2020/05/22

日本版CIA・内閣情報調査室が行うマスコミ対策とは

社長ブログ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

毎日続くコロナ関連報道ですが、ぜひこれを広報視点で見てください。

政府としては、この国難を乗り切るにあたり、マスコミと世論を味方につけて、外出自粛など国民の行動・意識をコントロールしながらコロナ対策をスムーズに進めたいはず。そのために必要不可欠なのが「広報」になるわけですが、政府が行う広報活動は全然うまくいっていませんよね。

コロナ対策給付金の1世帯30万円案はマスコミ・世論から猛反発を受けて撤回を余儀なくされましたし、安倍総理がtwitterに投稿した星野源とのコラボ動画は大炎上、PCR検査実施数の少なさについては、マスコミ・世論の批判がくすぶり続けています。どれも広報活動の失敗といえるでしょう。

政府には官邸直属でマスコミ対策を行う組織があります。内閣情報調査室(※以下、内調)です。200名ほどの組織で、日本版CIAとも言われます。安倍総理は菅官房長官よりも内調のトップである内閣情報官と綿密に接しているのは知る人ぞ知る有名な話。

内調の国内部門には、新聞・出版・テレビなどのメディアごとにマスコミ担当がおり、マスコミへの情報操作・世論対策を行っています。彼らの仕事は大きく分けて2つ。「オシント」と「ヒューミント」です。

オシントとは、Open source intelligenceの略で、公開情報の収集のこと。特定のテーマに関する新聞・雑誌・テレビ・インターネットが報道した記事や放送を集めて分析を行います。

ヒューミントとは、Human intelligenceの略で、関係者からの人的情報収集のこと。新聞記者や雑誌編集者などマスコミ内部の関係者接触し、有益な情報を引き出します。

また、内調はマスコミにさまざまなマスコミ人脈を持ち、そのルートを通じて情報をリークすることで、時の政権へ有利な報道を促しているといわれます。例えば、読売新聞が2017年5月22日、朝刊1面で「前川前次官 出会い系バー通い 文科省在職中、平日夜」と題して、前川氏が新宿の出会い系バーに頻繁に出入りしていたと報じました。業界内では、この報道は内調が前川氏を尾行して、盗撮した写真を読売にリークしたというのが定説となっています。

企業の広報活動でいえば、オシントが「報道分析」で、ヒューミントが「メディアキャラバン」。企業の広報担当者にとってもマスコミ人脈は重要ですし、新製品などの情報をメディアにリークをすることも少なくありません。

日本版CIAといわれる内閣情報調査室が行っているマスコミ対策というと何かすごいことをしているように感じますが、何のことはない。われわれが日頃している広報業務と同じなんです。その違いは広報をする対象が「政府・政策」なのか「企業・商品サービス」なのかだけ。

こうした視点を持てば、広報という仕事がよりダイナミックで奥深いものに感じると思います。

野澤直人

 


 

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《 新型コロナ騒動の裏の裏の話 》
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1999年立命館大学卒業 フジテレビアナウンサー・フリーのキャスターとしてとして17年半にわたり、ニュース・情報番組を伝え続ける。フリー転身後に企業の広報・PR戦略を担当するコンサルタントを手掛けるOFFICE HASEGAWAを立ち上げ、今まで50社近い企業の顧問として活躍。「実際にニュースにする広報」として、誰もが知る大手広告代理店も相談・依頼をするパブリシティ戦略の第一人者。

概要( オンライン / 会場 )

日 時:2020年6月23日(火)18:30~20:00
 

  • [オンライン]
     
    会 場:Zoom
    入 室:18:20~
    料 金:10,000円(税込)
    定 員先着100名様
     
  • [会場]
     
    会 場:東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
        (東京メトロ永田町駅4番出口より徒歩3分)
    受 付:18:15~
    料 金:30,000円(税込)
    定 員先着30名様
  • ※セミナー会場においては、マスクの着用、アルコール除菌、換気の徹底、ソーシャルディスタンスの確保、および収容定員の半分以下とする入室制限など、新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を遵守した運営をいたします。

    ※新型コロナウイルス感染再燃に伴い、外出規制が発令された場合、会場での開催およびオンライン配信ができなくなる可能性がございます。その際は開催を中止させていただくことになりますので、あらかじめご了承ください。

    ※本セミナーは、企業の経営者や広報担当者向けです。弊社の競合企業(PR会社)の社員・関係者の方はお申込みをご遠慮ください。

主催:株式会社ベンチャー広報

代表取締役 野澤直人
20代でビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上の取材を経験。その後、当時無名だった某ベンチャー企業で広報部門をゼロから立ち上げ、同社在籍中の8年間で朝日新聞、週刊ダイヤモンド、ワールドビジネスサテライトをはじめ毎年100~140件のマスコミ露出を通じて同社のブランディングに貢献。その実績とノウハウをもとに、業界でも珍しい、中小ベンチャー企業専門のPR会社を設立。プレスリリースに頼らない画期的な手法で、多くの企業の広報活動を支援している。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

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株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。

 


 

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スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。