2020/10/14

【広報PR・おすすめの一冊】『99.9%成功するしかけ』藤田康人・著

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報の鈴木です。

今回は、広報に関するおすすめ書籍をご紹介したいと思います。

書 籍:『99.9%成功するしかけ キシリトールブームを生み出したすごいビジネスモデル』
著 者:藤田康人
発行元:かんき出版

広報・PRに携わる人間として、マーケティングの知識は最低限持っておく必要があると思ったのと、今では一般的になっている「キシリトール入りガム」のブームを作ったという成功事例の研究が出来ればと手に取った一冊です。

著者について

著者の藤田康人氏は、慶應義塾大学在学中にイベント業などで学生起業し、そこから味の素株式会社へ入社、低カロリー甘味料の営業や、商品開発を経て、1992年にザイロフィンファーイースト社(現ダニスコジャパン)を、フィンランド人の社長と2人で設立。

1997年にキシリトールを日本に初めて導入し、素材メーカーの立場からキシリトールブームを仕掛けました。結果、キシリトール製品の市場規模はゼロから2000億円になるまでへ成長。2007年5月に株式会社インテグレートを設立し、代表取締役CEOに就任しています。

書籍の概要

本書は2006年に発売された本で、今では当たりまえのように目にする「キシリトール」をどのように市場に導入し、急拡大させたか、どのようなマーケティング手法で導いたのかを、著者の実体験、実践方法を解き明かした書籍です。

そもそも、当時の日本では認可もされてもいなかった「キシリトール」の広がりの背景に、どのような苦労があったのかを知れるという点で、非常に読み物としても面白い書籍になっています。

特に、4章「最強の手段はPRプランニング」、6章「ブームをつくる」、7章「藤田流マーケティング」はPR実務を行っている上で非常に参考になる箇所が多く、ぜひみなさまにも目を通していただきたいので、一部、内容を抜粋して紹介します。

藤田氏流のマーケティングの極意として、以下の3つは実践の価値があるでしょう。
・報道される事実は、自ら作りに行く
・ブームを継続させるにはライフスタイル化すること
・カテゴリーが消えると、ブームが消滅する

  • 報道される事実は、自ら作りに行く

PRパーソンなら、一度はメディア担当者に「こういう画が撮れないと難しい」と言われたことはあると思います。藤田さんは、その素材がないとしても積極的に作る活動をし、結果としてニュースステーション(現在の報道ステーション)にて20分もの特集を組まれたと言います。

  • ブームを継続させるにはライフスタイル化すること

メディアでの露出でブームの初速を感じたこともあるかと思いますが、難しいのはそのブームをいかに継続させていくかではないでしょうか。

そこで本書では「ライフスタイル化」という方法を述べています。消費財にもよるかと思いますが、キシリトールの例でいくと、「ボトル入りガム」の販売で、家やオフィスに常備し毎食後必ず噛むという、生活への提案が成功の要因だと言います。

  • カテゴリーが消えると、ブームが消滅する

ブームが見えると多くの競合が現れて、1つの商品が勝ち残り寡占状態になるかと思いますが、競合がいなくなることでカテゴリー自体が消滅し、逆にその製品すら売れなくなると言います。実は消費者が商品でなくカテゴリーでみているという気づきは非常におもしろいと点ではないでしょうか。

この書籍を通していえるのが、マーケティングを独立したものと考えるのではなく、企画、商品開発、セールスなどのビジネス全般の根幹として捉えているという点は素晴らしいと思いました。

最後に
従業員4人の素材メーカーが、国・業界・医師会・メディアなどを巻き込み、市場そのものを作り上げていったという点は、少数精鋭で事業を行っている方には非常に参考になるかと思います。

強い信念を持ち、ストーリーを思い描き続けた結果、自社の利益のみでなく様々な領域にわたって利益を生み出し、現在までも継続した良いイメージが作られているキシリトールの成功事例は一読の価値があるかと思います。

書 籍:『99.9%成功するしかけ キシリトールブームを生み出したすごいビジネスモデル』
著 者:藤田康人
発行元:かんき出版

 
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スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。
 

株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人
大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献。

2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間、プレスリリースに頼らない画期的な手法で、400社を超える企業の広報活動を支援。

講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』。 2014年より名証セントレックス上場のIT企業・株式会社ガイアックスの執行役を兼務。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

スタートアップの広報なら、まずこの1冊『逆襲の広報PR術』

私は仕事柄、こんな相談をよく受けます。

  • 経営者:
    「これから広報に力を入れようと思うのですが、何から手をつけたらいいでしょうか」
     
  • 広報担当者:
    「私、今まで広報の仕事をやったことがないのですが、会社から広報担当に指名されました。何から手をつけたらいいでしょうか」

そんなお悩みを抱えてしまった場合、ぜひこちらを読んでください。中小ベンチャー企業・スタートアップの経営者、広報担当者にオススメの1冊です。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

