2020/06/05

今、最強のPR手法は、SNSからテレビへの報道連鎖かもしれない

社長ブログ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

新聞やテレビの読者・視聴者は全体的に高齢化が進んでいます。

全国紙(朝日・読売・毎日)の読者層は50代・60代以上、テレビは(番組や放送時間によりますが)40代から60代が中心です。そのため、広報戦略として20代・30代の若年層にメッセージを届けたい場合には、新聞やテレビではなくSNS(twitter、Instagram、YouTubeなど)を活用すべきでしょう。

例えば、コロナ拡大を受けて「外出を自粛してください」というメッセージを、政府や自治体がどんな手段で生活者に伝えたかをみると、それが良くわかります。

安倍首相の記者会見をテレビで生放送したり新聞で報道してもらっても、50代以上には伝わりますが、20代・30代にはなかなか伝わりません。そこで政府のとった手段がtwitterでの星野源とのコラボなわけです(発信したコンテンツが稚拙だったため炎上しましたが)。また安倍首相は以前からニコニコ生放送への出演を積極的に行っています。

小池都知事もHikakinTV(YouTube番組)に出演したり、ネットの動画でメッセージを発信しています。これも新聞やテレビではリーチできない若年層にメッセージを届けるためです。

これらの事例から「メッセージを伝えたい相手の年齢によって、新聞・テレビとSNSを使い分ける必要がある」ということがわかると思います。

マスコミ広報(新聞・テレビ等)とSNSの関係において、最近興味深かったのは、twitterの抗議デモにより検察官定年延長法案が成立見送りになった出来事です。

---
「#検察庁法改正案に抗議します」。検察官の定年を段階的に65歳へ引き上げる検察庁法改正案に反対するハッシュタグをつけた投稿がツイッター上で急速に増え、10日午後1時現在で250万件を超えた。俳優や漫画家ら著名人も声を上げ、異例の盛り上がりを見せている。(出典:毎日新聞)
---

ネットではtwitterデモの勝利と歓喜の声があがりましたが、私の見方は少し違います。

この出来事のポイントは「twitterの抗議デモが起きているという事実を、新聞やテレビがニュースとして大きく報道した」ということではないでしょうか。

検察庁法改正案を強行採決した場合、世論の反発で内閣支持率が急落することが予想されため、安倍首相も方針転換をせざるを得なかった、と言われています。

twitterを見てる人=20代・30代の若年層=選挙に行かない人。だからtwitterでいくら批判されても安倍首相や政府はその意見を重視しません。

しかし「twitterの抗議デモが起きているという事実」を新聞やテレビが報道したら話は別。新聞やテレビを見てる人=50代・60代以上=選挙に行く人、ですから。安倍総理もこの層にそっぽを向かれると困ります。政府自民党の支持率が下がれば、次の選挙で苦戦しますからね。

今の時代、最強のPR手法のひとつは、SNSでバズる→そしてその現象を新聞・テレビが報道する、なのかもしれません。何しろ政府与党の意思決定に大きな影響を与えるほどですから。

野澤直人

 

 

  • [ベンチャー広報・メールマガジン]のご登録(無料)はこちら

スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報が、10年以上の歳月かけて培ってきた広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。

・「ゼロから広報PRを学びたい」
・「広報担当者不在の企業でこれから広報PR領域を強化していきたい」
・「PRコンサルタントとして独立(または転職)のためのスキルを身に付けたい」

とお考えの方は、[ベンチャー広報・メールマガジン]をご登録ください。
 

 
 


 
 
 
以下、最新イベント(2020.7.1)のご案内です。
 

『SNS時代こそ、テレビに取り上げられる価値がある』
現役放送作家から学ぶ "テレビアプローチの成功術"


 

SNS時代だからこそ、テレビの影響力は絶大!?

「若者のテレビ離れが加速している...」

そんな報道を目にするようになりましたが、巷で言われるように、"本当に" テレビの影響力は低下しているのでしょうか?

