スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。
記者や編集者に直接面会して、プレスリリースを見せながら取材の依頼をした時、こんなリアクション、よくありますよね。
「取材を検討して、またご連絡します」
「とりあえず、情報はストックさせて頂きます」
「この内容にあった特集企画があっときに、また声かけますね」
この反応は悪くはないのですが、今すぐに取材になる可能性は、ほぼありません。
こんな時、皆さん、どうされていますか?
プレスリリースのニュース性が低かったから仕方ない、とあきらめている方が多いのではないでしょうか。
残念ながら、それでは広報担当者として半人前です。
では、どうすればいいのか。
まず、先ほどの断り文句を言った記者さんの心理(心の中の声)を想像してみましょう。
私もマスコミにいた経験があるのでわかりますが、記者さんは、おそらくこう考えています。
「内容は面白いのだけど、一社の情報だけだと単なる宣伝になっちゃうな。」
「うーん… このネタ、今、取材する理由がなさそう。」
「このプレスリリースだけじゃ、デスク(上司)を説得できないよ。」
こういった場合、記者を説得してすぐ取材してもらうには、プレスリリース以外に、別の資料(説得材料)が必要です。
記者をその気にさせることを目的にした資料なので、私は自分で「動機付け資料」と呼んでいます。
その内容は、自社商品に関連する社会問題やトレンド、業界の最新動向、競合他社の情報などを、直近のマスコミ報道(記事等)や公的機関の統計などをもとに具体的かつ詳細にまとめたもの。
競合他社の情報があれば、まとめた記事も書けますし、何より、今、なぜこの情報を取り上げるべきなのか、記者にとって明確になります。
こういった資料を作るのは、少々手間がかかりますが、私の経験上、記者と面談したときにうまく使えば、取材獲得率がアップすること間違いありません。
広報PRのプロフェッショナルを目指すなら、ぜひトライしてみてください。