2021/01/06

【広報PR・おすすめの一冊】『小さな会社の広報・PRの仕事ができる本』山見博康・著

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報の武田です。

今回は、広報に関するおすすめ書籍をご紹介します。

書 籍:『小さな会社の広報・PRの仕事ができる本』
著 者:山見博康
発行元:日本実業出版社

この書籍は広報業務をわかりやすく解説した実用書です。広報とメディアの役割、プレスリリースや取材対応といった業務がどんなものなのかを理解できるだけでなく、様々な手法と考え方も具体的にまとめられた、広報の教科書とも言える一冊です。

【著者について】

著者の山見博康氏は、九州大学経済学部卒業後、神戸製鋼所へ入社。広報課長、広報部長を歴任し20年近くにわたり広報畑を歩まれました。2002年に独立し、広報PR・危機対応のエキスパートとして企業への広報指南のほか、セミナー登壇やPR関連著書の執筆をされています。

【書籍の概要】

本書は2013年に発行され、企業における広報活動の意義と効果、実際の広報業務の流れや取り組み方、メディアの役割、地方にある企業の広報活動や成功事例などを集約。必要な知識とすぐに実行できるノウハウ、巻末にはメディアの方からのコメントまで、広報の「知りたい」が詰まっています。

本書の前半では、「広報・PR業務の大まかな流れ」と「メディアの役割と特徴」として、メディアに向けて自社情報を伝えるにあたり、どのような視点と考え方をベースにすると良いか記されています。広報でよく言われる「情報の切り口」についても、それを明確化するために“特長”と“差別点”を洗い出し、記者からの質問を予測することで、情報の肉付けをしていく手順が具体的に紹介されています。

さらに、記者へのコンタクト方法、取材準備~取材後、記事掲載のプロセス、受け答えのポイント、メディアの種類や組織、記事になるプロセスといったメディアの基本的な構造についても学ぶことができます。

この“特長”と“差別点”の洗い出し、記者からの質問予測は、繰り返し実践すると広報スキルが磨かれます。これを実践しながら、取材時の記者の反応や、記事掲載の見出し・内容と照らし合わせることで、記者に刺さる情報づくりのノウハウが、日々の広報業務の中で自然と蓄積されていくはずです。

本書の中盤では、広報担当者の誰もが一度は悩んだことのある「ニュースになるネタとは?」について、記されています。

広報活動を継続的に行うなかでは、ネタとなる情報が乏しくなる時期もあります。そのような時にこそ、第3章でまとめられている『記者が興味を抱くネタ』『ニュースネタ探しのキーワード32か条』は非常に参考になります。

会社の中では当たり前と思っていた事そのものがニュースネタとなったり、旬の話題に結び付けて過去の情報を活用したりと、手元にある情報を見直して切り口やネタを見つけるポイントを掴めると思います。

また、新しい情報をまとめている時に「この情報では何か物足りない…」「この切り口で良いのだろうか?」「そもそも発表方法は、プレスリリースで良いのか?」と迷った時に、客観的に情報を精査する方法として、実践してみてはいかがでしょうか。

続いて、プレスリリース作成の基本からウェブ活用についても触れられています。今ではプレスリリース配信サービスやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用する企業も多いと思いますが、自社で情報発信できる機会(ホームページ、SNSアカウント、ブログなど)にはどんなものが活用できそうか考えてみるのも良さそうです。

本書の後半は、地方の企業にフォーカスし、その地方や業界内での知名度・イメージアップを図り、首都圏メディアへのアプローチを進める手法を学ぶことができます。さらに、地方にある中小企業が行った広報の成功例も紹介されています。継続したメディア露出のために実際に行った広報活動の記録と、それぞれ成功に繋がったポイントが明確で判りやすいです。事例企業は小売業、運送業、農業、BtoB製造業もあり、業種を問わず一読をおすすめしたい興味深い内容です。

最終章には、主要メディアの方々から広報へのアドバイスコメントも充実しています。7年前に発行された書籍のため、メディアの担当者名や連絡先など最新ではない内容もありますが、中小企業の発する情報に対してメディアがどのような視点で接しているか非常に参考になります。

特に、『小さな会社向けの企画はあるか?』という項目への回答は、各メディアの中小企業を取り上げる姿勢が判ります。ここに記載されているコーナー名などが今は変わっているものもありますが、各媒体を日々チェックすれば中小企業を取り上げている記事が多数あることでしょう。

また、「有名企業じゃないから…」「広報経験が少ないから…」と考えている方には、『小さな会社に対する基本的な考え方は?』『応援メッセージ』の項目を読み、メディアの方へアプローチする自信をつけていただくのも良いかと思います。

最後に、企業規模を問わず広報・PRが行われている昨今ですが、そもそも「社内に広報経験者が居ない」という企業は少なくありません。複数の業務と兼任で広報担当をしているケース、“ひとり広報”という言葉もあるように広報業務の相談のできる相手が社内に居ないというケースも多いのではないでしょうか。

今回紹介した書籍は、まず「何から始めればよいかわからない」という方や「どのようなアクションをすれば取材に繋がるのか」という問いに対し、適切な考え方と手順が示されています。広報をこれから始める方にも、今の広報活動を見直したい方にも大変参考になる内容かと思います。

書 籍:『小さな会社の広報・PRの仕事ができる本』
著 者:山見博康
発行元:日本実業出版社

 
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株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人
大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献。

2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間、プレスリリースに頼らない画期的な手法で、400社を超える企業の広報活動を支援。

