スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。
PRネタとは?
広報PRを積極的に行うには、常にPRするためのネタが必要です。みなさんはどうやってPRのネタを集めていますか?自分のデスクに座ってPRネタをひねり出す?
そう都合良くは思いつきませんよね。
マスコミ業界には「記事は足で書く」という言葉がありますが、広報の世界でも同じです。常にアンテナを張りながら、自ら積極的に社内を動き回って、PRネタになりうる情報収集を行う必要があります。
ということで、今回は、「PRネタになりうる社内情報の集め方」について書いてみます。
基本は、社内報作り?
社内報を作るには、どんな内容を掲載するかの、企画から、情報収集、社員への取材・ヒアリング等が必要です。こうした過程で、自然と自社について詳しくなります。まさにこれが、PRネタの情報収集になります。
本来的に社内報は、「社内に情報を発信するためのツール」なのですが、実は、「PRネタになりうる情報を社内から集めるためのツール」なのです。
社内の会議に出席すると、メリット大!
- 新商品の発売
- 事業提携
- 組織再編
- 支店開設
- 新技術 など
PRネタになりそうな情報をいち早くキャッチするためには、それらが検討される会議に参加するのが一番の近道です。案件によっては、最終決定してからPRを検討するのでは遅すぎるケースもあります。
特に狙い目は、商品開発やマーケティング、経営企画などの会議ですね。PRネタの宝庫です。
広報担当者の仕事は、全社員とランチ!?
社外でも社内でも情報集めに欠かせないのは人脈です。社内の各所に人脈を持っていると、情報が自然と集まります。
ぜひ社内人脈づくりには、「ランチ」をご活用ください。
ランチの雑談の中で、PRネタが見つかればラッキーです。もちろん、食事をしたことがあれば、コミュニケーションをとりやすくなるという要素もあります。
社員数が100名程度のベンチャー企業の広報担当者であれば、ぜひ全社員とのランチを楽しんみてください。
社長ヒアリング
特に中小ベンチャー企業で重要なのが、社長と定期的にコミュニケーションを取ることです。ベンチャーの場合には全ての情報が社長に集まってきます。社長はまさにPRネタの宝庫なのです。
最低月に1回、できれば隔週くらいで、広報PRのためのミーティングを、社長と1対1でおこなってください。
ベンチャーの場合には、社長自身が広報PRの素材になることもあるので、社長の経歴、プロフィールからプライベートの趣味、人脈、家族構成まで、積極的に情報収集することをオススメいたします。