2020/06/11

露出の大きさが4倍に!? テレビ出演の尺や雑誌掲載の大きさは “アレ” で変わる!

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報の佐藤です。

「1日がかりで撮影したのに放送されたのは10秒だけ!」
「せっかく取材を受けたのに、ちょっとしか掲載されなかった!」

広告とは違い、露出の大きさがコントロールできない広報PRの世界では、こういったことはよくあることです。

当然、テレビには番組またはコーナーで決められた放送時間(いわゆる“尺”)がありますし、雑誌や新聞などの紙媒体では、誌面の大きさやページ数が決まっています。

その中で、1秒でも長く、1cmでも大きく、自社の記事を出すにはどうしたらいいか?

今回は、広報PR担当者の中でも意外とできていない人が多い、ちょっとしたテクニックをお伝えしたいと思います。

露出の大きさは、ビジュアル素材の有無で変えられる!

前段でも話した通り、基本的にマスコミ広報での取材では、マスコミ側に編集権があるので企業側ではコントロールできません。

特にテレビは、1社だけを紹介してくれることはなかなかなく、類似サービスや企画テーマにあった他のサービスと一緒に紹介されることが多くなります。

そういった中で、少しでも自社について長く大きく紹介してもらうために、意外と効果的なことがあります。

それは、「ビジュアル素材の提供」です。

ここでいうビジュアル素材とは、自社のサービスや商品の特長がわかる、動画・画像・図などのことを指します。

具体的に私がこれまでに経験した、2つの事例を紹介したいと思います。

1つ目は、ライドシェアサービスを運営しているN社の事例です。

ある朝の情報番組でN社の取材をしてもらえることになりました。

コーナー全体で約10分程度の尺、企画テーマは「最近話題のライドシェアサービスとは?」というもので、競合他社含め全部で3つのライドシェアサービスを紹介するというものでした。

『実際の利用者が、サービスを利用している様子を撮影したい』
という番組側の要望を受け、私はサービス会員の中から取材に応じてくれる方をアサインし、【40代男性・会社員の方の運転する車に、20代・男性の学生が乗車して東京から名古屋まで相乗りで移動する】という撮影を行いました。

普通に考えれば約10分のコーナー枠を3つのサービスが紹介されるのですから、1サービスは約3分です。

しかし、「競合よりも1秒でも長く紹介されたい!」と思った私は、取材終了後ディレクターに、
「今回は男性の利用でしたけど、女性の利用者も多いんですよ!あとは、車持っていない家庭が増えているので親子でアウトレットに行くために利用する方もいます!」
という情報を伝え、こちらであらかじめ用意していた、女性や親子が利用している様子がわかる動画データを提供しました。

その結果、あとから提供した動画データも使われることになり、10分の尺の中でN社が紹介されたのは約6分。競合サービスの倍以上の長さで紹介されました。

これがもし、画像データしか用意していなかった場合、もしくは素材そのものを用意できていなかった場合、競合がメインになりN社は “おまけ”扱いになっていたでしょう。

2つ目は、雑誌での事例を紹介します。

スタートアップ企業のB社が開発しているシステムは、仕組みがかなり新しく複雑で、とても口頭で説明しただけでは理解するのが難しいものでした。
しかも、システムなので目に見えない、さらにそのシステムを使った製品もまだ世の中に出ていない。PR的にはかなりハードルの高いものでした。

ただ、新しく複雑なものほど、ビジュアルで見せることが大切です。
そこで、次の3つをあらかじめ用意することにしました。

  • システムの仕組みを説明する図
  • システムが導入された製品のイメージ画像
  • 実際に製品が利用されているイメージ画像

ある日、B社があるビジネス誌で取材をしてもらえることになりました。
会社設立の経緯や開発しているシステムについて、片側1ページの半分くらいの大きさで記事にしてくれるとのことでした。

