PR会社の仕事の本質とは何か
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PR会社の仕事の本質とは何か

スタートアップのためのPR会社 ベンチャー広報の野澤です。 PR会社として、「クライアントの広報PRのお手伝いをすること」は当たり前です。クライアントの広報PRを支援する立場として、当たり前かつ表面的な仕事に留まらず、P…

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報の野澤です。

PR会社として、「クライアントの広報PRのお手伝いをすること」は当たり前です。クライアントの広報PRを支援する立場として、当たり前かつ表面的な仕事に留まらず、PR会社の私たちがすべき仕事とは何でしょうか。

その本質について考えていきたいと思います。

PR会社の仕事の本質は、顧客満足の追求

私は、PR会社の仕事の本質は「顧客満足を追求し、クライアントを幸せにすること」にあると思っています。決して、広報PRのお手伝いをするだけではありません。

では、どうすればクライアントの課題を解決して顧客満足の追求ができるのでしょうか。

課題を解決するのですから、まずはクライアントの困りごとや課題をきちんと把握することが大事です。その上で、どのように解決していくのかを戦略立てて考える必要があります。

戦略に基づいて施策が実行されなければ、例えいくら上手にプレスリリースが書けたとしても、施策の効果や意味が薄れてしまいます。

つまり、
・「課題の把握」
・「PR戦略の立案」
・「PR活動の実行」
の3つが1セットで実施されていることが重要。本質的かつ顧客満足に繋がる仕事ができていれば、それは結果としてクライアントの契約更新という形に表れます。

広報PRは、誰かの役に立てるとても幸せな仕事

人間にとって、誰かの役に立つことはこの上ない幸せではないでしょうか。

ですから、問題を解決してクライアントの役に立てるPR会社の仕事は、非常に幸せな仕事だと思っています。クライアントの力になることで、自らの存在意義と幸福感を得られます。それと同時に、自分の能力やスキルを使って誰かの役に立てる仕事なので、大きなやりがいも感じられる仕事です。

クライアントから「ありがとう」と感謝されて精神的報酬が得られる上に、金銭的報酬まで得られる。PR会社の仕事は、とても魅力的な仕事ではないでしょうか。

同じ広報PRの仕事でも、私たちのようなPR会社が行う仕事と、一つの企業に属してその企業に関する広報PRのみを担う企業広報とでは、仕事が少し異なります。もしかすると、幅広い会社の広報PRを手助けする方が、誰かの役に立っているという実感が得られやすいかもしれません。

繰り返しになりますが、PR会社の仕事の本質は、クライアントの課題を解決し、顧客満足を追求することです。そしてその結果、クライアントの役に立ち、感謝される幸せな仕事です。私も含めてPR会社で働く方は、この仕事の本質を再確認し、今後の仕事に取り組むべきだと思います。

そう思う一方で、現実的には、PR会社に勤める多くの方が本質的な仕事ができていません。実は、それには理由があるのです。次回はその理由について書きたいと思います。

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記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

記事の執筆者
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