2019/11/26

テレビ番組のディレクターに刺さるプレスリリースを作るには

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報の野澤です。

「テレビ番組から取材を受けたいのですが、うまくいかなくて。」
企業の広報ご担当の方から、こんなボヤキをよく聞きます。

詳しくお話を伺うと、そういう広報担当者の多くは、プレスリリースを送るだけで、テレビ番組の関係者に直接会うことをしていません。

この連載で何度も書いていますが、テレビに露出したいのなら、まずは番組ディレクターと会って話をしなければ始まりません。

その詳しい方法については、今まで何度か書いているので今回は省略します。

今回のテーマは、
「番組ディレクターと直接会っているのに、取材にならない」
この場合の解決策です。

実は、うまくいかない原因は、皆さん、ほぼ同じです。

結論からいうと、持参する資料(プレスリリース等)の内容が悪い。
これに尽きます。

ふつうの広報マンは、新聞や雑誌、WEB媒体に送っているのと同じプレスリリースをテレビ番組に対しても使っています。これでは成功率はあがりません。

文字で表現する媒体(新聞、雑誌、WEB等)と、映像で表現するテレビ番組は、全く別モノと考えましょう。従って、持参する資料も、テレビ用に別の資料を作るべきです。

テレビ番組向けの資料づくりのポイントは大きく3つあります。

1. 企画テーマ/切り口を明示する

自社の商品やサービスを紹介する、いわゆるストレートニュース用のプレスリリース/報道用資料は、テレビのディレクターには刺さりません。

放送される番組には、視聴者を意識した「企画テーマ」が必ず存在します。
「切り口」「ストーリー」と言いかえてもいいでしょう。

企業の情報を報道してもらうには、これらを必ず書いてください。

本来、これを考えるのが、番組制作スタッフの仕事なのですが、それをこちらで考えてしまうわけです。

ただし、文字で長々と書いてはいけません。
A4に大きめの文字を使って数行で表現しましょう。

2. ビジュアル重視の体裁にする

写真や図を多く、文字は少なめに。
極端にいえば、写真をならべて、そこにナレーション風の説明を書き加えるくらいでもかまいません。

その番組用の絵コンテを作って持ち込んでいる広報マンもいるくらいです。

3. 周辺情報をリサーチして提供する

当然、企業一社の商品だけでは、番組が成立しません。したがって、制作スタッフの代わりに番組制作に必要となるあらゆる情報をこちらで調べて提供することも必要です。

例えば・・・

  • 他の取材先(トレンドが語れる専門家や類似・競合の商品、ロケ地など)
  • 世の中の傾向がわかる統計データ
  • その商品や業界に関する他のテレビ番組の報道状況

いやはや、テレビ番組へのアプローチって、本当に大変ですね。
でも、露出に成功すれば、広報PRの効果は絶大です。

どうせやるなら、本気でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

野澤直人

 

 

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スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。
 

株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人
大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献。

2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間、プレスリリースに頼らない画期的な手法で、400社を超える企業の広報活動を支援。

講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』。 2014年より名証セントレックス上場のIT企業・株式会社ガイアックスの執行役を兼務。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 
 


 
 
 
以下、最新イベント(2020.7.21)のご案内です。
 

『SNS時代こそ、テレビに取り上げられる価値がある』
現役放送作家から学ぶ "テレビアプローチの成功術"


 

SNS時代だからこそ、テレビの影響力は絶大!?

「若者のテレビ離れが加速している...」

そんな報道を目にするようになりましたが、巷で言われるように、"本当に" テレビの影響力は低下しているのでしょうか?

この疑問に対し、これまで数々の民放テレビ局・ニュース情報番組に放送作家として関わってきた石田章洋氏は「SNS時代だからこそ、テレビの影響力は絶大だ」と断言しています。

そこで、今回の広報PRセミナーでは、テレビ現場の裏側まで知り尽くしたベテラン放送作家(兼 PRアドバイザー)の石田氏をお招きし、SNS×テレビ露出に求められる広報戦略に不可欠な要素とは何か、SNSとの相乗効果が生まれるテレビ番組への露出とはどのようなものか、これらのテーマについて、石田氏が実際にテレビ局の中の立場でこれまで受け取った数多くのプレスリリースから成功した事例&失敗した事例に基づく実践的 "テレビアプローチの成功術" について余すところなく語っていただきます。

概要

日 時:2020年7月21日(火)13:00~14:30(12:55から入室可能)
    トークセッション 60分 / 質疑応答 30分
料 金:無料
対象者:企業の広報パーソン ~3年程度の方
    スタートアップ、ベンチャー企業の経営者
会 場:オンラインのみです。Zoom(ウェビナー)での開催です。

【ご留意点】
・本セミナーは、企業の経営者や広報担当者向けです。弊社の競合企業(PR会社)の社員、関係者の方はお申込みをご遠慮ください。
・新型コロナウイルス感染拡大に伴い、外出規制が発令された場合、オンライン配信ができなくなる場合もございます。その際は開催を中止させていただくことになりますので、あらかじめご了承ください。

セミナーコンテンツ

  • 基本の「き」、テレビPRのメリット/デメリット
  • テレビ露出からのSNS活用法
  • 狙うのはバラエティではなく情報報道番組!?
  • テレビ番組スタッフはどうやってネタを探しているのか
  • テレビ用のプレスリリースは、タイトルが9割!?
  • こんなタイトルのプレスリリースは絶対読まれない
  • テレビが飛びつく4原則とは

※一部変更になる場合があります。

講師プロフィール:石田章洋氏

放送作家 兼 PRアドバイザー(ビジネス書著者としても活躍中)
石田 章洋(いしだ あきひろ)氏
1963年岡山県生まれ。放送作家。日本脚本家連盟員。日本放送協会会員。

テレビ朝日アスク放送作家教室講師・市川森一藤本義一記念東京作家大学講師。30年にわたり各キー局のバラエティ番組・情報番組・クイズ番組・報道番組など、様々なジャンルのテレビ番組の企画構成を担当。

主な担当番組は「世界ふしぎ発見!(TBS)」「TVチャンピオン(テレビ東京)」等。手がけた番組の合計視聴率は5万%超え。構成を担当した「世界ふしぎ発見!~エディ・タウンゼント 青コーナーの履歴書」が第45回コロンバス国際フィルム&ビデオ・フェスティバルで優秀作品賞を受賞するなど番組の企画構成に高い評価を得ている。

主な著書は、『企画は、ひと言。』(日本能率協会マネジメントセンター)『スルーされない技術』(かんき出版)『ビジネスエリートは、なぜ落語を聴くのか?』(日本能率協会マネジメントセンター)『インクルージョン思考』(大和書房)『一瞬で心をつかむ文章術』(明日香出版社)『おもしろい伝え方の公式』(日本能率協会マネジメントセンター)等、10冊以上を執筆。

2019年より、長年かけて培った放送作家の経験と人脈を活かした"PRアドバイザー"としても活動中。企業や店舗、商品やサービスの知名度改善および売上向上のための"テレビ取材獲得ノウハウ"に強みを持つ。

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株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。