2020/04/24

広報なら知っておくべき「朝日新聞社の歴史」

社長ブログ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

2020年3月3日に朝日新聞社社主の村山美知子氏が亡くなりました。享年99歳。

彼女は、朝日新聞を創業した村山龍平の孫娘です。彼女は2008年まで、朝日新聞株の36・4%を所有する大株主でした。妹の富美子氏が8.5%、もう一つの社主家の上野家が19.5%の株を保有していましたので、両家の持ち株をあわせると、持株比率は64%。

つまり朝日新聞は、資本構造上、長年にわたりこの両家によって支配されてきたのです。

そうした背景のもと、村山家と朝日新聞の間には様々な確執や因縁があり、40年以上の長きにわたり対立が続いてきました。その代表的なものが村山事件でしょう。

1963年3月、朝日新聞社と東京国立博物館が共催した「エジプト展」で、朝日新聞社長夫人が天皇皇后両陛下に近づこうとした際、制止された事で転倒、骨折したとし、同社編集部に宮内庁糾弾キャンペーンを指示しするものの、編集部はそれに従いませんでした。

これに対し、当時、朝日新聞の株式40.5パーセントを保有する村山家は、自分の意に反した役員や幹部社員を解任・左遷するなどの報復人事を断行。それに反発した社員が大量退職するなど、朝日新聞社が大混乱に陥った一連の騒動が村山事件です。

今まで村山家は ” もの言う株主 ” として人事や編集方針に口を出してきたとされ、朝日新聞側の視点から「朝日新聞が善で村山家は悪」という構図で語られることが多かったように思います。

そんな中、村山美知子氏の訃報と同じタイミングで『最後の社主 朝日新聞が秘封した「御影の令嬢」へのレクイエム 』(講談社)が出版されました。著者は元朝日新聞の記者でジャーナリストの樋田毅氏。

朝日新聞社では村山美知子社主の意向や動向を把握するため「秘書役」と称する社員を村山美知子氏の自宅に派遣していたのですが、その最晩年に秘書役になったのが樋田氏です。

同書は、今まで語られることのなかった”村山家側の視点から”朝日新聞社との対立の歴史を紐解いており、貴重な資料といえます。

朝日新聞にとって村山家との過去は黒歴史かもしれません。

しかし、広報を仕事にしているわれわれとしては、この日本を代表する新聞社にいったい何があったのか、客観的な立場から理解するようにしたいですね。

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