2021/02/17

【広報PR・おすすめの一冊】『テレビ報道記者』下川美奈・著

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報の高橋です。

今回は、広報に関するおすすめ書籍をご紹介したいと思います。

書籍:『テレビ報道記者』
著書:下川美奈氏
発行元:ワック株式会社

【著者について】

著者の下川美奈氏は、日本テレビの報道局社会部解説委員兼デスク。過去には「情報ライブ ミヤネ屋」や「深層NEWS」でキャスターとして、現在では「スッキリ」のコメンテーターとして番組にも出演されています。

下川氏は、早稲田大学卒業後、新卒で日本テレビに入社し、主に社会部の報道記者として事件などを取材。2006年には新聞・テレビ含めて女性初の警視庁キャップを務め、2009年には社会部デスクに。その後、社会部デスクの業務とともにキャスターやコメンテーターも経験。25年間、報道の最前線で活躍されています。

【書籍の概要】

この書籍は、下川氏が日本テレビに入社してから歩んできたテレビ報道記者人生を綴った一冊です。下川氏が「報道記者がどんな風にニュースを取材し放送しているのか伝えることで、これまでと違った視点でニュースを見ていただけるかもしれない、そんな思い執筆した」と語っている通り、書籍には、テレビを見ているだけでは分からない報道の裏側(警視庁と報道記者の関係、報道協定や誤報問題などの事件と報道の関わり方など)がありのままに記載されています。

【広報PRパーソンにぜひ読んでほしい理由】

私が本書をお勧めする理由は、「テレビ局に所属する報道記者の仕事を知ることができる」点です。テレビ番組で露出を狙う上で、最も重要視する役職は「ディレクター」ですが、報道記者もチェックすべきポジションの1つです。

ディレクターと報道記者の違いについては、「ディレクター」と「報道記者」の違いとは?という記事に記載されていますので、ぜひご覧ください。

報道記者をチェックすべき理由としては以下が挙げられます。
・番組によっては報道記者が持ち回りで担当する特集企画がある。
・ディレクターからは興味関心を得られなくても、報道記者には刺さり取材につながる場合がある。
・報道記者と報道番組のディレクターは同じ報道局内に所属し、報道記者からディレクター、ディレクターから報道記者という風に異動が頻繁にある。

このように、報道記者と繋がりを持つことでテレビ番組での露出可能性を高めることができます。

そんな報道記者ですが、ベンチャースタートアップの広報担当者では接点を持つことが難しいポジションでもあります。なぜなら、多くの報道記者は記者クラブに在籍し、業界に大きな影響を与える大企業を主な取材対象にしているからです。また、新聞記者の署名記事のような個人名と取材内容を把握できる情報を得ることができず、どの報道記者がどんなネタを追っているのか個人名レベルで把握できません。

そのため、企業の広報担当者が報道記者と接点をつくるには、
・報道記者が内勤する部署へプレスリリースを送付し反応を待つ。
・自社の事業に関係する記者クラブに資料を投函し反応を待つ。
・記者クラブ内のスペースで会見を行い、話を聞きにきてくれた記者と名刺交換をする。
・資料投函時に名刺交換をする(最近はコロナの影響からか記者クラブ内での挨拶回り、名刺交換はNGとしているところが多いです)。
とハードルは高いですね…。

そのため、一度接点を持てた場合は丁寧なコミュニケーションを心掛け、長いお付き合いをしたいです。

しかし、テレビ局によっては署名記事を見つけられるところも。そのテレビ局はNHKです。ニュースサイト「NHK NEWS WEB」に掲載される記事の中には部署名と記者名が記載されているものがあります。ぜひチェックしてみてください。

私も過去に、NHKのネットワーク報道部の記者さんに取材いただいたことがありますが、その際に「取材した記事は、報道局内の番組担当ディレクターも良く見ているので、ディレクターから声がかかり、報道情報番組で流れることもありますよ」と話していました。

ネットワーク報道部の記者は、「NHK生活情報ブログ」からも発見できますよ。

このように、テレビ番組での露出を狙う上でチェックすべきポジションである報道記者。その仕事内容を把握した上でコミュニケーションをとる方が深い関係性になりやすいこと間違いありません。

【最後に】

本書は、テレビ報道記者がどんな仕事をしているのかというPRパーソンが知っておきたいマスコミ事情が分かることに加え、男性社会の中でたくましく、プライドを持って生きてきた下川氏の経験や失敗談、そこからの学びから「よし、がんばるぞっ」と仕事への意欲が湧いてくる一冊です。まだの方は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

書籍:『テレビ報道記者』
著書:下川美奈氏
発行元:ワック株式会社

 
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スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。
 

株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人
大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献。

2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間、プレスリリースに頼らない画期的な手法で、400社を超える企業の広報活動を支援。

講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』。 2014年より名証セントレックス上場のIT企業・株式会社ガイアックスの執行役を兼務。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

