2020/09/02

自社の代表や社員を専門家に仕立てる「寄稿」を活用する

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報の島田です。

「社長が書籍を出したいと言っているがどうしたらいい?」
「専門知識やノウハウを自社ブログで書いているけど、どうしたら読んでもらえる?」

このような質問をいただくことがあります。

特に後者、「自社ブログでのアウトプットを効果的にするためには?」という質問が増えた印象があります。

今回は社長や社員を「特定の分野の専門家」として仕立て上げる「寄稿」の活用について紹介したいと思います。

寄稿とは

雑誌やウェブに掲載されているすべての記事が記者やライターによって書かれているわけではありません。専門性の高いコラムやコーナー等は外部の有識者や専門家が執筆していることも多いです。

自ら記事を書いて出稿することを寄稿といいます。

寄稿は、自社が持っているノウハウや高い専門知識をメディア側に提案することが可能となります。寄稿による記事の露出が実現すると、自社の専門性を強くアピールしたり、企業やサービスの認知度向上をはかることもできます。

寄稿するには

寄稿を検討している場合、通常のメディアアプローチのように担当記者をリサーチして情報提供をするというものではなく、寄稿を担当している編集者にアプローチすることになります。

①どのようなアウトプットができるかを明文化する

    どのようなノウハウが展開できるか、どのような専門知識を言語化できるかを明確にしましょう。

    「なんとなくそんな風に感じている」「なんとなくこんな感じでうまくいく」というあやふやなものでしか言語化できないものはNGなので、根拠となる成果やデータ、実例を集めましょう。

② 実績を整理する

    こんなことを執筆できますと提案しても、読者が読んでためになり、根拠や専門性の高い寄稿ができるのかを説明するに足りない可能性もあります。

    そこで、これまでの登壇実績や講演、教育機関や企業向けの研修やレクチャーの実績、メディア掲載実績なども記載し、「その分野に詳しい人物であること」「専門知識を有する人物であること」を訴求します。

③ タイトル作りがポイント

    時事ネタや最近のトレンド、具体的な数字などをタイトルにいれることで寄稿内容がイメージしやすく、かつ関心を寄せていただける可能性も高まります。

    ただ、タイトルに引きの強いキーワードをいれても、タイトルの布石を回収できる内容としなければならないので注意しましょう。

④ A41~2ページの企画提案書にまとめてみましょう

    寄稿提案資料は色々なスタイルがあるかと思いますが、なるべく編集者側が把握している読者ニーズと、自社でアウトプットできるものを柔軟に調整するため、仮のタイトル(2~3案)と構成概要(目次)、目次に対してどんな文章になるのかがある程度わかるような要約文、提供できそうなデータやグラフ等の画像を張り付けて企画提案書にします。

    寄稿を受け付けているメディアと当社の実績を一部ご紹介します。

様々な業界×テクノロジー、いわゆる「クロステック領域」について広く取り扱うメディアです。昨今、DXに関連する情報収集ニーズが高まっていることから、DX推進の成功例やノウハウ等に関連するテーマでの執筆が喜ばれます。

当社での寄稿獲得実績例はこのような内容です:
DXプロジェクトの進め方

こちらの寄稿はのちに書籍の出版につながりました:
企画立案からシステム開発まで 本当に使えるDXプロジェクトの教科書

当社がクライアントの寄稿提案で実現した時のテーマは「自宅学習」「データサイエンスの基礎知識」でした。時期的にコロナ禍で自宅にいる時間が増え、様々な企業に浸透しつつある「データサイエンス」を正しく理解する記事になれば…とクライアントに提案し、ご協力いただき実現しました。

その時に公開された寄稿記事はこちらです:
未経験から“AI人材”に データサイエンティストが伝える「機械学習を学ぶ意味」

営業ノウハウや営業を効率化させるためのテクノロジー活用をテーマにしたメディアです。直近ですと、コロナ禍でインサイドセールス関連のニーズが高まっているので、インサイドセールスのノウハウをお持ちの企業様はアプローチされると良いかもしれません。

現代ビジネスは第一線で活躍するビジネスパーソンやマネジメント層に向けて、プロの分析に基づいた情報発信をするメディアです。取り扱うのは政治経済からライフスタイルまでと、幅広い情報を取り扱っています。

投資や金融情報をはじめ、様々な企業のビジネスモデルから普段生活にかかわるお金に関する情報まで幅広くテーマをとりあげ、読者に気づきを与えるメディアです。

東洋経済が展開するビジネスニュースサイトです。東洋経済独自で取材を行い、経済情報 やビジネス全般を取り扱うビジネスパーソンに向けたメディアとなり、社内記者のほか、 社外の多くのジャーナリスト・ライター、組織と連携して運営しています。ビジネス全般を取り扱うメディアなので、世の中の動向や課題などを切り口とした寄稿が好まれます。

当社での寄稿獲得事例はこのような内容です:
支援なく悲鳴「海外で働く日本人」の切実な肉声 世界94カ国、2155人が語った「コロナ禍」

そのほか、ダイヤモンドオンライン、プレジデントオンライン、マイナビニュース、TechCrunchJapan、Business Insider Japanなどが寄稿を受け付けています。

自社を知ってもらうための手法は取材だけではありません。寄稿を重ねることで書籍の出版に繋げることもできるので、ぜひ「寄稿」の獲得に挑戦してみてください!

