2020/07/14

「ディレクター」と「報道記者」の違いとは?

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

新聞社における

  • 「記者」
  • 「デスク」
  • 「キャップ」

の違いについては、こちらのコラムにで書いていますが、

今回は、テレビ局についてです。

広報PRに関わる方であれば、

  • 「プロデューサー」
  • 「ディレクター」
  • 「アシスタントディクレター(AD)」

の違いについてはある程度ご理解頂いていると思います。

広報活動を行う上で、基本的にもっとも重視すべきなのは「ディクレクター」です。ここまでは大丈夫ですよね?

テレビ番組への露出を狙う上で、マークすべきポジションがもうひとつあります。それが「報道記者」です。

※新聞記者と区別するため、あえてこのように呼びます。

広報PRに携わっていても「ディレクター」「報道記者」の違いを、きちんと理解している方は意外と少ないかもしれません。

例えば、NHKでは、そもそも採用時の入り口が、「ディレクター」と「報道記者」では異なります。それだけ、役割や求められる能力が違うということです。

その役割の違いを大まかにいうと、自分の持ち場(取材を担当している分野)を拠点に、深く取材対象に入り込んで情報を取るのが報道記者で、そうした情報をベースに番組を構成して仕上げるのがディレクターということになります。

組織的に言うと、民放ではディレクターと報道記者は、所属部署が異なるのが普通です。

  • 「ディレクター」→ 情報制作局
  • 「報道記者」→ 報道局

というパターンが多いですね。

ディレクターは特定の番組に所属し、その番組用に取材をしたり映像を作るので、「番組ディレクター」と呼ばれたりします。

一方、報道記者は、特定の番組に所属せず、自分の取材した原稿や映像をさまざまな時間帯の番組(主にニュース番組)に提供するのが普通です。

「ディレクター」と「報道記者」の特徴や仕事について、わかりやすくまとめると下記の通りです。

ディレクター

彼らの仕事は「面白い映像を作ること」です。

テレビ番組制作の責任者として、番組の企画立案から現場での取材・収録、VTRの編集、テロップ作成まで、幅広い作業を行います。

基本的に彼らは裏方ですから、レポーターとして、テレビの画面に映ることはありません。いわば、映像制作の職人です。

取材対象が幅広いため、短期勝負で特ダネやスクープを取ってくるのは苦手です。

逆に、じっくり時間をかけて取材を行い、尺(放送時間)の長い、深堀した内容の番組や映像を作るのを得意とします。

報道記者

彼らの仕事は「ニュース性の高い情報をキャッチし、テレビを通じていち早く報道すること」です。

ディレクターとのわかりやすい違いは、報道記者は、テレビの画面に登場しレポーターとして、現場から直接視聴者にニュースを伝えるということでしょう。

しかし、それは彼らの仕事のほんの一部にすぎません。彼らの強みは、映像制作力ではなく、情報収集力=取材力にあります。実は、大多数の報道記者はテレビ画面に登場することはありません。

新聞記者と同じフィールドで切磋琢磨しながら、特ダネやスクープを求めて、日夜、地道な取材活動を続けています。

「新聞記者」とテレビの「報道記者」の違いですが、「取材して記事を書く」という意味では、彼らは全く同じ仕事をしています。異なるのは、ニュースの表現方法です。

報道記者が現場で書いた原稿は、活字として報道されるのではなく、テレビ局に送られ、スタジオでアナウンサーによって読み上げられます。また、「報道記者はしゃべれてナンボ」といわれます。これが新聞記者と大きく異なる点です。

大きな事件・事故の場合は、現場に中継車が来て、テレビカメラの前で、生中継でレポートすることもあれば、スタジオで記者が解説するというケースもあります。

肩書・役割・業務内容を理解しておくことは、取材獲得やメディア露出を実現するための、基本の「き」なのです。

野澤直人

 

 

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スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。
 

株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人
大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献。

2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間、プレスリリースに頼らない画期的な手法で、400社を超える企業の広報活動を支援。

講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』。 2014年より名証セントレックス上場のIT企業・株式会社ガイアックスの執行役を兼務。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

