広報マンである前に、いち読者、いち視聴者たれ

広報マンである前に、いち読者、いち視聴者たれ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

私がPRコンサルをしている会社の若い広報担当の方で「自宅にテレビがないので、テレビはほとんど見ません」という方が結構いらっしゃいます。

これも時代の流れなのでしょうが、一般の方ならまだしも、広報PRに携わる人間としては失格です。

テレビマンは視聴者のために番組を作っています。
新聞の記者、雑誌の編集者は読者のために記事を書いています。

広報担当者として、「ぜひうちの会社を取材してください」とマスコミの方にお願いする立場にあるにも関わらず、その相手の媒体(新聞、雑誌、テレビ)を見ていないなんて、こんな失礼なことはありません。

全ての新聞、雑誌を定期購読しろ!とは言わないまでも、新聞記者や雑誌の編集者にアポイントを取って訪問する場合には、事前に相手の媒体の最新号を購入し、ひととおり目を通すのが最低限の礼儀です。

私は、新聞記者の方に初めてお目にかかる際には、相手の記者の方が過去に書いた記事を1,2年分集めて、その記事を全て読んでからお会いしにいきます。

面識のないマスコミの方にアポイントの電話を入れるときでも、「いつも○○○○(媒体名)さんを楽しく拝見しています」からトークをスタートした方が、話がスムーズに進みます。

(これは効果的なので、ぜひ試してみてください)

広報PRに携わる皆さまはお忙しいかと思いますが、ぜひ時間を見つけて、新聞や雑誌を読み、テレビを見ましょう。

仕事だから仕方なくやる、ではなく、習慣付けましょう。
このベースがないと、広報PRは何をやってもうまくいきません。

「広報マンである前に、いち読者、いち視聴者たれ」をぜひ心がけてみてください。

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記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

記事の執筆者
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