2020/07/07

BtoB企業広報の皆さん!「取材OKのユーザーリスト」用意してありますか?

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報の島田です。

テレビだけでなく、ウェブや雑誌でも「人」や「出来事」にフォーカスした企画などの場合、企画やテーマにあった取材対象者をどれだけ準備できているかによって取材の機会を逃してしまう…なんてこともあります。

以前、事業会社で広報担当をしていた時に、

  • 企画に合致する取材対象者を1名しか準備できなかった
  • 導入事例の企業を1社しか用意せずに提案した

ということがあり、取材の機会を逃してしまった経験がありました。1人で問題ないだろう、1社で十分だろうと思っていました。完全に媒体研究不足です…

媒体研究の重要性については以下の記事を参考にしてください。

「スタートアップの広報担当者は使えない」と言われちゃうのはなぜ?

メディアから取材依頼が来た場合、逆に企画を持ち込む場合、「どれだけ取材対象者をアレンジできるか」が重要なポイントになることもあります。

今回は、取材対象者の集め方とアレンジする際の注意点をお伝えします。

ユーザーや取引先などの社外の関係者を取材対象者としてアレンジする場合

【事前準備】想定する媒体と企画を明確にする。

<例>
・ビジネス系情報テレビ番組:コロナ渦、どんなサービスでビジネス危機を乗り越えたか
・IT系ウェブメディア:社会課題を解決するウェブサービス
など

①まずはご協力いただきたいユーザーや取引先企業を抽出します。この時、どんな風にご協力いただきたいのか、取材された場合どのような見え方になるのかを明確にイメージしておきましょう。

②ユーザーや取引先企業の担当メンバーに「協力してくれそうか」確認する。

ユーザーや取引先企業の担当メンバーに①で抽出した一覧を共有し、そもそもお願いしても良いものかをどうか確認しましょう。関係値によっては、依頼すること自体難しいこともあるので、事前に「温度感」を確認することが大切です。個人の判断で取引先企業に直接ご連絡すると、トラブルになる可能性もあるので要注意です!

③ユーザー・取引先企業への許可取りを開始

ここで必ず確認するのは、
・企業ロゴの提供依頼
・ご協力いただける担当者の方の所属部署、お名前、お写真、簡単なプロフィール
・依頼窓口の確認
・NG媒体などのNG要素を確認

④プロフィールシートにまとめる

どのような効果がでたのか、どんな改善に寄与できたのかをまとめ、取材対応者のプロフィールも記載します。

社員を取材対象者としてアレンジする場合

【事前準備】想定する媒体と企画を明確にする。

<例>
・情報番組系テレビ番組:「誰に似ているといわれますか?」
・ビジネス系雑誌:仕事効率アップ術
・女性ビジネス雑誌:働き女子のバッグの中身
・IT系ウェブメディア:人気アプリのサービス開発の裏側
など

①メディア対応してもいいよ!という人を網羅的に抽出する

全社員を対象に、メディア対応してもいいよという社員を募集します。メディアからの取材依頼に全ての社員が対応してくれるとは限りません。人によっては、苦手だから避けたいという方もいるので、そもそも社内に協力者がいるかどうかを確認しておきましょう。

②メディア対応可能な社員をカテゴリ分けする

メディア対応可能な社員がプライベートからビジネスまで全てを語れる、見せられるというわけではありません。個別にヒアリングを実施し、どのような企画やテーマであれば話せるか、見せられるかを聞いていきます。この時点で、本名や顔を出すのはOKかどうか確認しておきましょう。

③カテゴリ分けした取材対応者のプロフィールシートを作成

メディア対応可能な社員の「所属部署」「普段の業務内容」「どんなアウトプットができるか」をまとめて、1人あたりA4ペラ1にまとめます。

リストに並ぶ数はたくさんあればあっただけ良いのですが、まずは3~5つ集めることから初めてみてください。取材対象者のリストを作ると、突発的に取材依頼がきてもどんと構えて対応することができます。

また、取材対象者アレンジをしていくと、会社をどう見せていきたいか、そのためにはどんな媒体のどんな企画に積極的にアプローチするといいのか、逆にこんな企画だとちょっと受けない方が良いかも…というように、会社としての取材対応のスタンスも見えてきます。

個人的な感想ですが、取材対応者のアレンジ作業を通して広報業務の理解度が浸透し、リリース情報や各部門で把握しているトピックスのキャッチアップのスピードがかなり早くなりました。

社内のコミュニケーション改善だけでなく、社外の関係者をアレンジする際に、他社の広報担当者と仲良くなり一緒に企画立案ができたという良い効果もありました。

取材対象者をアレンジすることで、コミュニケーションの幅も広がるというメリットも…

ぜひ、取材受け入れ体制の強化にお役立てください。


 

 

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スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。
 

株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人
大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献。

2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間、プレスリリースに頼らない画期的な手法で、400社を超える企業の広報活動を支援。

講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』。 2014年より名証セントレックス上場のIT企業・株式会社ガイアックスの執行役を兼務。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

