2020/04/08

中小ベンチャー企業が日経新聞から取材される“裏技”

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

「うちみたいな中小企業が日経新聞から取材されるなんてありえない」
と思っていませんか?

実はそんなことはありません。

やり方次第で、中小ベンチャー企業でも、日経新聞への露出は十分可能です。

※ここでいう「日経新聞」とは、日本経済新聞・本紙朝刊、日経産業新聞、日経MJの主要三紙のこと。

私は従業員10~50名程度の未上場の会社さんの広報PRをお手伝いすることが多いのですが、ご依頼頂いた案件について、今までぼぼ100%の確率で、日経新聞での記事掲載を実現しています。

中小ベンチャー企業の場合、正直、本紙朝刊はけっこうハードルが高いです。

ただし、日経産業新聞や日経MJについては、それほど難しくありません。私のクライアントの記事が、日経産業新聞の一面に掲載されたことも何度もあります。

ここで使う手法が、「優先的な情報提供」いわゆる「日経リーク」という“裏技”です。

やり方は簡単で、例えば、4月1日に自社で新商品のプレスリリースを出す場合に、その情報を4月1日以前に(通常は1、2週間前)、日経新聞の記者にだけ先に伝えて、取材を依頼するというもの。

ここでひとつ質問。新聞記者の仕事の本質とはなんでしょうか。

そのひとつが「特ダネを取る」「独自情報で記事を書く」ことです。

プレスリリースで発表される前の新商品などの情報とは、いわゆる「特ダネ」「独自情報」のひとつと考えられます。

ゆえに、PRネタとして多少弱くても、この方法をとれば取材される確率が高まるのです。

逆に、すでにプレスリリースで一斉配信されてしまった情報というのは、誰でも入手できるものですから、この観点からすると、情報としての価値は全くありません。

つまり、「日経リーク」とは、自社のPRネタを「特ダネ」「独自情報」として、日経新聞の記者に優先的に提供することで、記事化の可能性を高める手法なのです。

実は、この日経リークをわざわざ“裏技”と言ったのにはワケがあります。広報の教科書的な書籍には必ずこう書かかれているはずです。

「マスコミに情報発信するときには、媒体社の大小を問わず、全てのマスコミに同じ情報を同じタイミングで提供すること。特定のマスコミだけを特別扱いしてはいけません。」

つまり、日経リークというのは、本来的にはルール違反なわけですね。

考えてみれば当たり前のことで、企業から日経新聞にだけにおいしい情報を先に流されたら、他の大多数の媒体にいる記者や編集者にとっては、たまったものではありません。

だから、日経リークはあくまでもイレギュラーな対応という認識で、ここぞという時にだけ使うようにしてください。

例えばこんな時ですね。

  • 今まで日経新聞の記者と全く接点がなく、初めて取材をお願いするとき
  • 自社として重要なPRネタのため、何がなんでも今回だけは、必ず日経さんに記事を書いて欲しいとき

「日経リーク」の効果は絶大です。

しかし、繰り返しますが、広報PRの常識から言うと、本来的にはやってはいけないことであり、これをすることで、その他の媒体さんからひんしゅくを買う可能性があります。

当然ながら、多用は禁物。

その点をきちんと理解した上で、うまくこの手法を活用してみてください。

野澤直人

 


 

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1999年立命館大学卒業 フジテレビアナウンサー・フリーのキャスターとしてとして17年半にわたり、ニュース・情報番組を伝え続ける。フリー転身後に企業の広報・PR戦略を担当するコンサルタントを手掛けるOFFICE HASEGAWAを立ち上げ、今まで50社近い企業の顧問として活躍。「実際にニュースにする広報」として、誰もが知る大手広告代理店も相談・依頼をするパブリシティ戦略の第一人者。

概要( オンライン / 会場 )

日 時:2020年6月23日(火)18:30~20:00
 

  • [オンライン]
     
    会 場:Zoom
    入 室:18:20~
    料 金:10,000円(税込)
    定 員先着100名様
     
  • [会場]
     
    会 場:東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
        (東京メトロ永田町駅4番出口より徒歩3分)
    受 付:18:15~
    料 金:30,000円(税込)
    定 員先着30名様
  • ※セミナー会場においては、マスクの着用、アルコール除菌、換気の徹底、ソーシャルディスタンスの確保、および収容定員の半分以下とする入室制限など、新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を遵守した運営をいたします。

    ※新型コロナウイルス感染再燃に伴い、外出規制が発令された場合、会場での開催およびオンライン配信ができなくなる可能性がございます。その際は開催を中止させていただくことになりますので、あらかじめご了承ください。

    ※本セミナーは、企業の経営者や広報担当者向けです。弊社の競合企業(PR会社)の社員・関係者の方はお申込みをご遠慮ください。

主催:株式会社ベンチャー広報

代表取締役 野澤直人
20代でビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上の取材を経験。その後、当時無名だった某ベンチャー企業で広報部門をゼロから立ち上げ、同社在籍中の8年間で朝日新聞、週刊ダイヤモンド、ワールドビジネスサテライトをはじめ毎年100~140件のマスコミ露出を通じて同社のブランディングに貢献。その実績とノウハウをもとに、業界でも珍しい、中小ベンチャー企業専門のPR会社を設立。プレスリリースに頼らない画期的な手法で、多くの企業の広報活動を支援している。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

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株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。

 


 

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スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。