この疑問に対し、これまで数々の民放テレビ局・ニュース情報番組に放送作家として関わってきた石田章洋氏は「SNS時代だからこそ、テレビの影響力は絶大だ」と断言しています。

そこで、今回の広報PRセミナーでは、テレビ現場の裏側まで知り尽くしたベテラン放送作家(兼 PRアドバイザー)の石田氏をお招きし、SNS×テレビ露出に求められる広報戦略に不可欠な要素とは何か、SNSとの相乗効果が生まれるテレビ番組への露出とはどのようなものか、これらのテーマについて、石田氏が実際にテレビ局の中の立場でこれまで受け取った数多くのプレスリリースから成功した事例&失敗した事例に基づく実践的 "テレビアプローチの成功術" について余すところなく語っていただきます。

概要

日 時:2020年7月21日(火)13:00~14:30(12:55から入室可能)
    トークセッション 60分 / 質疑応答 30分
料 金:無料
対象者:企業の広報パーソン ~3年程度の方
    スタートアップ、ベンチャー企業の経営者
会 場:オンラインのみです。Zoom(ウェビナー)での開催です。

【ご留意点】
・本セミナーは、企業の経営者や広報担当者向けです。弊社の競合企業(PR会社)の社員、関係者の方はお申込みをご遠慮ください。
・新型コロナウイルス感染拡大に伴い、外出規制が発令された場合、オンライン配信ができなくなる場合もございます。その際は開催を中止させていただくことになりますので、あらかじめご了承ください。

セミナーコンテンツ

  • 基本の「き」、テレビPRのメリット/デメリット
  • テレビ露出からのSNS活用法
  • 狙うのはバラエティではなく情報報道番組!?
  • テレビ番組スタッフはどうやってネタを探しているのか
  • テレビ用のプレスリリースは、タイトルが9割!?
  • こんなタイトルのプレスリリースは絶対読まれない
  • テレビが飛びつく4原則とは

※一部変更になる場合があります。

講師プロフィール:石田章洋氏

放送作家 兼 PRアドバイザー(ビジネス書著者としても活躍中)
石田 章洋(いしだ あきひろ)氏
1963年岡山県生まれ。放送作家。日本脚本家連盟員。日本放送協会会員。

テレビ朝日アスク放送作家教室講師・市川森一藤本義一記念東京作家大学講師。30年にわたり各キー局のバラエティ番組・情報番組・クイズ番組・報道番組など、様々なジャンルのテレビ番組の企画構成を担当。

主な担当番組は「世界ふしぎ発見!(TBS)」「TVチャンピオン(テレビ東京)」等。手がけた番組の合計視聴率は5万%超え。構成を担当した「世界ふしぎ発見!~エディ・タウンゼント 青コーナーの履歴書」が第45回コロンバス国際フィルム&ビデオ・フェスティバルで優秀作品賞を受賞するなど番組の企画構成に高い評価を得ている。

主な著書は、『企画は、ひと言。』(日本能率協会マネジメントセンター)『スルーされない技術』(かんき出版)『ビジネスエリートは、なぜ落語を聴くのか?』(日本能率協会マネジメントセンター)『インクルージョン思考』(大和書房)『一瞬で心をつかむ文章術』(明日香出版社)『おもしろい伝え方の公式』(日本能率協会マネジメントセンター)等、10冊以上を執筆。

2019年より、長年かけて培った放送作家の経験と人脈を活かした"PRアドバイザー"としても活動中。企業や店舗、商品やサービスの知名度改善および売上向上のための"テレビ取材獲得ノウハウ"に強みを持つ。

お申し込みはこちら

 

 

  • [広報初心者のためのオンラインサロン・ゼロイチ広報]のご登録はこちら

株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。

 

 

  • [野澤直人のゲリラ広報]ベンチャー広報・社長メールマガジンのご登録はこちら

スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。