1人の親しい記者は、千通のプレスリリースにまさる

1人の親しい記者は、千通のプレスリリースにまさる

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

弱小プロレス団体が日刊スポーツに取り上げられたことがあります。

弱小も弱小、相当のプロレス通でも「聞いたことないな」という方がいらっしゃるほどのマイナーな団体です。

しかも、囲みの小さな記事ではなく、1ページの2/3以上を使って、同団体が紹介されたのです。広告費に換算したら数百万円は下らないはずです。

なぜ、弱小団体の記事がこれほど大きく取り上げられたのでしょうか。団体の代表に話を伺わせていただいたのですが、成功のポイントは2つありました。

「マスコミ人脈」と「企画力」です。

プレスリリースを不特定多数に1000件送るよりも、親しい記者1人に直接会ってリリース内容を説明した方が、記事になる可能性は高いです。人脈は強いですよね。

「マスコミ人脈を作る」というと、とても大変なことに感じるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

誰でも、最初はマスコミ人脈ゼロからスタートします。マスコミ関係の知り合いが何十人、何百人といる必要はないのです。

まずは、1人でOKです。3人できれば十分でしょう。

ただし、この3人はただ単に名刺交換をした程度では不十分です。いつでも電話やメールで連絡が取れて、気軽に食事したり飲みに行ったりできる深い仲である必要があります。

マスコミ人脈は数ではなく、深さがより重要です。
「今、特集でこんなネタを探しているのだけど、いいネタないかな?」
と相手から相談されるようになれば本物でしょう。

人脈が深くなれば、次のような協力を得ることができます

  • 別のマスコミ関係者の紹介
  • 先々の特集予定の紹介
  • プレスリリースの内容についてのアドバイス

マスコミ関係者(記者、編集者、ディクレクター)に深い友人が3人できたら、あなたの広報活動は飛躍的にうまくいくようになるはずです。

では、その3人をどう作るか?

それについては、あらためてでご案内いたします。

サービス資料のダウンロード

私たちが提供するサービスの紹介資料です。

記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

記事の執筆者
PRで経営を加速させる方法とは?広報PR5つのステップ
PRで経営を加速させる方法とは?広報PR5つのステップ
のほかの記事を読む