スタートアップの広報なら、まずこの1冊『逆襲の広報PR術』

私は仕事柄、こんな相談をよく受けます。

  • 経営者:
    「これから広報に力を入れようと思うのですが、何から手をつけたらいいでしょうか」
     
  • 広報担当者:
    「私、今まで広報の仕事をやったことがないのですが、会社から広報担当に指名されました。何から手をつけたらいいでしょうか」

そんなお悩みを抱えてしまった場合、ぜひこちらを読んでください。中小ベンチャー企業・スタートアップの経営者、広報担当者にオススメの1冊です。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

私の原体験を含め、これまでの経験と、ゲリラ的広報PRノウハウ50連発!等をまとめた拙著です。

私が広報初心者だったころは、広報PR関連の本を本当にたくさん読みました。世の中にある広報PR関連の書籍をほぼ全て読破した、と言っても過言ではありません。

私の経験からいうと、経験豊富で優秀な広報の方ほど勉強熱心で、とても多くの関連書籍を繰り返し読んでいます。広報初心者の方でしたら、関連書籍を5冊読むことからスタートしましょう。

本から学べることは非常に多く基本を知るにはそれで十分です。PRコンサルに相談するより、本を読んだほうが効率的に学べます。

ただ、中小ベンチャー企業で広報をされている方は、書籍選びに注意が必要です。

というのも、書店で販売されている広報PR関連の書籍はそのほとんどが、大企業の広報担当者向けに書かれているからです。

『広報PRとは何か』という一般常識を知る上で、そういった書籍も読む必要はあるのですが、中小ベンチャー企業で広報をする上で、実務的にはあまり役に立ちません。

広報PR関係の本を何冊か読み進めていくと、だいたいどの本も同じような内容なので、退屈になってきます。そうなったら、書籍からノウハウを吸収する段階はいったん卒業です。

そして、そこからが本当の勉強になります。

書籍で得た知見をベースに広報PRの実務を通じて、自分なりのやり方やノウハウを作っていきましょう。それこそが『本当のノウハウ、知見』であり、当然ながらそれは、書店で販売されている書籍には書かれていないものなのです。
 

PR会社・ベンチャー広報が、
スタートアップ企業向けサービスにこだわる理由


 
 
私は上場企業や大企業での広報PR担当の経験はありません。

今まで、サラリーマン時代も含め約20年以上、広報PRの業界にいますが、ずっと、中小中堅企業、ベンチャー企業、スタートアップの広報のお手伝いばかりしてきました。

なぜ、中小ベンチャー企業の広報PRにこだわるのか、その理由は、私の原体験にあります。約20年前、某ベンチャー企業の広報担当者として、PRマンのキャリアがスタートしました。

広報に関して全くのド素人だったものですから、プロに手伝ってもらった方が早いと思い、複数のPR会社さんに声をかけて、見積をとりました。

すると、出て来た見積金額は、安くても月額60万円、高い会社は、なんと月額100万円!
しかも、最低1年契約が条件でした。年間にすると、約1000万円の費用がかかる計算です。

当時、私がいたのは年商2億円程度のベンチャー企業でしたから、PR会社にそんな大金を払えるはずもありません。しかも、それらのPR会社さんが提供してくれるサービス内容といえば、「まずは半年から1年くらいかけて、じっくりブランド戦略を練りましょう。」というお話でした。こちらは、明日からすぐに、新聞やテレビからバンバン取材される方法を知りたいのに、全く話が噛み合いませんでした。

その数年後、私はある中堅のPR会社に転職します。入社してすぐに、知り合いのベンチャー企業の社長から「うちの会社のPRを手伝って欲しい」と声をかけて頂きました。あまり予算がないが月額20万円×3ヵ月契約ならなんとか、ということで、ほぼ発注して頂くことが決まり、社に戻って上司に報告したところ、「月額20万円しか出せない会社は、客じゃない。今すぐ断ってこい。」と言われたのです。

その時、私はわかりました。

名の知れた一般のPR会社は、月額80~100万円の料金を支払える大企業だけを相手に商売をし、中小ベンチャー企業なんて、最初から相手にしない、という現実...

私はこうも思いました。

資金が潤沢な大企業は、広報PRに頼らず、有料の広告をどんどん出せばいいではないか... 無料で宣伝できる広報PRは、お金のない中小ベンチャーにこそ必要なのに、そこにサービスを提供するPR会社がないのはおかしい...と。

そういう会社がないなら、自分で作ってしまえ!ということで、日本でも珍しい、スタートアップ・中小ベンチャー企業専門のPR会社『株式会社ベンチャー広報』を設立しました。

そして、全国の広報担当者様や経営者様にそのノウハウをお伝えするため『逆襲の広報PR術』を出版いたしました。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

この本には、PR業界の中では、非常識な手法・ノウハウもあるかもしれません。しかし、スタートアップ・中小ベンチャー企業を広報PRで成功させることができる良書に仕上がったと自負しています。

なぜなら、私が実践して結果を出してきたノウハウだからです。ぜひ参考にしていただければと思います。

また、

  • 「今のPR会社に満足していない」
  • 「PR会社に広報PR業務のコンサルティングをお願いすること検討中」
  • 「PR会社に広報PR業務を委託することを検討中」

などのお悩みや課題がございましたら、下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人

 

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