2021/03/17

【広報PR・おすすめの一冊】『儲かる会社はNewsづくりが上手い』竹村徹也・著

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報の荻野です。

今回は、広報に関するおすすめ書籍のご紹介をしたいと思います。

一般社団法人PRコンサルタント協会 代表理事PRコンサルタントの竹村徹也氏が書いた「儲かる会社はNewsづくりが上手い」です。

書籍:『儲かる会社はNewsづくりが上手い』
著者:竹村徹也氏
発行元:実務教育出版

PRコンサルティング会社を運営する著者が、さまざまな情報を「ニュース化」し、広告に頼らずにマスコミに取り上げてもらう方法、事例を豊富に紹介しています。「うちの会社には何も新しいニュースがないんだけど、PRなんてできるの?」という中小ベンチャー企業の広報担当の方に、ぜひおすすめしたい書籍です。

【著者について】

著者の竹村さんは、大学卒業後、新規事業開発やマーケティング担当を経て、PR会社に勤務。その後PRコンサルタントとして独立し、2007年にPRコンサルティング会社であるバンブークリエイティヴ株式会社を設立。2018年には一般社団法人PRコンサルタント協会(PRCA)を設立し、代表理事に就任しました。

【書籍の概要】

本書では、PR活動をする上での「ニュース作り」についてのノウハウがたくさん紹介されています。特に、第2章と第3章はわかりやすく、実践的なアドバイスたっぷりで、広報初心者の担当者の方には必見です。

抜粋してご紹介しますと…

第2章「PRでブレイクするには『ニュースづくり』から」
・ニュース価値のある情報とは何か
・PRのためのニュース作りとは何か
といった、“そもそも「ニュース価値」とは何か”、というニュースの定義から、自分がPRしたい会社・商品・サービスにからめて、マスコミに訴求力のあるニュースをつくっていくということの重要性と具体例が解説されています。

第3章「あなたの会社のニュースはこうしてつくろう」
・ニュースネタの種類にはどういうものがあるか(○○で初めて、○○で一番、唯一の○○、など)
・ニュースになる「テーマ」のつくり方
・ニュースがないならばアイディアで創造するという技
など、より実践的に、どのようにニュースをつくり出すかという方法を教えてくれています。

【感想、評論】

本書で紹介されているように、マスコミに取り上げられやすいニュースの傾向を理解すること、さらには、ニュースがなければつくりだそうという考え方は、広報としては不可欠な知識です。

中でも、私が本書で一番共感したことの一つは、第3章にあった
「社長は最高のニュースネタ」
という言葉です。

中小・ベンチャー企業のサービスや会社自体についてPRするとき、どうしてもPRネタに困ることがあります。
例えば、
・PRしようにもそのサービス自体に新規性が薄い
・ごく一部の業界にしかニュースバリューがない
・まだ実績が少なく、PRするためのエビデンスが弱い
といった場合など、いろいろな事情があると思います。

そんなときに、社長をPRネタとして、“モノ”ではなく“ヒト”切り口でマスコミへアプローチして成功した経験が私にもあります。

実際に私が、あるクライアントの製品PRを行った際の話です。新発売ではない製品でしたが、当時はまだ実績が少なく、他の類似製品のデータと比較して優位性を示すことが難しかったため、製品自体をニュースとして取り上げてもらうことが困難な状況でした。

そのため、ストレートに製品をとりあげてもらうことを狙うのではなく、社長のこれまで歩んできた経歴や、特異な経験などをニュースネタとしてまとめたプロフィールシートを作成し、社長自身のことを取材してもらうようメディアにアプローチしたのです。

社長切り口で取材が入ると、そこから自然と同社の開発する製品の話題もインタビューの中にいれてもらうことができ、製品についての情報もちゃんとメディアに露出することができました。

また、本書の著者の竹村さんはマーケティングの経験者でもあり、マスコミで取り上げられた後、そこで得た世間からの注目や世論をマーケティング活動に活用し、集客につなげる「ニュース・マーケティング」の大切さを説いています。

通常の広報PR活動は、直接的に営業利益に結びつけるのがなかなか難しいものではありますが、PRとマーケティングを兼任するようなベンチャー企業の担当者の方には、本書は特に参考になるのではないでしょうか。

【まとめ】

そもそも「ニュース価値」とは何なのか、何をニュースとして発信して良いのか、特に広報を始めたばかりだと、迷うことも多いと思います。それを丁寧に解説し、ニュース作りから発信までレクチャーしてくれ、さらに実際の事例も豊富に紹介されているので、PRの初心者からある程度経験のある方まで、誰が読んでも学ぶことがあると思います。

「自分の会社には何も発信するニュースがない…」と思っている広報担当の方は、ぜひ読んでみてください!

書籍:『儲かる会社はNewsづくりが上手い』
著者:竹村徹也氏
発行元:実務教育出版

 
▶ [広報PR・おすすめ書籍]一覧はこちら


株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人
大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献。

2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間、プレスリリースに頼らない画期的な手法で、400社を超える企業の広報活動を支援。

講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』。 2014年より名証セントレックス上場のIT企業・株式会社ガイアックスの執行役を兼務。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

スタートアップの広報なら、まずこの1冊『逆襲の広報PR術』

私は仕事柄、こんな相談をよく受けます。

  • 経営者:
    「これから広報に力を入れようと思うのですが、何から手をつけたらいいでしょうか」
     
  • 広報担当者:
    「私、今まで広報の仕事をやったことがないのですが、会社から広報担当に指名されました。何から手をつけたらいいでしょうか」

そんなお悩みを抱えてしまった場合、ぜひこちらを読んでください。中小ベンチャー企業・スタートアップの経営者、広報担当者にオススメの1冊です。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