スタートアップの広報なら、まずこの1冊『逆襲の広報PR術』

私は仕事柄、こんな相談をよく受けます。

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    「これから広報に力を入れようと思うのですが、何から手をつけたらいいでしょうか」
     
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そんなお悩みを抱えてしまった場合、ぜひこちらを読んでください。中小ベンチャー企業・スタートアップの経営者、広報担当者にオススメの1冊です。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

私の原体験を含め、これまでの経験と、ゲリラ的広報PRノウハウ50連発!等をまとめた拙著です。

私が広報初心者だったころは、広報PR関連の本を本当にたくさん読みました。世の中にある広報PR関連の書籍をほぼ全て読破した、と言っても過言ではありません。

私の経験からいうと、経験豊富で優秀な広報の方ほど勉強熱心で、とても多くの関連書籍を繰り返し読んでいます。広報初心者の方でしたら、関連書籍を5冊読むことからスタートしましょう。

本から学べることは非常に多く基本を知るにはそれで十分です。PRコンサルに相談するより、本を読んだほうが効率的に学べます。

ただ、中小ベンチャー企業で広報をされている方は、書籍選びに注意が必要です。

というのも、書店で販売されている広報PR関連の書籍はそのほとんどが、大企業の広報担当者向けに書かれているからです。

『広報PRとは何か』という一般常識を知る上で、そういった書籍も読む必要はあるのですが、中小ベンチャー企業で広報をする上で、実務的にはあまり役に立ちません。

広報PR関係の本を何冊か読み進めていくと、だいたいどの本も同じような内容なので、退屈になってきます。そうなったら、書籍からノウハウを吸収する段階はいったん卒業です。

そして、そこからが本当の勉強になります。

書籍で得た知見をベースに広報PRの実務を通じて、自分なりのやり方やノウハウを作っていきましょう。それこそが『本当のノウハウ、知見』であり、当然ながらそれは、書店で販売されている書籍には書かれていないものなのです。
 

PR会社・ベンチャー広報が、
スタートアップ企業向けサービスにこだわる理由


 
 
私は上場企業や大企業での広報PR担当の経験はありません。

今まで、サラリーマン時代も含め約20年以上、広報PRの業界にいますが、ずっと、中小中堅企業、ベンチャー企業、スタートアップの広報のお手伝いばかりしてきました。

なぜ、中小ベンチャー企業の広報PRにこだわるのか、その理由は、私の原体験にあります。約20年前、某ベンチャー企業の広報担当者として、PRマンのキャリアがスタートしました。

広報に関して全くのド素人だったものですから、プロに手伝ってもらった方が早いと思い、複数のPR会社さんに声をかけて、見積をとりました。

すると、出て来た見積金額は、安くても月額60万円、高い会社は、なんと月額100万円!
しかも、最低1年契約が条件でした。年間にすると、約1000万円の費用がかかる計算です。

当時、私がいたのは年商2億円程度のベンチャー企業でしたから、PR会社にそんな大金を払えるはずもありません。しかも、それらのPR会社さんが提供してくれるサービス内容といえば、「まずは半年から1年くらいかけて、じっくりブランド戦略を練りましょう。」というお話でした。こちらは、明日からすぐに、新聞やテレビからバンバン取材される方法を知りたいのに、全く話が噛み合いませんでした。

その数年後、私はある中堅のPR会社に転職します。入社してすぐに、知り合いのベンチャー企業の社長から「うちの会社のPRを手伝って欲しい」と声をかけて頂きました。あまり予算がないが月額20万円×3ヵ月契約ならなんとか、ということで、ほぼ発注して頂くことが決まり、社に戻って上司に報告したところ、「月額20万円しか出せない会社は、客じゃない。今すぐ断ってこい。」と言われたのです。

その時、私はわかりました。

名の知れた一般のPR会社は、月額80~100万円の料金を支払える大企業だけを相手に商売をし、中小ベンチャー企業なんて、最初から相手にしない、という現実...