スタートアップの広報なら、まずこの1冊『逆襲の広報PR術』

私は仕事柄、こんな相談をよく受けます。

  • 経営者:
    「これから広報に力を入れようと思うのですが、何から手をつけたらいいでしょうか」
     
  • 広報担当者:
    「私、今まで広報の仕事をやったことがないのですが、会社から広報担当に指名されました。何から手をつけたらいいでしょうか」

そんなお悩みを抱えてしまった場合、ぜひこちらを読んでください。中小ベンチャー企業・スタートアップの経営者、広報担当者にオススメの1冊です。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

私の原体験を含め、これまでの経験と、ゲリラ的広報PRノウハウ50連発!等をまとめた拙著です。

私が広報初心者だったころは、広報PR関連の本を本当にたくさん読みました。世の中にある広報PR関連の書籍をほぼ全て読破した、と言っても過言ではありません。

私の経験からいうと、経験豊富で優秀な広報の方ほど勉強熱心で、とても多くの関連書籍を繰り返し読んでいます。広報初心者の方でしたら、関連書籍を5冊読むことからスタートしましょう。

本から学べることは非常に多く基本を知るにはそれで十分です。PRコンサルに相談するより、本を読んだほうが効率的に学べます。

ただ、中小ベンチャー企業で広報をされている方は、書籍選びに注意が必要です。

というのも、書店で販売されている広報PR関連の書籍はそのほとんどが、大企業の広報担当者向けに書かれているからです。

『広報PRとは何か』という一般常識を知る上で、そういった書籍も読む必要はあるのですが、中小ベンチャー企業で広報をする上で、実務的にはあまり役に立ちません。

広報PR関係の本を何冊か読み進めていくと、だいたいどの本も同じような内容なので、退屈になってきます。そうなったら、書籍からノウハウを吸収する段階はいったん卒業です。

そして、そこからが本当の勉強になります。

書籍で得た知見をベースに広報PRの実務を通じて、自分なりのやり方やノウハウを作っていきましょう。それこそが『本当のノウハウ、知見』であり、当然ながらそれは、書店で販売されている書籍には書かれていないものなのです。
 

PR会社・ベンチャー広報が、
スタートアップ企業向けサービスにこだわる理由


 
 
私は上場企業や大企業での広報PR担当の経験はありません。

今まで、サラリーマン時代も含め約20年以上、広報PRの業界にいますが、ずっと、中小中堅企業、ベンチャー企業、スタートアップの広報のお手伝いばかりしてきました。

なぜ、中小ベンチャー企業の広報PRにこだわるのか、その理由は、私の原体験にあります。約20年前、某ベンチャー企業の広報担当者として、PRマンのキャリアがスタートしました。

広報に関して全くのド素人だったものですから、プロに手伝ってもらった方が早いと思い、複数のPR会社さんに声をかけて、見積をとりました。

すると、出て来た見積金額は、安くても月額60万円、高い会社は、なんと月額100万円!
しかも、最低1年契約が条件でした。年間にすると、約1000万円の費用がかかる計算です。

当時、私がいたのは年商2億円程度のベンチャー企業でしたから、PR会社にそんな大金を払えるはずもありません。しかも、それらのPR会社さんが提供してくれるサービス内容といえば、「まずは半年から1年くらいかけて、じっくりブランド戦略を練りましょう。」というお話でした。こちらは、明日からすぐに、新聞やテレビからバンバン取材される方法を知りたいのに、全く話が噛み合いませんでした。

その数年後、私はある中堅のPR会社に転職します。入社してすぐに、知り合いのベンチャー企業の社長から「うちの会社のPRを手伝って欲しい」と声をかけて頂きました。あまり予算がないが月額20万円×3ヵ月契約ならなんとか、ということで、ほぼ発注して頂くことが決まり、社に戻って上司に報告したところ、「月額20万円しか出せない会社は、客じゃない。今すぐ断ってこい。」と言われたのです。

その時、私はわかりました。

名の知れた一般のPR会社は、月額80~100万円の料金を支払える大企業だけを相手に商売をし、中小ベンチャー企業なんて、最初から相手にしない、という現実...

私はこうも思いました。

資金が潤沢な大企業は、広報PRに頼らず、有料の広告をどんどん出せばいいではないか... 無料で宣伝できる広報PRは、お金のない中小ベンチャーにこそ必要なのに、そこにサービスを提供するPR会社がないのはおかしい...と。

そういう会社がないなら、自分で作ってしまえ!ということで、日本でも珍しい、スタートアップ・中小ベンチャー企業専門のPR会社『株式会社ベンチャー広報』を設立しました。

そして、全国の広報担当者様や経営者様にそのノウハウをお伝えするため『逆襲の広報PR術』を出版いたしました。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

この本には、PR業界の中では、非常識な手法・ノウハウもあるかもしれません。しかし、スタートアップ・中小ベンチャー企業を広報PRで成功させることができる良書に仕上がったと自負しています。

なぜなら、私が実践して結果を出してきたノウハウだからです。ぜひ参考にしていただければと思います。

また、

  • 「今のPR会社に満足していない」
  • 「PR会社に広報PR業務のコンサルティングをお願いすること検討中」
  • 「PR会社に広報PR業務を委託することを検討中」

などのお悩みや課題がございましたら、下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人

 

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株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。