講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』。 2014年より名証セントレックス上場のIT企業・株式会社ガイアックスの執行役を兼務。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

スタートアップの広報なら、まずこの1冊『逆襲の広報PR術』

私は仕事柄、こんな相談をよく受けます。

  • 経営者:
    「これから広報に力を入れようと思うのですが、何から手をつけたらいいでしょうか」
     
  • 広報担当者:
    「私、今まで広報の仕事をやったことがないのですが、会社から広報担当に指名されました。何から手をつけたらいいでしょうか」

そんなお悩みを抱えてしまった場合、ぜひこちらを読んでください。中小ベンチャー企業・スタートアップの経営者、広報担当者にオススメの1冊です。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

私の原体験を含め、これまでの経験と、ゲリラ的広報PRノウハウ50連発!等をまとめた拙著です。

私が広報初心者だったころは、広報PR関連の本を本当にたくさん読みました。世の中にある広報PR関連の書籍をほぼ全て読破した、と言っても過言ではありません。

私の経験からいうと、経験豊富で優秀な広報の方ほど勉強熱心で、とても多くの関連書籍を繰り返し読んでいます。広報初心者の方でしたら、関連書籍を5冊読むことからスタートしましょう。

本から学べることは非常に多く基本を知るにはそれで十分です。PRコンサルに相談するより、本を読んだほうが効率的に学べます。

ただ、中小ベンチャー企業で広報をされている方は、書籍選びに注意が必要です。

というのも、書店で販売されている広報PR関連の書籍はそのほとんどが、大企業の広報担当者向けに書かれているからです。

『広報PRとは何か』という一般常識を知る上で、そういった書籍も読む必要はあるのですが、中小ベンチャー企業で広報をする上で、実務的にはあまり役に立ちません。

広報PR関係の本を何冊か読み進めていくと、だいたいどの本も同じような内容なので、退屈になってきます。そうなったら、書籍からノウハウを吸収する段階はいったん卒業です。

そして、そこからが本当の勉強になります。

書籍で得た知見をベースに広報PRの実務を通じて、自分なりのやり方やノウハウを作っていきましょう。それこそが『本当のノウハウ、知見』であり、当然ながらそれは、書店で販売されている書籍には書かれていないものなのです。
 

PR会社・ベンチャー広報が、
スタートアップ企業向けサービスにこだわる理由


 
 
私は上場企業や大企業での広報PR担当の経験はありません。

今まで、サラリーマン時代も含め約20年以上、広報PRの業界にいますが、ずっと、中小中堅企業、ベンチャー企業、スタートアップの広報のお手伝いばかりしてきました。

なぜ、中小ベンチャー企業の広報PRにこだわるのか、その理由は、私の原体験にあります。約20年前、某ベンチャー企業の広報担当者として、PRマンのキャリアがスタートしました。

広報に関して全くのド素人だったものですから、プロに手伝ってもらった方が早いと思い、複数のPR会社さんに声をかけて、見積をとりました。

すると、出て来た見積金額は、安くても月額60万円、高い会社は、なんと月額100万円!
しかも、最低1年契約が条件でした。年間にすると、約1000万円の費用がかかる計算です。

当時、私がいたのは年商2億円程度のベンチャー企業でしたから、PR会社にそんな大金を払えるはずもありません。しかも、それらのPR会社さんが提供してくれるサービス内容といえば、「まずは半年から1年くらいかけて、じっくりブランド戦略を練りましょう。」というお話でした。こちらは、明日からすぐに、新聞やテレビからバンバン取材される方法を知りたいのに、全く話が噛み合いませんでした。

その数年後、私はある中堅のPR会社に転職します。入社してすぐに、知り合いのベンチャー企業の社長から「うちの会社のPRを手伝って欲しい」と声をかけて頂きました。あまり予算がないが月額20万円×3ヵ月契約ならなんとか、ということで、ほぼ発注して頂くことが決まり、社に戻って上司に報告したところ、「月額20万円しか出せない会社は、客じゃない。今すぐ断ってこい。」と言われたのです。

その時、私はわかりました。

名の知れた一般のPR会社は、月額80~100万円の料金を支払える大企業だけを相手に商売をし、中小ベンチャー企業なんて、最初から相手にしない、という現実...

私はこうも思いました。

資金が潤沢な大企業は、広報PRに頼らず、有料の広告をどんどん出せばいいではないか... 無料で宣伝できる広報PRは、お金のない中小ベンチャーにこそ必要なのに、そこにサービスを提供するPR会社がないのはおかしい...と。

そういう会社がないなら、自分で作ってしまえ!ということで、日本でも珍しい、スタートアップ・中小ベンチャー企業専門のPR会社『株式会社ベンチャー広報』を設立しました。

そして、全国の広報担当者様や経営者様にそのノウハウをお伝えするため『逆襲の広報PR術』を出版いたしました。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

この本には、PR業界の中では、非常識な手法・ノウハウもあるかもしれません。しかし、スタートアップ・中小ベンチャー企業を広報PRで成功させることができる良書に仕上がったと自負しています。

なぜなら、私が実践して結果を出してきたノウハウだからです。ぜひ参考にしていただければと思います。

また、

  • 「今のPR会社に満足していない」
  • 「PR会社に広報PR業務のコンサルティングをお願いすること検討中」
  • 「PR会社に広報PR業務を委託することを検討中」

などのお悩みや課題がございましたら、下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人

 

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株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。