2020/10/07

BtoB企業こそ「ラウンドテーブル」を活用しよう!

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社。
ベンチャー広報の島田です。

早速ですが、タイトルにある「ラウンドテーブル」について解説します。

ラウンドテーブルとは、10名以下程度の小規模で、対面によってメディアに対する情報発信と理解を促す情報提供の手法です。
ミーティングルームなどの社内スペースを利用し、商品やサービスの説明やプレゼンテーションを実施することも可能です。

一方的に伝えることが多い記者発表会とは違い、細部に渡った説明や解説を行うことができ、記者からの質疑応答や意見交換も行いやすい環境になるため、深度のある効果的な記事としての露出が期待できます。

また記者さんの自社商品やサービスに対する理解度が深まるので「メディアからの問合せ増加」につながる可能性も高まります。

BtoB企業は黒子的な側面も強く、使っていただいている企業様の事例を例に出すことで「サービス・商品の良さ」や「効果」を感じてもらえることが多いのですが、それをわざわざ記者発表会として披露することは現実的ではありません。しかし、ユーザー事例を積極的に追っているメディアはITmedia、日経xTECH、マイナビニュース、ZDnetなど多くの企業広報が掲げるターゲットメディアの上位に位置するメディアが存在します。

ここで、自身が企業広報時代に実践していた2つのラウンドテーブルの例をご紹介します。

事例1:取引先の担当者に協力してもらうパターン

BtoB企業の特徴として、大手企業にも導入していただいていることが往々にしてあります。大手企業の課題解決に役立っているというのは大きなポイントで、

  • どのような失敗をしたのか
  • なぜ失敗したのか
  • なぜこのサービス(商品)を導入したのか
  • どのような改善がされたのか
  • どんなことで困っている企業におすすめしたいか

などを、導入先の担当者の方に語ってもらう場をもらいました。
「大手企業による当社サービスの導入実績をご紹介。失敗からサービス導入による改善までを導入先担当者に語っていただきます。」というような内容で記者さんを数名ご招待しました。

ここで重要なのは、大手企業の「失敗」を聞けることです。
「こうすれば成功する」「こうすればうまくいく」は皆さまもよく目にするかと思います。
しかし「失敗」を軸にした実例はあまり見かけません。「失敗」を例にあげたい企業がいないからです。
自社の失敗例をあげるのはネガティブな印象になり、失敗したポイントがその会社のサービスのウィークポイントとして攻撃の対象になる可能性もあります。
(特にデータセンターなどのインフラ系企業様は慎重になります)

しかし一方で、「なぜ失敗したか」を共有することで事前に失敗を回避し、良い結果に導く方法として記事にしたいという記者さんのニーズも存在します。
どのような失敗をしたのか、なぜ失敗してしまったのかについてお話しいただける導入先企業様がいる場合、積極的にご協力いただくのはありだと思います。

事例2:顧客向け小規模セミナーに記者さんをご招待

事例1では、大手企業のお取引先にご協力いただくパターンでしたが、こちらは情報収集に来ているスタートアップ〜中規模の企業さんにご協力いただくパターンとなります。

既存顧客に向けてサービス(商品)をもっと活用いただくため、少人数のセミナーを開催することがあるかと思います。そこに記者さんをご招待しました。
そのセミナーの中で、参加者の方に「直近の課題」などをテーマにディスカッションを行う時間を設け、「現場のリアルな課題」に触れていただくことにしました。
このディスカッションの中で上がる「最近困っていること」「課題」は記者さんによっては「今後追うべきネタ」となる場合もあります。

顧客向けセミナーは、もちろんお客様にとって有益な情報提供の場となる一方、記者さんにとって「追うべきテーマが見つかる場所」としても活用してもらえます。

新しい生活様式を大切にしながら情報発信の場を設けるのは、広報の重要な課題となるかと思います。
少人数で実施できるラウンドテーブルはこれからますます活用の場が増えるのではないでしょうか。

 

 

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スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。
 

株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人
大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献。

2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間、プレスリリースに頼らない画期的な手法で、400社を超える企業の広報活動を支援。

講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』。 2014年より名証セントレックス上場のIT企業・株式会社ガイアックスの執行役を兼務。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

スタートアップの広報なら、まずこの1冊『逆襲の広報PR術』

私は仕事柄、こんな相談をよく受けます。

  • 経営者:
    「これから広報に力を入れようと思うのですが、何から手をつけたらいいでしょうか」
     
  • 広報担当者:
    「私、今まで広報の仕事をやったことがないのですが、会社から広報担当に指名されました。何から手をつけたらいいでしょうか」

そんなお悩みを抱えてしまった場合、ぜひこちらを読んでください。中小ベンチャー企業・スタートアップの経営者、広報担当者にオススメの1冊です。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

