2020/06/19

PRパーソン・小池百合子氏に学ぶ

社長ブログ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

先月出版された『女帝 小池百合子』(石井妙子・著)が話題ですね。
現在、アマゾンの本の総合ランキングでも、トップ10を維持しています。7万部を超える勢いなのだとか。

小池百合子氏は広報の天才だと思います。
PRパーソンとして彼女から学ぶべき点はとても多い。

まず、彼女はマスコミ受けするストーリー(物語)を作るのがとても上手です。

1976年、エジプトのサダト大統領夫人が来日した際、当時20歳前半だった小池氏は日本でのアテンド役になりました。それだけでなく、彼女は自分をマスコミに売り込み多くの媒体に自分を取り上げさせることに成功します。それが彼女のマスコミデビューです。

その時のストーリーがこちら。

「芦屋のお嬢様が単身エジプトに留学し現地で戦争を体験。難関のカイロ大学を日本人として初めて4年で卒業。しかも首席。アラビア語と英語を使いこなす20代の才女」

マスコミが何をよろこぶか、どんな話題を欲しがっているか、彼女は本能的に理解していたのでしょう。当時、新聞、ラジオ、テレビがこぞって彼女について報道したのもうなずけます。

また、マスコミ受けするエピソードを多数持っているのも彼女の強みです。

  • カイロ大学の卒業を記念してピラミッドの上で着物を着てお茶を立てた。
    (その時の写真を多数のマスコミが掲載)
  • 中東で搭乗予定の飛行機をキャンセルして滞在を延ばしたら、その飛行機が戦闘機に撃墜された。その後同じことがもう一度あった。飛行機事故を2度も回避して生き残った強運の持ち主・小池百合子。

彼女が日本新党の議員として国会に初登院する際、サファリルックで登場し「国会には猛獣とか珍獣とかがいらっしゃると聞いたので」という名言を披露したのも有名なエピソードです。

常にマスコミから注目されるにはどうするかを考えて行動していることがよくわかります。

小池氏は、1979年から1985年まで「竹村健一の世相講談」というテレビ番組でアシスタントキャスターを経験。その後、1988年よりテレビ東京『ワールドビジネスサテライト』初代メインキャスターをしています。このマスコミ経験は「PRパーソン・小池百合子」の大きな強みになっているはずです。

国会議員時代の彼女は、日本新党でも、新進党、自由党でも常に党の広報を担当し、党の広告塔として活躍しています。政党を企業に置き替えれば、彼女の役割は企業の広報担当者ということになります。

キーメッセージ作りに長けているのも小池氏の特徴です。

最近では都知事として、「3密(密閉・密集・密接)」「STAY HOME週間」などインパクトのあるフレーズを用いたメッセージを発信。日本新党時代には「無責任嘘つき政治家総とっかえ」というインパクトのあるキャッチフレーズを発案しています。環境大臣のときに「クールビズ」の仕掛け人としてブームを作ったのは彼女のPRパーソンとしての最大の実績でしょう。

彼女が仕掛けるPR手法も多彩です。

国会議員時代には複数の週刊誌で連載を持っていましたし、書籍も多数出版しています。最近では都知事としてYouTubeの動画での発信にも積極的ですね。その時代に合わせて有効なメディアを使い分けるセンスがあります。

前述の『女帝 小池百合子』(石井妙子・著)では、小池氏がマスコミ報道を最大限に活用しながら小池百合子ブランドを作り上げていく様子が詳細に書かれています。

注目すべきは、小池氏がマスコミを通じて発信している内容に、虚偽や誇張が多分に含まれていると指摘している点です。もしこれが事実であれば問題でしょう。

広報活動をする上で「ウソ」は絶対に許されません。PRパーソンには正直さと誠実さが強く求められます。

野澤直人

 

 

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以下、最新イベント(2020.7.1)のご案内です。
 

『SNS時代こそ、テレビに取り上げられる価値がある』
現役放送作家から学ぶ "テレビアプローチの成功術"


 

SNS時代だからこそ、テレビの影響力は絶大!?