案の定、取材後に記者から
「テキストだけだと読者がよく理解できないと思うから、システムの仕組みをわかるように図でもらえますか?」
という依頼を受けました。

もちろん、事前にシステムの仕組みを説明する図を用意していたので、すぐに画像データを提供しました。

しかし、ここでも「少しでも大きく掲載されたいなー」と思った私は、
記者の「テキストだけだと読者が理解できない」という言葉を受け、事前に用意していた、

  • システムが導入された製品のイメージ画像
  • 実際に製品が利用されているイメージ画像

この2つも一緒に提供し、さらに製品の運用画面イメージ画像も提供しました。

雑誌発売日、記事を確認すると…
なんと、見開き2ページに掲載の大きさが変わっていました。

当初予定していたのは片面1ページの半分だったので、4倍の大きさです。

マスコミは、取材したサービスや製品を、“わかりやすく”視聴者や読者に伝えるためにはどうしたらいいか?を考えています。
その意図を汲んで、それを解決するようなビジュアル素材が提供することができれば、露出の大きさは変えられる、という良い事例です。

最後に、ビジュアル素材を用意するときのコツをお伝えします。

写真であれば、記事のスペースに合わせて使ってもらいやすいように、【縦向き】【横向き】どちらも用意すること。

動画であれば、【横向き】です。

また、商品がある場合は、動画でもブツ撮りしておくとテレビへの提供もできるようになります。
その場合は、8秒以上映すこと!これが大切です。

 

 

  • [野澤直人のゲリラ広報]ベンチャー広報・社長メールマガジンのご登録はこちら

スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。
 

株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人
大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献。

2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間、プレスリリースに頼らない画期的な手法で、400社を超える企業の広報活動を支援。

講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』。 2014年より名証セントレックス上場のIT企業・株式会社ガイアックスの執行役を兼務。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

スタートアップの広報なら、まずこの1冊『逆襲の広報PR術』

私は仕事柄、こんな相談をよく受けます。

  • 経営者:
    「これから広報に力を入れようと思うのですが、何から手をつけたらいいでしょうか」
     
  • 広報担当者:
    「私、今まで広報の仕事をやったことがないのですが、会社から広報担当に指名されました。何から手をつけたらいいでしょうか」

そんなお悩みを抱えてしまった場合、ぜひこちらを読んでください。中小ベンチャー企業・スタートアップの経営者、広報担当者にオススメの1冊です。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

私の原体験を含め、これまでの経験と、ゲリラ的広報PRノウハウ50連発!等をまとめた拙著です。

私が広報初心者だったころは、広報PR関連の本を本当にたくさん読みました。世の中にある広報PR関連の書籍をほぼ全て読破した、と言っても過言ではありません。

私の経験からいうと、経験豊富で優秀な広報の方ほど勉強熱心で、とても多くの関連書籍を繰り返し読んでいます。広報初心者の方でしたら、関連書籍を5冊読むことからスタートしましょう。

本から学べることは非常に多く基本を知るにはそれで十分です。PRコンサルに相談するより、本を読んだほうが効率的に学べます。

ただ、中小ベンチャー企業で広報をされている方は、書籍選びに注意が必要です。

というのも、書店で販売されている広報PR関連の書籍はそのほとんどが、大企業の広報担当者向けに書かれているからです。

『広報PRとは何か』という一般常識を知る上で、そういった書籍も読む必要はあるのですが、中小ベンチャー企業で広報をする上で、実務的にはあまり役に立ちません。

広報PR関係の本を何冊か読み進めていくと、だいたいどの本も同じような内容なので、退屈になってきます。そうなったら、書籍からノウハウを吸収する段階はいったん卒業です。

そして、そこからが本当の勉強になります。

書籍で得た知見をベースに広報PRの実務を通じて、自分なりのやり方やノウハウを作っていきましょう。それこそが『本当のノウハウ、知見』であり、当然ながらそれは、書店で販売されている書籍には書かれていないものなのです。
 

PR会社・ベンチャー広報が、
スタートアップ企業向けサービスにこだわる理由


 
 
