2020/05/12

地方メディアへの広報活動で全国的なブームを作る方法

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

某外食関連企業の経営者様からこんな相談を受けたことがあります。

「これから自社店舗の全国展開をしていこうと思います。地方都市での広報PRはどうすればよろしいでしょうか」

地方PRでは、それぞれの地域ごとに影響力のある媒体がありますので、まずはそれらをおさえることが大切です。例えば、北海道なら「北海道新聞」、宮城県なら「河北新報」、長野県なら「信濃毎日新聞」という具合です。

東京在住の方にとってはなじみの薄いこれらの媒体ですが、それぞれの地元では、朝日・読売・毎日などの全国紙よりも読者数が多い場合、強い影響力を持っている場合が多いです。新聞(ブロック紙、地方紙)以外では、各地のローカルテレビ局やNHKの地方支局などが狙い目です。

それらをリストアップし、個別に電話などでコンタクトを取るのが良いでしょう。ちなみに、リストアップのツールとしては、Wikipediaが便利です。

例えば、広島県のWikipediaをみると「マスメディア」というコーナーがあり、新聞、テレビ、ラジオあわせて、20程度の媒体を見つけることができます。

また、「朝日新聞 広島 支局」などのキーワードでネット検索すれば、全国紙のその地域の取材拠点の住所や連絡先がわかります。

それでは、地方都市での広報PR活動について、以前、私が携わった事例を1つご紹介させていただきます。

長崎県のある高校の生徒たちが、東日本大震災で被災した宮城県石巻市の水産加工会社の商品(缶詰など)を学園祭で販売し、その収益金を被災地に寄付するという取組みをPRしたときのことです。

長崎県/長崎市を中心に、まず以下の18媒体をリストアップしました。

<新聞>
・西日本新聞(長崎支局)
・長崎新聞
・朝日新聞(長崎総局)
・読売新聞(長崎支局)
・毎日新聞(長崎支局)
・産経新聞(九州総局)
・日経新聞(長崎支局)
・長崎政治経済新聞

<通信社>
・共同通信(長崎支局)
・時事通信(長崎支局)

<テレビ>
・NHK長崎放送局
・長崎放送
・テレビ長崎
・長崎文化放送
・長崎国際テレビ

<ラジオ>
・NBCラジオ
・エフエム長崎
・ながさきプレス

これらの媒体に電話やFAXで取材依頼をしたところ、「西日本新聞」「長崎新聞」「毎日新聞(長崎支局)」「テレビ長崎」など複数メディアの取材誘致に成功、その高校の学園祭での取組みが地元で大きな話題になりました。

話題となった理由の1つに…

実は、この学園祭で販売された缶詰は、震災の津波に流されたがれきに埋もれていたのを掘り出しもので、震災直後に救援物資が届くまでの数日間、多くの人々の命を救ったことから「希望の缶詰」と呼ばれていたのです。

(東日本大震災でも「希望の缶詰」は話題となりましたね。)

この被災地支援の取組みを、全国20校以上の中学、高校の学園祭・文化祭に横展開し、各地で長崎と同様の広報活動を行いました。その結果、その心温まるストーリーが全国各地の地方メディアで80回以上報道され、2011年当時「希望の缶詰ブーム」といえる状況を作り出すことに成功したのです。

地方メディアは、地元で面白い話題がないかを常に探しています。

地方での拠点開設や店舗の出店、地方での商品展開などをされる際には、それぞれの地域のメディアに対して積極的にアプローチしてみてはいかがでしょうか。

野澤直人

 


 

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1999年立命館大学卒業 フジテレビアナウンサー・フリーのキャスターとしてとして17年半にわたり、ニュース・情報番組を伝え続ける。フリー転身後に企業の広報・PR戦略を担当するコンサルタントを手掛けるOFFICE HASEGAWAを立ち上げ、今まで50社近い企業の顧問として活躍。「実際にニュースにする広報」として、誰もが知る大手広告代理店も相談・依頼をするパブリシティ戦略の第一人者。

概要( オンライン / 会場 )

日 時:2020年6月23日(火)18:30~20:00
 

  • [オンライン]
     
    会 場:Zoom
    入 室:18:20~
    料 金:10,000円(税込)
    定 員先着100名様
     
  • [会場]
     
    会 場:東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
        (東京メトロ永田町駅4番出口より徒歩3分)
    受 付:18:15~
    料 金:30,000円(税込)
    定 員先着30名様
  • ※セミナー会場においては、マスクの着用、アルコール除菌、換気の徹底、ソーシャルディスタンスの確保、および収容定員の半分以下とする入室制限など、新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を遵守した運営をいたします。

    ※新型コロナウイルス感染再燃に伴い、外出規制が発令された場合、会場での開催およびオンライン配信ができなくなる可能性がございます。その際は開催を中止させていただくことになりますので、あらかじめご了承ください。

    ※本セミナーは、企業の経営者や広報担当者向けです。弊社の競合企業(PR会社)の社員・関係者の方はお申込みをご遠慮ください。

主催:株式会社ベンチャー広報

代表取締役 野澤直人
20代でビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上の取材を経験。その後、当時無名だった某ベンチャー企業で広報部門をゼロから立ち上げ、同社在籍中の8年間で朝日新聞、週刊ダイヤモンド、ワールドビジネスサテライトをはじめ毎年100~140件のマスコミ露出を通じて同社のブランディングに貢献。その実績とノウハウをもとに、業界でも珍しい、中小ベンチャー企業専門のPR会社を設立。プレスリリースに頼らない画期的な手法で、多くの企業の広報活動を支援している。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

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株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。

 


 

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スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。