 

 

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スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。
 

株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人
大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献。

2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間、プレスリリースに頼らない画期的な手法で、400社を超える企業の広報活動を支援。

講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』。 2014年より名証セントレックス上場のIT企業・株式会社ガイアックスの執行役を兼務。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

スタートアップの広報なら、まずこの1冊『逆襲の広報PR術』

私は仕事柄、こんな相談をよく受けます。

  • 経営者:
    「これから広報に力を入れようと思うのですが、何から手をつけたらいいでしょうか」
     
  • 広報担当者:
    「私、今まで広報の仕事をやったことがないのですが、会社から広報担当に指名されました。何から手をつけたらいいでしょうか」

そんなお悩みを抱えてしまった場合、ぜひこちらを読んでください。中小ベンチャー企業・スタートアップの経営者、広報担当者にオススメの1冊です。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

私の原体験を含め、これまでの経験と、ゲリラ的広報PRノウハウ50連発!等をまとめた拙著です。

私が広報初心者だったころは、広報PR関連の本を本当にたくさん読みました。世の中にある広報PR関連の書籍をほぼ全て読破した、と言っても過言ではありません。

私の経験からいうと、経験豊富で優秀な広報の方ほど勉強熱心で、とても多くの関連書籍を繰り返し読んでいます。広報初心者の方でしたら、関連書籍を5冊読むことからスタートしましょう。

本から学べることは非常に多く基本を知るにはそれで十分です。PRコンサルに相談するより、本を読んだほうが効率的に学べます。

ただ、中小ベンチャー企業で広報をされている方は、書籍選びに注意が必要です。

というのも、書店で販売されている広報PR関連の書籍はそのほとんどが、大企業の広報担当者向けに書かれているからです。

『広報PRとは何か』という一般常識を知る上で、そういった書籍も読む必要はあるのですが、中小ベンチャー企業で広報をする上で、実務的にはあまり役に立ちません。

広報PR関係の本を何冊か読み進めていくと、だいたいどの本も同じような内容なので、退屈になってきます。そうなったら、書籍からノウハウを吸収する段階はいったん卒業です。

そして、そこからが本当の勉強になります。

書籍で得た知見をベースに広報PRの実務を通じて、自分なりのやり方やノウハウを作っていきましょう。それこそが『本当のノウハウ、知見』であり、当然ながらそれは、書店で販売されている書籍には書かれていないものなのです。
 

PR会社・ベンチャー広報が、
スタートアップ企業向けサービスにこだわる理由


 
 
私は上場企業や大企業での広報PR担当の経験はありません。

今まで、サラリーマン時代も含め約20年以上、広報PRの業界にいますが、ずっと、中小中堅企業、ベンチャー企業、スタートアップの広報のお手伝いばかりしてきました。

なぜ、中小ベンチャー企業の広報PRにこだわるのか、その理由は、私の原体験にあります。約20年前、某ベンチャー企業の広報担当者として、PRマンのキャリアがスタートしました。

広報に関して全くのド素人だったものですから、プロに手伝ってもらった方が早いと思い、複数のPR会社さんに声をかけて、見積をとりました。

すると、出て来た見積金額は、安くても月額60万円、高い会社は、なんと月額100万円!
しかも、最低1年契約が条件でした。年間にすると、約1000万円の費用がかかる計算です。

当時、私がいたのは年商2億円程度のベンチャー企業でしたから、PR会社にそんな大金を払えるはずもありません。しかも、それらのPR会社さんが提供してくれるサービス内容といえば、「まずは半年から1年くらいかけて、じっくりブランド戦略を練りましょう。」というお話でした。こちらは、明日からすぐに、新聞やテレビからバンバン取材される方法を知りたいのに、全く話が噛み合いませんでした。

その数年後、私はある中堅のPR会社に転職します。入社してすぐに、知り合いのベンチャー企業の社長から「うちの会社のPRを手伝って欲しい」と声をかけて頂きました。あまり予算がないが月額20万円×3ヵ月契約ならなんとか、ということで、ほぼ発注して頂くことが決まり、社に戻って上司に報告したところ、「月額20万円しか出せない会社は、客じゃない。今すぐ断ってこい。」と言われたのです。

その時、私はわかりました。

名の知れた一般のPR会社は、月額80~100万円の料金を支払える大企業だけを相手に商売をし、中小ベンチャー企業なんて、最初から相手にしない、という現実...

私はこうも思いました。

資金が潤沢な大企業は、広報PRに頼らず、有料の広告をどんどん出せばいいではないか... 無料で宣伝できる広報PRは、お金のない中小ベンチャーにこそ必要なのに、そこにサービスを提供するPR会社がないのはおかしい...と。

そういう会社がないなら、自分で作ってしまえ!ということで、日本でも珍しい、スタートアップ・中小ベンチャー企業専門のPR会社『株式会社ベンチャー広報』を設立しました。

そして、全国の広報担当者様や経営者様にそのノウハウをお伝えするため『逆襲の広報PR術』を出版いたしました。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

この本には、PR業界の中では、非常識な手法・ノウハウもあるかもしれません。しかし、スタートアップ・中小ベンチャー企業を広報PRで成功させることができる良書に仕上がったと自負しています。

なぜなら、私が実践して結果を出してきたノウハウだからです。ぜひ参考にしていただければと思います。

また、

  • 「今のPR会社に満足していない」
  • 「PR会社に広報PR業務のコンサルティングをお願いすること検討中」
  • 「PR会社に広報PR業務を委託することを検討中」

などのお悩みや課題がございましたら、下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人

 

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