「若者のテレビ離れが加速している...」

そんな報道を目にするようになりましたが、巷で言われるように、"本当に" テレビの影響力は低下しているのでしょうか?

この疑問に対し、これまで数々の民放テレビ局・ニュース情報番組に放送作家として関わってきた石田章洋氏は「SNS時代だからこそ、テレビの影響力は絶大だ」と断言しています。

そこで、今回の広報PRセミナーでは、テレビ現場の裏側まで知り尽くしたベテラン放送作家(兼 PRアドバイザー)の石田氏をお招きし、SNS×テレビ露出に求められる広報戦略に不可欠な要素とは何か、SNSとの相乗効果が生まれるテレビ番組への露出とはどのようなものか、これらのテーマについて、石田氏が実際にテレビ局の中の立場でこれまで受け取った数多くのプレスリリースから成功した事例&失敗した事例に基づく実践的 "テレビアプローチの成功術" について余すところなく語っていただきます。

概要

日 時:2020年7月21日(火)13:00~14:30(12:55から入室可能)
    トークセッション 60分 / 質疑応答 30分
料 金:無料
対象者:企業の広報パーソン ~3年程度の方
    スタートアップ、ベンチャー企業の経営者
会 場:オンラインのみです。Zoom(ウェビナー)での開催です。

【ご留意点】
・本セミナーは、企業の経営者や広報担当者向けです。弊社の競合企業(PR会社)の社員、関係者の方はお申込みをご遠慮ください。
・新型コロナウイルス感染拡大に伴い、外出規制が発令された場合、オンライン配信ができなくなる場合もございます。その際は開催を中止させていただくことになりますので、あらかじめご了承ください。

セミナーコンテンツ

  • 基本の「き」、テレビPRのメリット/デメリット
  • テレビ露出からのSNS活用法
  • 狙うのはバラエティではなく情報報道番組!?
  • テレビ番組スタッフはどうやってネタを探しているのか
  • テレビ用のプレスリリースは、タイトルが9割!?
  • こんなタイトルのプレスリリースは絶対読まれない
  • テレビが飛びつく4原則とは

※一部変更になる場合があります。

講師プロフィール:石田章洋氏

放送作家 兼 PRアドバイザー(ビジネス書著者としても活躍中)
石田 章洋(いしだ あきひろ)氏
1963年岡山県生まれ。放送作家。日本脚本家連盟員。日本放送協会会員。

テレビ朝日アスク放送作家教室講師・市川森一藤本義一記念東京作家大学講師。30年にわたり各キー局のバラエティ番組・情報番組・クイズ番組・報道番組など、様々なジャンルのテレビ番組の企画構成を担当。

主な担当番組は「世界ふしぎ発見!(TBS)」「TVチャンピオン(テレビ東京)」等。手がけた番組の合計視聴率は5万%超え。構成を担当した「世界ふしぎ発見!~エディ・タウンゼント 青コーナーの履歴書」が第45回コロンバス国際フィルム&ビデオ・フェスティバルで優秀作品賞を受賞するなど番組の企画構成に高い評価を得ている。

主な著書は、『企画は、ひと言。』(日本能率協会マネジメントセンター)『スルーされない技術』(かんき出版)『ビジネスエリートは、なぜ落語を聴くのか?』(日本能率協会マネジメントセンター)『インクルージョン思考』(大和書房)『一瞬で心をつかむ文章術』(明日香出版社)『おもしろい伝え方の公式』(日本能率協会マネジメントセンター)等、10冊以上を執筆。

2019年より、長年かけて培った放送作家の経験と人脈を活かした"PRアドバイザー"としても活動中。企業や店舗、商品やサービスの知名度改善および売上向上のための"テレビ取材獲得ノウハウ"に強みを持つ。

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株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。