2020/10/23

関係者が証言する「ここがダメだよPR会社」

社長ブログ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

今回は業界関係者の証言をもとに、普段はあまり表に出てこないPR会社に関する業界裏話をご紹介します。
※各証言については、野澤が実際に聞いた話をもとに再構成したものです。

<マスコミ関係者A氏の証言>
PR会社ってあんまり良い印象ないな。
彼らが持ってくる情報って、プレスリリースが出てから何週間も経過した古い情報だったりして、全く役に立たない。
あとPR会社の人って勉強不足じゃない? プレスリリースに書いてないことを聞くとその場で答えられないことが多いよね? 「クライアントに確認します」と回答を得るのに2~3日かかったりするし。

(野澤解説)
事業会社の広報さんがプレスリリースを出してみたものの、全く取材がとれずに困って、「このネタなんだけど、なんとか報道とれないかな」とPR会社に急遽メディアプロモートを依頼するケースが良くあります。
そもそも筋の悪い(ニュースバリューが低い)ネタを渡されるPR会社もかわいそうですが、一番の被害者はそんな情報を売り込まれるマスコミの人ですね。

質問への回答が遅いというのは、コミュニケーションに関わる人が多すぎるために起きる問題です。特に大企業がPR会社を使う場合、広告代理店が間に入ることがあり、このような伝言ゲームが発生しています。
「事業会社の広報担当者⇔広告代理店の担当者⇔PR会社のAE※⇔PR会社のプロモーター⇔マスコミの人」
※AE:アカウントエグゼクティブ。PR会社の中でクライアントサイドを担当する営業スタッフのこと。

PR会社のプロモーターが勉強不足、広告代理店の担当者がPRのことをわかっていないという意見もありますが、そもそもこんな伝言ゲームになっているという構造上の問題ですね。

<大手PR会社の元社員B氏の証言>
僕が以前いたPR会社は年間の離職率が30%超えてたよ。これってつまり、数字上は3年間でほぼ全ての社員が入れ替わるってことだから。これじゃ人も育たないし、やばいよね。
<人材紹介会社社長C氏の証言>
PR会社さんは本当にいいお客さんです。いつも人材を募集してますから。広報PRの経験がそれほどない人でも採用してくれますよ。よっぽど人不足で困ってるんですね。

(野澤解説)
PR会社の離職率は高いです。長時間労働・低賃金がその主な原因だと思います。平日は終電まで働き、土日出社も当たり前。それでも20代の若手だと年収300万円前後です。子育てしながら働ける環境じゃないし、そりゃ辞めますよね。

PR会社としては、スタッフが辞めてもクライアントはいるわけだから、採用は待ったなしです。人材を選んでいる余裕はありません。入社したスタッフも経験を積む前に退職してしまいますので、結果、いつまでたっても、社内には未経験でレベルの低いスタッフばかり。これがPR会社の実情です。

こうなってしまうのは、PR会社の経営者のレベルが低いからです。通常、広報PRの仕事で実績を上げたトップコンサルタントが、出世したり独立起業してPR会社の社長になります。
しかし、「名選手必ずしも名監督ならず」という言葉があるように、広報PRの仕事と会社の経営は全く別物。経営力のない社長の下で酷使されるPR会社のスタッフは本当にかわいそうだと思います。

最後に。
手前味噌になりますが、僕が経営するPR会社(ベンチャー広報)では、以下のやり方で普通のPR会社が持つ問題を解決しています。
・広告代理店の下請け仕事はせずに、クライアントと直契約する。
・AEとプロモーターなど分業制にせず、1人のスタッフがクライアントとマスコミ両方の窓口をする。
・無駄な仕事(報告書作成や社内会議など)をできるだけ排除し、スタッフの長時間労働を回避する。
・経営努力で黒字体質を維持し、利益をスタッフに還元することで、スタッフの報酬レベルを一定以上に保つ。
・スタッフの定着率を上げることで長期間経験を積んでもらい、人材のレベルアップを図る(離職率が低いと、採用コストも低く抑えられるため、会社の収益性もアップする)。

皆さんもPR会社との接点があれば、話を聞いてみてください。
いろんな会社があって面白いですよ。

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スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。
 

株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人
大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献。

2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間、プレスリリースに頼らない画期的な手法で、400社を超える企業の広報活動を支援。

講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』。 2014年より名証セントレックス上場のIT企業・株式会社ガイアックスの執行役を兼務。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

スタートアップの広報なら、まずこの1冊『逆襲の広報PR術』

私は仕事柄、こんな相談をよく受けます。

  • 経営者:
    「これから広報に力を入れようと思うのですが、何から手をつけたらいいでしょうか」
     
  • 広報担当者:
    「私、今まで広報の仕事をやったことがないのですが、会社から広報担当に指名されました。何から手をつけたらいいでしょうか」

そんなお悩みを抱えてしまった場合、ぜひこちらを読んでください。中小ベンチャー企業・スタートアップの経営者、広報担当者にオススメの1冊です。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

