2019/04/10

【事例・TV向けPR】報道企画書は、TVを見ながら逆から作る。〇〇多めが勝ちパターン!

広報PRノウハウ

スタートアップのためのPR会社 ベンチャー広報の長崎です。

先日、お会いした広報さんからこんなお悩みをお聞きしました。

「結構紙媒体、WEB媒体からは取材されているのに、TVから取材が来ません。どうしたらいいでしょうか?」

ベンチャー・スタートアップは大手企業と違って、積極的にマスコミに出向き、記者やディレクターに直接情報をお届けすることを、ベンチャー広報ではオススメしています。

が、その際にどんな資料を用意すればいいかいいでしょうか。

プレスリリースよりも更に有効なのが「報道企画書」というものです。

3〜4枚程度で、自社の情報と、その関連情報をまとめた、特集枠のダイジェストになるような資料と想像してください。

さあ作ってみてください!といってもすぐには自社の情報を盛り込んだ企画書を書くことは難しいと思います。

が、とある方法で練習すると、「報道企画書」がスラスラと作れるようになるんです!
練習方法についてご紹介します。

 

夕方の情報番組の特集を見て作ってみる

各局情報番組は18時台に20分程度のメイン特集を日々放送しています。

「とある方法で練習」というのは、この特集コーナーを見て、企画書を書いてみるということです。

毎日、グルメもの、旅、人情もの、密着・事件系等々、様々な内容で放送されています。
報道企画書づくりの参考としてオススメしたいのは、グルメ系特集です。

バランスよく様々な情報が盛り込まれていることと、身近なテーマなので想像して書きやすいと思います。

(最近は特定の期間公式HPで動画視聴が可能な場合も、どこにいても取り組めます)

さて企画書づくりに話を戻します。

仮に、放送内容が「銀座の行列グルメ特集」だったとします。
では、この企画が採用された報道企画書はどういったものだと思いますか?

さっそく特集コーナーの放送内容を参考に、順に落とし込んで行きましょう。
 

  1. 1. 特集見出しは?
     
    今日の特集の見出し=企画書のタイトルです。

    見出しで、思わず見てみよう、とチャンネルをあわせるくらい、シンプルでわかりやすいものです。リリースや企画書は、ついつい凝って長くしてしまいがちですが、できる限りシンプルにわかりやすいという方向にもっていくといいでしょう。

  2.  

  3. 2. 特集の紹介
     
    実際の放送では、タイトルが出る前や出たあとに、結構な割合で、ナレーションベースで企画の趣旨の紹介をしています。

    例に上げた行列グルメなら、
    「春の銀座、人々は激辛を求めて長蛇の列が!〜新しいトレンドは〇〇!」など、特集内容をざっくり、ざっとポイントになる、つい見続けたくなるようなことをアピールしています。

    ここが企画書では、リード文章に当てはまります。何を伝えたいのかがわかるような内容に短くまとめましょう。

    また新しいトレンドは〇〇!というのは企画のキーメッセージです。もし実際に自社の情報をまとめるときにはどんな内容にできるか、しっかり考えてみて下さい。

  4.  

  5. 3. 各店舗の詳細、売りポイントなど
     
    グルメ系の場合だと、店の場所、店外の行列の様子をレポーターさんが伝え、食べた人の感想、店内の混み具合、料理を作っている様子、お目当てのグルメ、実食、お店の方へのインタビューなどが、1店舗2分〜3分程度でまとまっていることが多いでしょう。メインの場合、CMをまたいで7分前後になることも。

    ここで参考になるのは、店舗の基本情報もそうですが、各場面で流れた映像は企画書の要になります。美味しさもそうですが、結局はそれが映像にしたときにわかりやすく伝わるか、迫力があるか、新しさがあるかなど、まずは写真を入れ込み、ぱっとみてわかるような内容になっているといいと思います。

    このビジュアルの有無で、かなり採用の確度は変わってきます。企画書自体は3〜4枚程度に抑えたほうがいいですが、写真のボリュームは多めに取ることをおすすめします。

  6.  

  7. 4. 日付 この企画書はいつ作ったの?
     
    グルメなどの話題は鮮度が命。なので、企画書を採用するとなると、最短は先日、長くても1ヶ月前に決まることが多いといいます。

    また、春の行列〜などはざっくり「この週でやろう」、などゆるく枠だけ事前に決まっていることも多いと聞きます。

    仮にこちらが何か報道企画書を作成して提案するとなると、提供する日から1ヶ月先くらいの話題を持っていくといいと考えます。

    今参考に作っている企画書は、いつ誰が作ったのか?を想像、調べながら書いていくと面白いこともわかります。

    例えば、

    • 紙媒体で同じような内容の記事があった
    • インスタ・TwitterなどSNSで話題になっていた
    • 近い企画が他局であった  など

    こうして一つの正解をさかのぼっていくと、得られる情報はとても多いのです。

    とにかく何度も書いてみてください。次第に、自社の情報ならこうかな?などと置き換えて考えられるようになっていきます。

  8.  