私の原体験を含め、これまでの経験と、ゲリラ的広報PRノウハウ50連発!等をまとめた拙著です。

私が広報初心者だったころは、広報PR関連の本を本当にたくさん読みました。世の中にある広報PR関連の書籍をほぼ全て読破した、と言っても過言ではありません。

私の経験からいうと、経験豊富で優秀な広報の方ほど勉強熱心で、とても多くの関連書籍を繰り返し読んでいます。広報初心者の方でしたら、関連書籍を5冊読むことからスタートしましょう。

本から学べることは非常に多く基本を知るにはそれで十分です。PRコンサルに相談するより、本を読んだほうが効率的に学べます。

ただ、中小ベンチャー企業で広報をされている方は、書籍選びに注意が必要です。

というのも、書店で販売されている広報PR関連の書籍はそのほとんどが、大企業の広報担当者向けに書かれているからです。

『広報PRとは何か』という一般常識を知る上で、そういった書籍も読む必要はあるのですが、中小ベンチャー企業で広報をする上で、実務的にはあまり役に立ちません。

広報PR関係の本を何冊か読み進めていくと、だいたいどの本も同じような内容なので、退屈になってきます。そうなったら、書籍からノウハウを吸収する段階はいったん卒業です。

そして、そこからが本当の勉強になります。

書籍で得た知見をベースに広報PRの実務を通じて、自分なりのやり方やノウハウを作っていきましょう。それこそが『本当のノウハウ、知見』であり、当然ながらそれは、書店で販売されている書籍には書かれていないものなのです。
 

PR会社・ベンチャー広報が、
スタートアップ企業向けサービスにこだわる理由


 
 
私は上場企業や大企業での広報PR担当の経験はありません。

今まで、サラリーマン時代も含め約20年以上、広報PRの業界にいますが、ずっと、中小中堅企業、ベンチャー企業、スタートアップの広報のお手伝いばかりしてきました。

なぜ、中小ベンチャー企業の広報PRにこだわるのか、その理由は、私の原体験にあります。約20年前、某ベンチャー企業の広報担当者として、PRマンのキャリアがスタートしました。

広報に関して全くのド素人だったものですから、プロに手伝ってもらった方が早いと思い、複数のPR会社さんに声をかけて、見積をとりました。

すると、出て来た見積金額は、安くても月額60万円、高い会社は、なんと月額100万円!
しかも、最低1年契約が条件でした。年間にすると、約1000万円の費用がかかる計算です。

当時、私がいたのは年商2億円程度のベンチャー企業でしたから、PR会社にそんな大金を払えるはずもありません。しかも、それらのPR会社さんが提供してくれるサービス内容といえば、「まずは半年から1年くらいかけて、じっくりブランド戦略を練りましょう。」というお話でした。こちらは、明日からすぐに、新聞やテレビからバンバン取材される方法を知りたいのに、全く話が噛み合いませんでした。

その数年後、私はある中堅のPR会社に転職します。入社してすぐに、知り合いのベンチャー企業の社長から「うちの会社のPRを手伝って欲しい」と声をかけて頂きました。あまり予算がないが月額20万円×3ヵ月契約ならなんとか、ということで、ほぼ発注して頂くことが決まり、社に戻って上司に報告したところ、「月額20万円しか出せない会社は、客じゃない。今すぐ断ってこい。」と言われたのです。

その時、私はわかりました。

名の知れた一般のPR会社は、月額80~100万円の料金を支払える大企業だけを相手に商売をし、中小ベンチャー企業なんて、最初から相手にしない、という現実...

私はこうも思いました。

資金が潤沢な大企業は、広報PRに頼らず、有料の広告をどんどん出せばいいではないか... 無料で宣伝できる広報PRは、お金のない中小ベンチャーにこそ必要なのに、そこにサービスを提供するPR会社がないのはおかしい...と。

そういう会社がないなら、自分で作ってしまえ!ということで、日本でも珍しい、スタートアップ・中小ベンチャー企業専門のPR会社『株式会社ベンチャー広報』を設立しました。

そして、全国の広報担当者様や経営者様にそのノウハウをお伝えするため『逆襲の広報PR術』を出版いたしました。

逆襲の広報
逆襲の広報PR術』野澤直人・著

この本には、PR業界の中では、非常識な手法・ノウハウもあるかもしれません。しかし、スタートアップ・中小ベンチャー企業を広報PRで成功させることができる良書に仕上がったと自負しています。

なぜなら、私が実践して結果を出してきたノウハウだからです。ぜひ参考にしていただければと思います。

また、

  • 「今のPR会社に満足していない」
  • 「PR会社に広報PR業務のコンサルティングをお願いすること検討中」
  • 「PR会社に広報PR業務を委託することを検討中」

などのお悩みや課題がございましたら、下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役 野澤直人

 

お問い合わせフォーム

お問合わせ項目必須
お問合わせ内容必須
企業・団体名必須
フリガナ
部署名
お名前必須
フリガナ必須
メールアドレス必須
電話番号必須
住所必須
文字を入力して下さい必須
captcha

 

 

  • [ベンチャー広報・メールマガジン]のご登録(無料)はこちら

スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報が、10年以上の歳月かけて培ってきた広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。

・「ゼロから広報PRを学びたい」
・「広報担当者不在の企業でこれから広報PR領域を強化していきたい」
・「PRコンサルタントとして独立(または転職)のためのスキルを身に付けたい」

とお考えの方は、[ベンチャー広報・メールマガジン]をご登録ください。
 

 

 

  • [広報初心者のためのオンラインサロン・ゼロイチ広報]のご登録はこちら

株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。