私は上場企業や大企業での広報PR担当の経験はありません。

今まで、サラリーマン時代も含め約20年以上、広報PRの業界にいますが、ずっと、中小中堅企業、ベンチャー企業、スタートアップの広報のお手伝いばかりしてきました。

なぜ、中小ベンチャー企業の広報PRにこだわるのか、その理由は、私の原体験にあります。約20年前、某ベンチャー企業の広報担当者として、PRマンのキャリアがスタートしました。

広報に関して全くのド素人だったものですから、プロに手伝ってもらった方が早いと思い、複数のPR会社さんに声をかけて、見積をとりました。

すると、出て来た見積金額は、安くても月額60万円、高い会社は、なんと月額100万円!
しかも、最低1年契約が条件でした。年間にすると、約1000万円の費用がかかる計算です。

当時、私がいたのは年商2億円程度のベンチャー企業でしたから、PR会社にそんな大金を払えるはずもありません。しかも、それらのPR会社さんが提供してくれるサービス内容といえば、「まずは半年から1年くらいかけて、じっくりブランド戦略を練りましょう。」というお話でした。こちらは、明日からすぐに、新聞やテレビからバンバン取材される方法を知りたいのに、全く話が噛み合いませんでした。

その数年後、私はある中堅のPR会社に転職します。入社してすぐに、知り合いのベンチャー企業の社長から「うちの会社のPRを手伝って欲しい」と声をかけて頂きました。あまり予算がないが月額20万円×3ヵ月契約ならなんとか、ということで、ほぼ発注して頂くことが決まり、社に戻って上司に報告したところ、「月額20万円しか出せない会社は、客じゃない。今すぐ断ってこい。」と言われたのです。

その時、私はわかりました。

名の知れた一般のPR会社は、月額80~100万円の料金を支払える大企業だけを相手に商売をし、中小ベンチャー企業なんて、最初から相手にしない、という現実...

私はこうも思いました。

資金が潤沢な大企業は、広報PRに頼らず、有料の広告をどんどん出せばいいではないか... 無料で宣伝できる広報PRは、お金のない中小ベンチャーにこそ必要なのに、そこにサービスを提供するPR会社がないのはおかしい...と。

そういう会社がないなら、自分で作ってしまえ!ということで、日本でも珍しい、スタートアップ・中小ベンチャー企業専門のPR会社『株式会社ベンチャー広報』を設立しました。

そして、全国の広報担当者様や経営者様にそのノウハウをお伝えするため『逆襲の広報PR術』を出版いたしました。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

この本には、PR業界の中では、非常識な手法・ノウハウもあるかもしれません。しかし、スタートアップ・中小ベンチャー企業を広報PRで成功させることができる良書に仕上がったと自負しています。

なぜなら、私が実践して結果を出してきたノウハウだからです。ぜひ参考にしていただければと思います。

また、

  • 「今のPR会社に満足していない」
  • 「PR会社に広報PR業務のコンサルティングをお願いすること検討中」
  • 「PR会社に広報PR業務を委託することを検討中」

などのお悩みや課題がございましたら、下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人

 

お問い合わせフォーム

お問合わせ項目必須
お問合わせ内容必須
企業・団体名必須
フリガナ
部署名
お名前必須
フリガナ必須
メールアドレス必須
電話番号必須
住所必須
文字を入力して下さい必須
captcha

 

 

  • [ベンチャー広報・メールマガジン]のご登録(無料)はこちら

スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報が、10年以上の歳月かけて培ってきた広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。

・「ゼロから広報PRを学びたい」
・「広報担当者不在の企業でこれから広報PR領域を強化していきたい」
・「PRコンサルタントとして独立(または転職)のためのスキルを身に付けたい」

とお考えの方は、[ベンチャー広報・メールマガジン]をご登録ください。
 

 

 

  • [広報初心者のためのオンラインサロン・ゼロイチ広報]のご登録はこちら

株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。