広報PRが、数億円の資金調達をアシスト!?

広報PRが、数億円の資金調達をアシスト!?

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報の野澤です。

創業3年目のBtoB専門商社、次の成長に向け、メーカー仕入商品よりも利益率の高いPB(プライベートブランド)商品の展開を検討していた、という企業のお話しです。

PB商品開発に向け、研究開発や業務委託にどうしてもまとまった資金が必要で、銀行に何度も融資を依頼したが断られ続けていたとのことです。

そんなある日、

インターネットでその企業を知った、という日経の記者から取材依頼があり、社長は何の気なしに取材を受け、数日後、日経本紙に起業の経緯や商品の説明が掲載されました。

すると、まさにその翌日、銀行の担当者から電話がかかってきて、

「新聞見ましたよ。お話を進めましょう」と、あっけなく融資が決まったとのことです。

「私が何度直接出向いて熱心に説明しても、けんもほろろだったのに。私よりも、会ったこともない記者を信用するんですね!新聞の力はすごいなぁ」と、その社長は苦笑していました。

数十のマスコミで取り上げられた数日後、VCから数億円を調達

同じようなケースをもうひとつご紹介します。

某ITベンチャーは、新商品を発売するにあたって、マスコミを一度に集めることができる記者発表会を初開催しました。

創業以来、特にPRには力を入れておらず、年に数記事が出るか出ないか、という状況でしたが、知人のベンチャー企業が続々とPRに力を入れていく中、社長が触発され、思い切って紹介されたPR会社に頼ることにしたときのお話しです。

商品がユニークだったこともあり、記者発表会には数十の記者が出席し、さらに結果的にはその倍近くのマスコミで記事が掲載されました。

数日後、VC(ベンチャーキャピタル)から数億円規模の資金調達が決まったとのことです。

本人からではなく、第三者から伝えられると「すごさ」は信じられやすい

もちろん新聞記事やTV番組でのオンエアが融資や資金調達を保証するわけではありませんが、上記のようなナイスアシストをした、という例はけっこう耳にします。

初対面で「自分はすごい人間なんです!!」と自分から鼻息荒くアピールしてくる人を、本気ですごいと思う人はいないでしょう。

権威ある第三者(=マスコミ)のお墨付きで、成長にアクセルをかけよう

成長にドライブをかけたいベンチャー企業の経営層で、銀行などからの融資や他企業やVCなどからの出資を検討していたり、すでにそこに向けて動いている方もいらっしゃると思います。

そんな時は、権威ある第三者からのお墨付きが、自社をアピールする大きな武器となってくれることでしょう。

もちろん権威ある第三者にふさわしい存在として、マスコミ以上のものはないでしょう。

SNSで誰もが自由に意見を発信できる今でも、むしろ今だからこそ、情報発信が本職であるマスコミの記事やオンエアには、“自力”ではなしえない大きな力があるのではないでしょうか。

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記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

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