私の原体験を含め、これまでの経験と、ゲリラ的広報PRノウハウ50連発!等をまとめた拙著です。

私が広報初心者だったころは、広報PR関連の本を本当にたくさん読みました。世の中にある広報PR関連の書籍をほぼ全て読破した、と言っても過言ではありません。

私の経験からいうと、経験豊富で優秀な広報の方ほど勉強熱心で、とても多くの関連書籍を繰り返し読んでいます。広報初心者の方でしたら、関連書籍を5冊読むことからスタートしましょう。

本から学べることは非常に多く基本を知るにはそれで十分です。PRコンサルに相談するより、本を読んだほうが効率的に学べます。

ただ、中小ベンチャー企業で広報をされている方は、書籍選びに注意が必要です。

というのも、書店で販売されている広報PR関連の書籍はそのほとんどが、大企業の広報担当者向けに書かれているからです。

『広報PRとは何か』という一般常識を知る上で、そういった書籍も読む必要はあるのですが、中小ベンチャー企業で広報をする上で、実務的にはあまり役に立ちません。

広報PR関係の本を何冊か読み進めていくと、だいたいどの本も同じような内容なので、退屈になってきます。そうなったら、書籍からノウハウを吸収する段階はいったん卒業です。

そして、そこからが本当の勉強になります。

書籍で得た知見をベースに広報PRの実務を通じて、自分なりのやり方やノウハウを作っていきましょう。それこそが『本当のノウハウ、知見』であり、当然ながらそれは、書店で販売されている書籍には書かれていないものなのです。
 

PR会社・ベンチャー広報が、
スタートアップ企業向けサービスにこだわる理由


 
 
私は上場企業や大企業での広報PR担当の経験はありません。

今まで、サラリーマン時代も含め約20年以上、広報PRの業界にいますが、ずっと、中小中堅企業、ベンチャー企業、スタートアップの広報のお手伝いばかりしてきました。

なぜ、中小ベンチャー企業の広報PRにこだわるのか、その理由は、私の原体験にあります。約20年前、某ベンチャー企業の広報担当者として、PRマンのキャリアがスタートしました。

広報に関して全くのド素人だったものですから、プロに手伝ってもらった方が早いと思い、複数のPR会社さんに声をかけて、見積をとりました。

すると、出て来た見積金額は、安くても月額60万円、高い会社は、なんと月額100万円!
しかも、最低1年契約が条件でした。年間にすると、約1000万円の費用がかかる計算です。

当時、私がいたのは年商2億円程度のベンチャー企業でしたから、PR会社にそんな大金を払えるはずもありません。しかも、それらのPR会社さんが提供してくれるサービス内容といえば、「まずは半年から1年くらいかけて、じっくりブランド戦略を練りましょう。」というお話でした。こちらは、明日からすぐに、新聞やテレビからバンバン取材される方法を知りたいのに、全く話が噛み合いませんでした。

その数年後、私はある中堅のPR会社に転職します。入社してすぐに、知り合いのベンチャー企業の社長から「うちの会社のPRを手伝って欲しい」と声をかけて頂きました。あまり予算がないが月額20万円×3ヵ月契約ならなんとか、ということで、ほぼ発注して頂くことが決まり、社に戻って上司に報告したところ、「月額20万円しか出せない会社は、客じゃない。今すぐ断ってこい。」と言われたのです。

その時、私はわかりました。

名の知れた一般のPR会社は、月額80~100万円の料金を支払える大企業だけを相手に商売をし、中小ベンチャー企業なんて、最初から相手にしない、という現実...

私はこうも思いました。

資金が潤沢な大企業は、広報PRに頼らず、有料の広告をどんどん出せばいいではないか... 無料で宣伝できる広報PRは、お金のない中小ベンチャーにこそ必要なのに、そこにサービスを提供するPR会社がないのはおかしい...と。

そういう会社がないなら、自分で作ってしまえ!ということで、日本でも珍しい、スタートアップ・中小ベンチャー企業専門のPR会社『株式会社ベンチャー広報』を設立しました。

そして、全国の広報担当者様や経営者様にそのノウハウをお伝えするため『逆襲の広報PR術』を出版いたしました。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

この本には、PR業界の中では、非常識な手法・ノウハウもあるかもしれません。しかし、スタートアップ・中小ベンチャー企業を広報PRで成功させることができる良書に仕上がったと自負しています。

なぜなら、私が実践して結果を出してきたノウハウだからです。ぜひ参考にしていただければと思います。

また、

  • 「今のPR会社に満足していない」
  • 「PR会社に広報PR業務のコンサルティングをお願いすること検討中」
  • 「PR会社に広報PR業務を委託することを検討中」

などのお悩みや課題がございましたら、下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人

 

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