私の原体験を含め、これまでの経験と、ゲリラ的広報PRノウハウ50連発!等をまとめた拙著です。

私が広報初心者だったころは、広報PR関連の本を本当にたくさん読みました。世の中にある広報PR関連の書籍をほぼ全て読破した、と言っても過言ではありません。

私の経験からいうと、経験豊富で優秀な広報の方ほど勉強熱心で、とても多くの関連書籍を繰り返し読んでいます。広報初心者の方でしたら、関連書籍を5冊読むことからスタートしましょう。

本から学べることは非常に多く基本を知るにはそれで十分です。PRコンサルに相談するより、本を読んだほうが効率的に学べます。

ただ、中小ベンチャー企業で広報をされている方は、書籍選びに注意が必要です。

というのも、書店で販売されている広報PR関連の書籍はそのほとんどが、大企業の広報担当者向けに書かれているからです。

『広報PRとは何か』という一般常識を知る上で、そういった書籍も読む必要はあるのですが、中小ベンチャー企業で広報をする上で、実務的にはあまり役に立ちません。

広報PR関係の本を何冊か読み進めていくと、だいたいどの本も同じような内容なので、退屈になってきます。そうなったら、書籍からノウハウを吸収する段階はいったん卒業です。

そして、そこからが本当の勉強になります。

書籍で得た知見をベースに広報PRの実務を通じて、自分なりのやり方やノウハウを作っていきましょう。それこそが『本当のノウハウ、知見』であり、当然ながらそれは、書店で販売されている書籍には書かれていないものなのです。
 

PR会社・ベンチャー広報が、
スタートアップ企業向けサービスにこだわる理由


 
 
私は上場企業や大企業での広報PR担当の経験はありません。

今まで、サラリーマン時代も含め約20年以上、広報PRの業界にいますが、ずっと、中小中堅企業、ベンチャー企業、スタートアップの広報のお手伝いばかりしてきました。

なぜ、中小ベンチャー企業の広報PRにこだわるのか、その理由は、私の原体験にあります。約20年前、某ベンチャー企業の広報担当者として、PRマンのキャリアがスタートしました。

広報に関して全くのド素人だったものですから、プロに手伝ってもらった方が早いと思い、複数のPR会社さんに声をかけて、見積をとりました。

すると、出て来た見積金額は、安くても月額60万円、高い会社は、なんと月額100万円!
しかも、最低1年契約が条件でした。年間にすると、約1000万円の費用がかかる計算です。

当時、私がいたのは年商2億円程度のベンチャー企業でしたから、PR会社にそんな大金を払えるはずもありません。しかも、それらのPR会社さんが提供してくれるサービス内容といえば、「まずは半年から1年くらいかけて、じっくりブランド戦略を練りましょう。」というお話でした。こちらは、明日からすぐに、新聞やテレビからバンバン取材される方法を知りたいのに、全く話が噛み合いませんでした。

その数年後、私はある中堅のPR会社に転職します。入社してすぐに、知り合いのベンチャー企業の社長から「うちの会社のPRを手伝って欲しい」と声をかけて頂きました。あまり予算がないが月額20万円×3ヵ月契約ならなんとか、ということで、ほぼ発注して頂くことが決まり、社に戻って上司に報告したところ、「月額20万円しか出せない会社は、客じゃない。今すぐ断ってこい。」と言われたのです。

その時、私はわかりました。

名の知れた一般のPR会社は、月額80~100万円の料金を支払える大企業だけを相手に商売をし、中小ベンチャー企業なんて、最初から相手にしない、という現実...

私はこうも思いました。

資金が潤沢な大企業は、広報PRに頼らず、有料の広告をどんどん出せばいいではないか... 無料で宣伝できる広報PRは、お金のない中小ベンチャーにこそ必要なのに、そこにサービスを提供するPR会社がないのはおかしい...と。

そういう会社がないなら、自分で作ってしまえ!ということで、日本でも珍しい、スタートアップ・中小ベンチャー企業専門のPR会社『株式会社ベンチャー広報』を設立しました。

そして、全国の広報担当者様や経営者様にそのノウハウをお伝えするため『逆襲の広報PR術』を出版いたしました。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

この本には、PR業界の中では、非常識な手法・ノウハウもあるかもしれません。しかし、スタートアップ・中小ベンチャー企業を広報PRで成功させることができる良書に仕上がったと自負しています。

なぜなら、私が実践して結果を出してきたノウハウだからです。ぜひ参考にしていただければと思います。

また、

  • 「今のPR会社に満足していない」
  • 「PR会社に広報PR業務のコンサルティングをお願いすること検討中」
  • 「PR会社に広報PR業務を委託することを検討中」

などのお悩みや課題がございましたら、下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人

 

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株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。