのは、メディアとの関係性だけではない

大林 大輔 氏今取り組んでいる広報活動は、全て「ゼロイチ広報」から学んだことです。現場で3年かけて学ぶような内容を、短期間で効率良く学ぶことができます。最近は、これまでの勉強会をきっかけに、多くのメディア露出も獲得できるようになりました。「ゼロイチ広報」の名前を出すことで、過去の勉強会講師をしてくださったメディアの方とのコミュニケーションがスムーズに進むこともありました。

今後の目標は、「肉汁餃子のダンダダン」の認知度をもっと上げること。広報活動を通して様々なメディアに露出し、「日本で一番美味しい餃子」を、一人でも多くの方に知っていただきたいと思っています。

私が広報として大切にしていることがあります。それは、他社の広報との繋がりです。各メディアとの関係性を作るのと同じぐらい、他社の広報とも関係性を作ること。これが重要です。なぜなら、それぞれが情報のハブになっていて、素晴らしい発信力を持っているからです。広報の輪をどんどん広げていくと、思わぬところで実を結ぶことがあります。会員同士の繋がりがきっかけで、他の外食業の方とのコラボが実現したこともあります。広報同士の横の繋がりを作ることが、結果的に、メディアリレーションの強化にも繋がっていくんです。そして、広報同士の横の繋がりを作れるのが、「ゼロイチ広報」という場所です。「ゼロイチ広報」で出会った皆さんは、楽しくて、個性的で、いい人ばかりです。ここで学んだことや、人との繋がりが、仕事を楽しく行う上での土台になっています。

株式会社NATTY SWANKYホールディングス
大林 大輔 氏