スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。
21世紀最高の哲人と呼ばれ「マネージメント」の概念を生み出した経営コンサルタント、ピーター・ドラッカーも、「あなたは何と覚えられたいか?」を問いながら経営することが一番大事だと言っています。
これはまさに「ブランディング」です。
私は、中小ベンチャー企業専門のPR会社を経営していますが、社名は「株式会社ベンチャー広報」。まさに自社を『ひとこと』で表現しています。
自社の商品・サービスを『ひとこと』で表現できると、マスコミ広報を行う上で多くのメリットがあります。
ひとつは、プレスリリースです。
私は以前、雑誌の編集者をしていたので、実体験としてわかりますが、マスコミ関係者がプレスリリースに目を通す時間は非常に短く、1枚あたりせいぜい2~3秒というところでしょう。リリースのタイトルと、いわゆる”リード”と呼ばれる説明文2~3行を読んで、その話題のニュース性を判断します。
そこで内容に興味を持てば、その先に書いてある内容を読みますが、そこまでいくのは、リリース100件のうち1、2件です。その他のリリースは、2~3秒見て即ゴミ箱行き。
リリースでは、自社の商品・サービスを200文字程度で魅力的に表現できなければ”負け”です。とびこみで電話をして、マスコミ関係者にプレスリリースの説明をしたり、取材依頼をするときも全く同じ。
自社の商品・サービスについて電話で長々と説明する広報マンがよくいますが、これは絶対NG。相手に嫌われるだけです。
「面白い情報があるので、今、1分だけ時間もらえませんか?」
と前置きして、その時間内で相手に興味を持たせる。
スタートアップ界隈やベンチャー業界でいうところの、いわゆる「エレベーターピッチ」というやつですね。
- 自社の商品やサービスを『ひとこと』で表現する
- プレスリリースでは、200文字でニュース性を伝える
- 電話では、1分で相手に興味を持たせる
ぜひ実践してみてください。マスコミに取材される確率が格段にあがります。