2020/01/29

「地方の中小企業が全国ブランドになるための広報PRパブリシティ戦略」妹尾浩二・著

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報の数田です。

今回は、広報に関するおすすめ書籍のご紹介をしたいと思います。

それはPRプランナー妹尾浩二さんの
「地方の中小企業が全国ブランドになるための広報PRパブリシティ戦略」
です。

こちらはスタートアップやベンチャー、中小企業などで、ある日突然広報を任命されたけれど社内に知見がある人もおらず悩んでいる…という広報の方におすすめしたい書籍です。

著者について

この本の著者である妹尾浩二さんはPRプランナーでもあります。
1961年岡山県生まれの妹尾さんは、広告代理店を経て地方の大手不動産会社に入社。広告予算が減り、打つ手がなくなったことをきっかけに広報担当に任命されたそうです。

広告畑からのスタートでしたが、会社よりも社会の視点に重きを置く考えを身につけ、東京と地方それぞれで広報を担い、全国のメディアを行脚するなど、10年の歳月をかけて広報をご自身の天職にされたそうです。

その後独立して有限会社プリズムを設立。地方の中小・ベンチャー企業、公共機関など200社以上の広報PRを支援されています。

書籍概要

この書籍では、そんな妹尾さんの1000人を超えるメディア関係者とのやり取りから学んだノウハウが余すことなく公開されています。

さらに「広報を通して地域産業や社会全体に活気をもたらして欲しい」という妹尾さんの熱い想いも詰まった一冊です。

冒頭の「PRが地方の中小企業に有利なわけ」では、地方の中小・ベンチャー企業の広報担当者はもちろん、広報活動への社内理解を求めることに苦労している広報さんも勇気付けられる情報が網羅されています。

そして、以下のようなノウハウも詳しく紹介されています。

  • メディアが歓迎するニュースネタの見つけ方、作り方
  • 記者が思わず取材したくなるプレスリリースの書き方
  • 地方発・全国ブランドを実現するメディア選びと発信術
  • 記者をサポーターにする、WIN-WINの関係構築法

ネタになる企業活動やネタ作りのヒントやその事例、アイデアを生むためのフレームワークも紹介されていたのですが、社内にネタがない時に参考になりそうな内容でした。リリースがなかなか取材に繋がらないと悩む広報さんは、ニュースにならないリリースのポイントがまとめられた「残念すぎるプレスリリース」が参考になりそうです。

メディア掲載が難しいサービスを担当している広報さんは開発前の段階で「仮想リリース」を書いて、足りない何かを見つけるという方法も試す価値があるかもしれません。

記者さんとの関係構築に悩む広報さんには、妹尾さんが100名を超える記者に取材した「記者たちのつぶやき」や「記者とは、こんな人たち」を、ぜひ読んでいただきたいです。

自分の考えや、評論

広報に関するさまざまなノウハウはもちろんですが、妹尾さんの言葉から広報活動に前向きになれる本だと思いました。

特に印象に残っているのは、PRは会社と社会の様々な人たちのリアルな「ご縁」をつなぐ仕事だという言葉です。

必死に企画をつくって、いろんな人に相談しながらやっと会ってもらえた記者さんに、素敵な記事を書いていただけたとしても、その先の影響は短期的には目に見えにくいもので、広報担当への評価には正直歯がゆさもありますよね。

でも、その記者さんとの出会いや記事が、会社の運命を変えてくれるようなキーパーソンと出会うきっかけになることがあるのも確かです。

自身も実際クライアントのプレスセミナーを企画した際、必死で調べてたどり着いた、興味を持ってくれそうなライターさんに熱い熱いメールを送って参加していただきました。

その方は、社会的な課題をストレートに表現しつつ、そこに真摯に取り組む人々の本音や情熱をわかりやすく言葉にした、多くの読み手に訴えかける記事を書いてくださいました。

その後、クライアントの取り組みに非常に共感されたとのことで、自身の定年後の人生をかけて賞を狙う作品として書籍にしたいから引き続き取材をさせてほしいという嬉しいお申し出までいただきました。

まだどうなるか分かりませんが、この書籍が無事に世に出て、もし何か特別な賞を受けてクライアントの運命が変わるようなことになれば、そのご縁をつくれたことの喜びはこの上ないですね。

まとめ

自身は前職で企業広報をしていたのですが、新卒の入社式で社長に「広報やってね。やり方は自分で考えてね。」と任命されたのがきっかけでした。

その時は恥ずかしながら読書が好きではなかったので、とにかく社外の人に助けてもらいながら、なんとかやってきました。当時の自身に、とにかくこれを読め!と言ってやりたい一冊です。分かりやすい言葉で読みやすいので夢中になって読めたはずです。

ベンチャーや中小企業でいきなり広報任されたけれど何からはじめればいいのかわからない。他社の優秀な広報さんたちに圧倒されたりする中で、自分の会社でも、そして自分自身でもうまくPRできるんだろうか…と不安になっている広報さんに、ぜひ読んで欲しいです。

 
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スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。
 

株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人
大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献。

2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間、プレスリリースに頼らない画期的な手法で、400社を超える企業の広報活動を支援。

講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』。 2014年より名証セントレックス上場のIT企業・株式会社ガイアックスの執行役を兼務。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