私はこうも思いました。

資金が潤沢な大企業は、広報PRに頼らず、有料の広告をどんどん出せばいいではないか... 無料で宣伝できる広報PRは、お金のない中小ベンチャーにこそ必要なのに、そこにサービスを提供するPR会社がないのはおかしい...と。

そういう会社がないなら、自分で作ってしまえ!ということで、日本でも珍しい、スタートアップ・中小ベンチャー企業専門のPR会社『株式会社ベンチャー広報』を設立しました。

そして、全国の広報担当者様や経営者様にそのノウハウをお伝えするため『逆襲の広報PR術』を出版いたしました。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

この本には、PR業界の中では、非常識な手法・ノウハウもあるかもしれません。しかし、スタートアップ・中小ベンチャー企業を広報PRで成功させることができる良書に仕上がったと自負しています。

なぜなら、私が実践して結果を出してきたノウハウだからです。ぜひ参考にしていただければと思います。

また、

  • 「今のPR会社に満足していない」
  • 「PR会社に広報PR業務のコンサルティングをお願いすること検討中」
  • 「PR会社に広報PR業務を委託することを検討中」

などのお悩みや課題がございましたら、下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人

 

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コロナ禍こそ、ビジネスメディアに"売れる特集"とは

「ビジネスメディアにコンタクトするには、どうすれば良いでしょうか...」

withコロナ時代に突入し、この課題は、想像以上に難度が増しているかと思います。そして、努力とアイデアを重ね大変な思いでコンタクトを取ったのに... と苦い思いをした方も少なくないでしょう。

そこで今回は、週刊ダイヤモンド編集部とダイヤモンド・オンライン編集部の統合後、ダイヤモンド編集部・編集長として老舗ビジネスメディアを支える山口圭介氏を講師にお迎えし、未曾有のコロナ禍における編集方針や編集部体制がどのようになっているのか、メディア展開をどのように計画されているのか、山口氏が実際に行ってきた改革を含め、ビジネスメディアの最新動向について語っていただきます。

日頃抱えている疑問や課題の答えを、直接ビジネスメディアの編集長に伺うことができるまたと無いチャンスです。ぜひ奮ってご参加ください。
 

概要

日 時:2020年8月28日(金)13:30~15:00(13:20から入室可能)
    講演 60分 / 質疑応答 30分
料 金:1,000円(税込)
対象者:企業の広報パーソン 1~3年程度の方、
    スタートアップ、ベンチャー企業の経営者
会 場:オンラインのみです。Zoomでの開催です。
定 員:先着50名様
 

お申し込みはこちら(Peatix)

 

  • 【お申込みいただいた方へ】
    オンライン会場となるZoomの情報等は、2020年8月26日(水)に、ご登録のメールアドレス宛にお送りさせていただく予定です。
  • 【その他ご留意点】
    ・本セミナーは、企業の経営者や広報担当者向けです。弊社の競合企業(PR会社)の社員、関係者の方はお申込みをご遠慮ください。
    ・新型コロナウイルス感染拡大に伴い、外出規制が発令された場合、オンライン配信ができなくなる場合もございます。その際は開催を中止させていただくことになりますので、あらかじめご了承ください。

セミナーコンテンツ

  • 新聞、雑誌、ネットメディアは、それぞれ攻め方が違う!
  • ダイヤモンド社の歴史
  • "売れる特集"とは
  • 記者クラブと週刊ビジネス誌の違い
  • 紙と電子の編集部統合
  • 3チーム体制への移行(コロナ禍の編集体制について)
  • 新サービス「ダイヤモンド・プレミアム」とは
  • 他社との差別化について

※一部変更になる場合があります。

講師プロフィール

山口圭介
ダイヤモンド編集部・編集長 山口圭介 氏
大学卒業後、2004年に産経新聞社に入社。社会部に配属。その後、東北総局(東北6総支局)の事件キャップを担当し数多くの殺人事件を取材。その多くに貧困問題が絡んでいることを目の当たりにする。

08年に週刊ダイヤモンド記者となり、商社、銀行業界を担当。12年より金融・政治担当の副編輯長、17年よりIT・電機・政治を担当。主な担当特集に「経済ニュースを疑え」「三菱最強伝説」「孫正義が知らないソフトバンク」など。18年よりダイヤモンド・オンラインとの兼任副編集長。19年4月より現職。

現在、データ分析担当記者、動画ディレクター、データサイエンティストなど、新たなデジタル担当を配置し改革を進めている。

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株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。