  9. 5. 自社の企画書づくりの鉄則は団子3兄弟で
     
    この書き方に慣れてきたら、自社の情報を盛り込んだ企画書づくりです。
    ここでの気をつけるべき点は、一つの特集で3〜4つ、同じテーマの情報をまとめるということです。

    なので、自社の情報はどんな企画がいいのか、並べて紹介するのはどんな内容がいいかをよく考えて、調べ上げてまとめてください。

    仮に特集のメインにしたい、と思うなら、社長の思い、開発者の声や、商品の詳細なども必要です。もしそのような報道が紙媒体などで出ていれば、一緒にまとめるもしくは添付すると良いでしょう。

  10. そして、やってみたけどやっぱり難しいとお困りの皆様、4月22日のセミナーでは、実際に企画が通った資料を用意して、どんな企画書を作ればいいか、放送作家さんに教えていただく時間を設けています。

 

 


 
 
 
以下、広報PRセミナーのご案内です。

マスコミを知らずに広報するな
「媒体研究・報道分析」を学ぶ広報PR講座


 
 
こんにちは。ベンチャー広報の野澤です。

私がマスコミ関係者の方と話していると、「大企業の広報担当者に比べて、スタートアップやベンチャー企業の広報担当者はレベルが低いね」という指摘を受けることがあります。
 
 
スタートアップやベンチャー企業では社内に広報PRに詳しい人材がいないため、先輩・上司からの指導や教育もなく、素人同然の広報担当者が孤軍奮闘・・・スタートアップ広報あるあるですね。とはいえ、スタートアップの広報さんは勉強熱心な方も多いですし、書籍やセミナーを通じて広報PRのノウハウについて意欲的に習得されています。しかし、なかなか大企業の広報担当者とのレベルの差はうまりません。なぜでしょうか。

それは、スタートアップ・ベンチャー企業の広報担当者には、広報活動を行う上で絶対不可欠な「ある要素」が決定的に足りないからです。その要素とは「媒体研究・報道分析」のこと。
 
 
例えば、広報担当者と私の間でこんな会話が交わされます。

広報さん「朝日新聞から取材されたいんですよ。どうしたらいいですか」
野澤  「じゃあ当然、朝日新聞は定期購読して毎日熟読してますよね?」
広報さん「いや、実はあまりちゃんと読んだことなくて・・・」
 
 
こんな広報担当者の会社を取材したいと思う朝日新聞の記者がいるでしょうか?
このように相手の媒体をろくに調べもせず、一方的に電話やメールでコンタクトする広報担当者やPR会社のなんと多いこと!
 
 
そのような行為は、広報担当者にとってもマスコミにとっても「百害あって一利なし」です。

マスコミと適切なコミュニケーションをとるには、相手はどんな媒体なのか、編集部はどんな組織なのか、キーマンは誰なのかを情報収集した上で、過去に報道された記事や放送された内容を分析し、的確なコンタクト相手と関心事を把握する必要があります。
 
 
大企業では、新卒の社員が広報部に配属されると、徹底的に媒体研究のやり方をたたき込まれます。主要の新聞や雑誌を読み、記事をファイリング。自社の記事はもちろん、業界の動きや競合他社の記事も抜き出します。毎日2時間以上を媒体研究に費やす企業も珍しくありません。大企業の広報は媒体研究・報道分析を徹底的にやっています。
 
 
一方、スタートアップやベンチャー企業でこうした地道な作業に時間を割いている広報担当者は少数派でしょう。ここが、大企業とスタートアップ・ベンチャー企業の広報レベルの違いを生んでいる一因であることは間違いありません。
「マスコミを知らずに広報するなかれ」媒体研究と報道分析こそが、本質的な広報力の源泉なのです。
 
 
とはいえ、そもそも媒体研究・報道分析をやったこともないしやり方もわからない、という方も多いと思います。

そこで今回「媒体研究・報道分析」について、フレームワークを中心に具体的な進め方や必要なツールまで体系的に学べる講座を企画しました。ぜひこの機会にご参加ください。
 
 

広報PRセミナー 2019年6月25日(火) 14:00~

<セミナー概要>
日時: 2019年6月25日(火) 14:00~15:30(受付開始 13:30)
会場: 東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
   (東京メトロ永田町駅4番出口より徒歩3分)
定員: 先着30名
費用: 8,000円(税込) ※ただし、↓↓↓

※セミナー当日「逆襲の広報PR術」(野澤直人・著)をお持ちいただくと(Kindle版含む)、
 参加費は5,000円となります。

※セミナー会場での書籍の販売はございませんので、事前にご購入をお願いいたします。
※参加費は、当日受付にて現金でお支払いいただきます。
※領収書の宛名は、お申し込み時にご記入いただいた名義とさせていただきます。
 
 


 
<講師>
野澤直人
株式会社ベンチャー広報 代表取締役 野澤直人

20代でビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上の取材を経験。その後、当時無名だった某ベンチャー企業で広報部門をゼロから立ち上げ、同社在籍中の8年間で朝日新聞、週刊ダイヤモンド、ワールドビジネスサテライトをはじめ毎年100~140件のマスコミ露出を通じて同社のブランディングに貢献。その実績とノウハウをもとに、業界でも珍しい、中小ベンチャー企業専門のPR会社を設立。プレスリリースに頼らない画期的な手法で、多くの企業の広報活動を支援している。
 

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