スタートアップの広報なら、まずこの1冊『逆襲の広報PR術』

私は仕事柄、こんな相談をよく受けます。

  • 経営者:
    「これから広報に力を入れようと思うのですが、何から手をつけたらいいでしょうか」
     
  • 広報担当者:
    「私、今まで広報の仕事をやったことがないのですが、会社から広報担当に指名されました。何から手をつけたらいいでしょうか」

そんなお悩みを抱えてしまった場合、ぜひこちらを読んでください。中小ベンチャー企業・スタートアップの経営者、広報担当者にオススメの1冊です。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

私の原体験を含め、これまでの経験と、ゲリラ的広報PRノウハウ50連発!等をまとめた拙著です。

私が広報初心者だったころは、広報PR関連の本を本当にたくさん読みました。世の中にある広報PR関連の書籍をほぼ全て読破した、と言っても過言ではありません。

私の経験からいうと、経験豊富で優秀な広報の方ほど勉強熱心で、とても多くの関連書籍を繰り返し読んでいます。広報初心者の方でしたら、関連書籍を5冊読むことからスタートしましょう。

本から学べることは非常に多く基本を知るにはそれで十分です。PRコンサルに相談するより、本を読んだほうが効率的に学べます。

ただ、中小ベンチャー企業で広報をされている方は、書籍選びに注意が必要です。

というのも、書店で販売されている広報PR関連の書籍はそのほとんどが、大企業の広報担当者向けに書かれているからです。

『広報PRとは何か』という一般常識を知る上で、そういった書籍も読む必要はあるのですが、中小ベンチャー企業で広報をする上で、実務的にはあまり役に立ちません。

広報PR関係の本を何冊か読み進めていくと、だいたいどの本も同じような内容なので、退屈になってきます。そうなったら、書籍からノウハウを吸収する段階はいったん卒業です。

そして、そこからが本当の勉強になります。

書籍で得た知見をベースに広報PRの実務を通じて、自分なりのやり方やノウハウを作っていきましょう。それこそが『本当のノウハウ、知見』であり、当然ながらそれは、書店で販売されている書籍には書かれていないものなのです。
 

PR会社・ベンチャー広報が、
スタートアップ企業向けサービスにこだわる理由


 
 
私は上場企業や大企業での広報PR担当の経験はありません。

今まで、サラリーマン時代も含め約20年以上、広報PRの業界にいますが、ずっと、中小中堅企業、ベンチャー企業、スタートアップの広報のお手伝いばかりしてきました。

なぜ、中小ベンチャー企業の広報PRにこだわるのか、その理由は、私の原体験にあります。約20年前、某ベンチャー企業の広報担当者として、PRマンのキャリアがスタートしました。

広報に関して全くのド素人だったものですから、プロに手伝ってもらった方が早いと思い、複数のPR会社さんに声をかけて、見積をとりました。

すると、出て来た見積金額は、安くても月額60万円、高い会社は、なんと月額100万円!
しかも、最低1年契約が条件でした。年間にすると、約1000万円の費用がかかる計算です。

当時、私がいたのは年商2億円程度のベンチャー企業でしたから、PR会社にそんな大金を払えるはずもありません。しかも、それらのPR会社さんが提供してくれるサービス内容といえば、「まずは半年から1年くらいかけて、じっくりブランド戦略を練りましょう。」というお話でした。こちらは、明日からすぐに、新聞やテレビからバンバン取材される方法を知りたいのに、全く話が噛み合いませんでした。

その数年後、私はある中堅のPR会社に転職します。入社してすぐに、知り合いのベンチャー企業の社長から「うちの会社のPRを手伝って欲しい」と声をかけて頂きました。あまり予算がないが月額20万円×3ヵ月契約ならなんとか、ということで、ほぼ発注して頂くことが決まり、社に戻って上司に報告したところ、「月額20万円しか出せない会社は、客じゃない。今すぐ断ってこい。」と言われたのです。

その時、私はわかりました。

名の知れた一般のPR会社は、月額80~100万円の料金を支払える大企業だけを相手に商売をし、中小ベンチャー企業なんて、最初から相手にしない、という現実...

私はこうも思いました。

資金が潤沢な大企業は、広報PRに頼らず、有料の広告をどんどん出せばいいではないか... 無料で宣伝できる広報PRは、お金のない中小ベンチャーにこそ必要なのに、そこにサービスを提供するPR会社がないのはおかしい...と。

そういう会社がないなら、自分で作ってしまえ!ということで、日本でも珍しい、スタートアップ・中小ベンチャー企業専門のPR会社『株式会社ベンチャー広報』を設立しました。

そして、全国の広報担当者様や経営者様にそのノウハウをお伝えするため『逆襲の広報PR術』を出版いたしました。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

この本には、PR業界の中では、非常識な手法・ノウハウもあるかもしれません。しかし、スタートアップ・中小ベンチャー企業を広報PRで成功させることができる良書に仕上がったと自負しています。

なぜなら、私が実践して結果を出してきたノウハウだからです。ぜひ参考にしていただければと思います。

また、

  • 「今のPR会社に満足していない」
  • 「PR会社に広報PR業務のコンサルティングをお願いすること検討中」
  • 「PR会社に広報PR業務を委託することを検討中」

などのお悩みや課題がございましたら、下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人

 

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株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。