私の原体験を含め、これまでの経験と、ゲリラ的広報PRノウハウ50連発!等をまとめた拙著です。

私が広報初心者だったころは、広報PR関連の本を本当にたくさん読みました。世の中にある広報PR関連の書籍をほぼ全て読破した、と言っても過言ではありません。

私の経験からいうと、経験豊富で優秀な広報の方ほど勉強熱心で、とても多くの関連書籍を繰り返し読んでいます。広報初心者の方でしたら、関連書籍を5冊読むことからスタートしましょう。

本から学べることは非常に多く基本を知るにはそれで十分です。PRコンサルに相談するより、本を読んだほうが効率的に学べます。

ただ、中小ベンチャー企業で広報をされている方は、書籍選びに注意が必要です。

というのも、書店で販売されている広報PR関連の書籍はそのほとんどが、大企業の広報担当者向けに書かれているからです。

『広報PRとは何か』という一般常識を知る上で、そういった書籍も読む必要はあるのですが、中小ベンチャー企業で広報をする上で、実務的にはあまり役に立ちません。

広報PR関係の本を何冊か読み進めていくと、だいたいどの本も同じような内容なので、退屈になってきます。そうなったら、書籍からノウハウを吸収する段階はいったん卒業です。

そして、そこからが本当の勉強になります。

書籍で得た知見をベースに広報PRの実務を通じて、自分なりのやり方やノウハウを作っていきましょう。それこそが『本当のノウハウ、知見』であり、当然ながらそれは、書店で販売されている書籍には書かれていないものなのです。
 

PR会社・ベンチャー広報が、
スタートアップ企業向けサービスにこだわる理由


 
 
私は上場企業や大企業での広報PR担当の経験はありません。

今まで、サラリーマン時代も含め約20年以上、広報PRの業界にいますが、ずっと、中小中堅企業、ベンチャー企業、スタートアップの広報のお手伝いばかりしてきました。

なぜ、中小ベンチャー企業の広報PRにこだわるのか、その理由は、私の原体験にあります。約20年前、某ベンチャー企業の広報担当者として、PRマンのキャリアがスタートしました。

広報に関して全くのド素人だったものですから、プロに手伝ってもらった方が早いと思い、複数のPR会社さんに声をかけて、見積をとりました。

すると、出て来た見積金額は、安くても月額60万円、高い会社は、なんと月額100万円!
しかも、最低1年契約が条件でした。年間にすると、約1000万円の費用がかかる計算です。

当時、私がいたのは年商2億円程度のベンチャー企業でしたから、PR会社にそんな大金を払えるはずもありません。しかも、それらのPR会社さんが提供してくれるサービス内容といえば、「まずは半年から1年くらいかけて、じっくりブランド戦略を練りましょう。」というお話でした。こちらは、明日からすぐに、新聞やテレビからバンバン取材される方法を知りたいのに、全く話が噛み合いませんでした。

その数年後、私はある中堅のPR会社に転職します。入社してすぐに、知り合いのベンチャー企業の社長から「うちの会社のPRを手伝って欲しい」と声をかけて頂きました。あまり予算がないが月額20万円×3ヵ月契約ならなんとか、ということで、ほぼ発注して頂くことが決まり、社に戻って上司に報告したところ、「月額20万円しか出せない会社は、客じゃない。今すぐ断ってこい。」と言われたのです。

その時、私はわかりました。

名の知れた一般のPR会社は、月額80~100万円の料金を支払える大企業だけを相手に商売をし、中小ベンチャー企業なんて、最初から相手にしない、という現実...

私はこうも思いました。

資金が潤沢な大企業は、広報PRに頼らず、有料の広告をどんどん出せばいいではないか... 無料で宣伝できる広報PRは、お金のない中小ベンチャーにこそ必要なのに、そこにサービスを提供するPR会社がないのはおかしい...と。

そういう会社がないなら、自分で作ってしまえ!ということで、日本でも珍しい、スタートアップ・中小ベンチャー企業専門のPR会社『株式会社ベンチャー広報』を設立しました。

そして、全国の広報担当者様や経営者様にそのノウハウをお伝えするため『逆襲の広報PR術』を出版いたしました。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

この本には、PR業界の中では、非常識な手法・ノウハウもあるかもしれません。しかし、スタートアップ・中小ベンチャー企業を広報PRで成功させることができる良書に仕上がったと自負しています。

なぜなら、私が実践して結果を出してきたノウハウだからです。ぜひ参考にしていただければと思います。

また、

  • 「今のPR会社に満足していない」
  • 「PR会社に広報PR業務のコンサルティングをお願いすること検討中」
  • 「PR会社に広報PR業務を委託することを検討中」

などのお悩みや課題がございましたら、下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人

 

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株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。